東京 森のテラスのキッチンにガスオーブンが入りました。
通常のオーブン機能に加えて発酵も可能で、パンを焼く方には便利そうです。
利用をご希望の方は、30分250円(ガス代、維持費として)でお貸しいたします。
詳細はスタッフまでお問い合わせください。
東京 森のテラスのキッチンにガスオーブンが入りました。
通常のオーブン機能に加えて発酵も可能で、パンを焼く方には便利そうです。
利用をご希望の方は、30分250円(ガス代、維持費として)でお貸しいたします。
詳細はスタッフまでお問い合わせください。
イベント2日目は森のテラスへ!
田んぼも畑もデッキも全て雪の下です。
まるい足跡はカモシカでしょうか。一昨年はウサギの足跡がたくさんありましたが、去年からウサギが少なくなってしまったようです。テンや狐が増えるとウサギが少なくなってしまうようです。
そり滑りを思う存分楽しめます!結構な急斜面で、そりが宙を飛んでいました。
スノーモービルを発見!作業員さんのものです。雪の上では大活躍ですね。
山に入るとチェーンソーの音が響いています。
実は去年も切り出していた丸太を、今年も切り出しているのです。
去年のブログ→「秋田より丸太ばなし」
倒した杉の枝を落とし・・・
設計士さんから注文された直径と長さで切っていきます。
根元は大きな切り株が!スコップが小さく見えてしまいます。
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さて、おやつに持って来たのはかき氷のシロップ!
天然かき氷です。たくさん働いて(遊んで。。)体はぽかぽか。ひんやり甘い天然のかき氷は絶品!!
他にもいちごミルクやジュースをかけて食べました。嬉しいことにチョコにいちごミルクをとっぴんぐしたかき氷を作ってくれました!これがまた美味しい!
一休みしたら仕事再会です。丸太を集めているところまでスノーモービルで移動します。
ところが。。楽しむことには目がないオーナーはスノーモービルに乗らせてもらうことに。
子ども達も楽しそうな雰囲気に「社長乗せて~!」と離れません。
子どもを従えスノーモービルを走らすオーナー。きちんと安全運転なところはさすがです。
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さて、山仕事に戻りますと。。
今度は切った木を運び出す作業です。
動かしたい丸太にしっかりとワイヤーを食い込ませます。
馬にまたがったかの様にトラクターに乗って作業員さんが登場です。
滑車を幹に縛り付け、先ほどのワイヤーを通しトラクターにつけます。
そしてトラクターを前進させ、じわじわと丸太を動かして行きます。
枝や他の丸太に埋もれていた丸太は見事つり上がりました。
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トラクターが戻って来たと思いきや、雪の壁にズドン!衝突です!
今度は丸太ではなく、トラクターを引っ張ることになりました。
トラクターの馬力には脱帽です。
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さて、雪に埋もれていますがこれは大きなそりの足です。何に使うかとゆうと。。
引っ張りだした丸太を何本かこのそりに乗せます。
そして雪の平野をカーブは慎重に、無駄のない運転で運んで行きます。
一日2本のペースで100本以上の木を切り出します。
慌てず丁寧な仕事は美しいですね。
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さて、夜はお祭りです!!温泉つきの駅、内陸線阿仁前田駅でお酒やおつまみを買って電車に乗り込みます。
いつもはしないことをするのはとてもわくわくします。1時間半の鉄道の旅、明るいうちに乗ったのに着くともう真っ暗です。
上桧木内の紙風船あげはとても歴史の古いものです。100年以上の伝統と言われています。
とても丈夫な業務用和紙を張り合わせてつくられていて、大人の背丈よりはるかに大きい巨大な紙風船です。
会場は学校の校庭のような場所でひらけていて、町内会のお母さんやお父さんが出している屋台が会場内をぐるっと囲う様に出ています。
私たちが着くと18時の一斉打ち上げで花火と共に紙風船が同時に上がりました。
実は去年も下見に来たのですが、去年よりもたくさんの人!遠方から来ているお客さんが多いようで、東京から来ましたとお話している方もいました。大型の観光バスも何台も停まっていました。
これは紙風船にガスで暖かい空気をいれているところです。原理は熱気球と同じです。
商売繁盛! 他にも美人画などが描かれている物がたくさんありました。
人が多すぎてなかなかありつけなかったご飯ですが、あったか豚汁をいただきました。
一斗缶が暖かいストーブに。これは便利!
白の地面から紺の夜空へ赤く光りながら舞って行く紙風船。とても幻想的です。
最後の一斉打ち上げまでの時間、ストーブを囲んで一杯を楽しみます。
周りも気持ちよく酔っぱらっている方が多く、おつまみを持って「食べて、食べて」とくれる人も。
テントの屋根の下、みんなが家族になったかのように暖かい時間でした。
最後の一斉打ち上げです!大きな花火の中を上って行く紙風船。
なんだかお盆の灯籠流しを連想させます。
さて、内陸線が遅れていたので火の暖をとって待ちます。
雪を使って灯りが並んでいます。
雪国ならではのお祭り。
長く白い静かな冬。冬のお祭りが多いのは、そんな冬を楽しく暮らす工夫なのかもしれません。
今は白の世界に埋まっている秋田 森のテラスでお腹から暖まるべく、鱈鍋の会をしてきました。
2月9日はお客さまが秋田へいらっしゃる日。けれどその前日、秋田は家から出られないほどの大雪!
大雪は秋田だけではなかったようで、夜行バスは1時間以上も送れて到着。夜行バスに慣れているお客さまも今回はお疲れの様子でした。
小学生の娘さん二人を連れて参加してくれるご家族は飛行機で北秋田へ。オーナーも同じ便で秋田入りして飛行場で合流です。
さっそく森のテラスへ行きたいところですが、夜の鱈鍋の材料を仕入れに秋田市の秋田市民市場へ車で向かいます。
この日は天気も良く連休気分にわくわくしながら市場へ。
車の中では娘さんたちの「あと何分で着くの?」の質問攻めに。1時間半を過ぎた頃にやっと市場に到着しました。
内陸の北秋田から海岸の秋田市。やはりすぐそこという訳にはいかないですね。
秋田市民市場は50年以上もの歴史をもつ歴史のある市場です。
今回参加したお客さまの中には秋田市出身の方がいらっしゃったのですが、小さい頃よく買い物に来ていたとおっしゃっていました。
まさに、市民の台所。とても懐かしい風景にランプも可愛く並んでいました。
さて、着くとちょうどお昼時で、お腹もすいています。市場の中にも海の幸をいただけるお店がいくつかあり、一行は回るお寿司のお店へ。
みんなでたくさんいただきました。
お腹もいっぱいになって元気になったところで、目的である鱈を探しに!
数日前のテレビでは鱈がたくさんとれていると出ていたので、立派な鱈がたくさん並んでいる中からどう選ぼうかしらと考えながら市場へ。
こちらはサメです。オーナーのお母さまは、茹でたり味噌漬けにしたりしてよく食卓に出してくれますが、なかなか東京では買わないお魚です。
よく見ると顔の形といい、サメの鋭い鼻が!驚いてしまいますが、他の魚とは違った食感がくせになります。
他にも活きてお店に並べられている海の生き物たち。食材というよりなんだか水族館にいる様な気分になります。
こちらは「ギバサ」。湯通しして刻んでかき混ぜると、納豆よりも粘りがでる不思議な海藻です。お醤油をかけてご飯の上にかけて食べたり、ポン酢で酢の物としていただきます。女性に人気で、森のテラスの朝食でも時々出しています。
さて、主役と鱈はと言いますと。。
こちらの男の札をつけた一匹に決めました。決めたといいますか、今日は市場で鱈はこの1匹だけ!
というのも、あれだけの大雪。荒れていたのは陸路だけではなかったのです。海はしけて船は海に出られず市場に並んでるお魚も少なく、まして鱈はこの1匹を除いてまったく並んでなかったのです。
不幸中の幸いにして、大物とは言えないにしても白子をたっぷりもったずっしりとした雄鱈を買うことができました。
考えてみると、普段お魚を買いに行くのはスーパーマーケットです。日本でどこの海が荒れていようが、行けばたくさんのお魚が魚介コーナーにずらりとあふれんばかりです。お店にお魚が寂しく並んでいるこの日の風景に、自分の中で少し違和感を感じてしまったことに驚きました。自然な風景なのに不自然に感じてしまうなんて、と。
それでも今日の食卓を楽しくさせてくれそうな食材をみつけました。
ピントがぼけてしまいましたが、元気にどじょうが泳いでいます。
大きな殻に包まれたホタテ貝。
オーナーのお母さまの好きなイカをお土産に。
大人でも思い荷物を運んでくれました。力持ち!!
さて、今度は番人小屋へ戻ります。またも「あと何分で着くの?」コールの中、1時間半ちょっとかけて番人小屋へ到着しました。
二人とも雪で遊ぶのが大好きなようで、着くや否やスキーウェアに着替えて番人小屋の前でそり遊びに夢中!
日も暮れてきましたが
まだまだ雪遊びに夢中です。
大人組はまずは一杯です。
それにしてもまるまる1匹の鱈は迫力があります。歌舞伎役者のような目と口です。
あまり大きくはないけれど60センチくらいはあります。白子もたくさんはいって美味しそう!
今回鱈をさばいてくれたのはお料理好きのお客さまです。鱈は滑りがあるのでちょっと悪戦苦闘しながらも美味しそうな鱈鍋に。
秋田では魚醤を「しょっつる」と呼びますが、そのしょっつるを加えるとまたうまみが増します。
お豆腐は作業員さんが手づくりしてくれたふわふわのお豆腐。
そうです。今回は冬の間お休み中の作秋田の作業員さんたちも参加して新年会も兼ねて夜の宴です。
見た目からも美味しそうなサラダを手みやげに持って来てくれました。
白子に辛み大根の汁。作業員さんたちは手際よく準備してくれます。
東京からのお客さまも作業員さんたちとの再会で嬉しく会話もはずみます。
薪ストーブか美味しいお酒かお料理か、からだも心もぽかぽかの夜でした。
--雪の森のテラスへ続く--