森のテラス・番人日記

オープンガーデン

秋田 森のテラス 大収穫!!!!!!!!

2015年08月18日 16時29分35秒 | 森のテラス/秋田

お盆も終わり、みなさん遊び疲れもあるかと思いますが。。東京 森のテラスではそんな疲れた体には嬉しいお土産がどっさり届いています。

お盆で秋田へ帰っていたオーナーがたっっくさんの夏野菜を収穫して車で持って帰って来たのです。

白黄色の粒が混ざった甘ーいとうもろこし!早速茹でていただきました。

巨大な茄子です。なすは次々となるので、どんどん大きくなってしまします。これを半分に切って、包丁で筋を入れて焼けば簡単に皮がむける焼きナスに。

ミニトマトも大きいトマトも味が濃く、何をしても美味しそう。。

人参も泥付きで新鮮。

スイカは毎年、お盆が少し早いくらいなのですが、お天気のせいかちょうど食べごろに。甘くてみずみずしいスイカ。大きいのは最初に実をつけて甘みがあるスイカらしいです。

キュウリは鬼がらしという和がらしに漬けて食べるととても美味しいです。砂糖をいれたり、塩を効かせたりお好みで。。

贅沢にも、1番大きなスイカをみんなでいただきました!!!甘い!隣に小さく写っているのはメロンです。

実は、草取り対策で蔓性の地面をはうメロンを初めて植えたのが、甘い!

甘くなきゃ漬けものにするかぁと話して植えたけれど、これは大成功です。来年も植えたいですね。

暑いときはこれが一番ですね。ぱくぱく食べて、お腹はぽんぽん。大満足。

あまりにも大量だったので、親戚やいつもお世話になっている仙川のご近所さんにみんなで配りに回りました。

まだまだ、茄子やとうもろこしがたくさんあります。

写真はありませんが、巨大な冬瓜もあります。

美味しい食べ方を教えてくれる方!!袋を持って、東京 森のテラスまで遊びに来て下さい!!!


2015 ほたるの観賞会 たくさんのご来園ありがとうございました。

2015年07月24日 15時59分36秒 | 森のテラス/秋田

2015年7月4日に始まり、12日までの約1週間、秋田 森のテラスでほたる観賞会を開催しました。
秋田県内からも遠くは関西からもお越し頂き、本当にありがとうございました。
毎年来てくれている方もいたり、県内といっても2時間かけていらしてくれたりと、本当に嬉しく思います。


4日は森のテラスにせっかく来ていただいたくからには、とお客さまが楽しめるような催しも行いました。
16時開園前からぽつぽつとお客さまが集り出し、子どもたちは沼や草むらで虫取りに夢中に。
一番の名人 オーナーは仕掛けからたくさんのドジョウを穫ってきました。
走り回ってお腹がすいたら、「蔵」の中でよるごはん。みんなで作った手づくりごはんです。
オーナーから森のテラスの環境についてのお話と、NPO法人 冒険の鍵 クーン代表の村田さんから楽しい森話を聞きました。
日の光がだんだん変わって行く様をゆっくり感じながら、だんだん日が暮れてくると蛍が1匹、2匹と飛びはじめます。
そして、とっぷり暗くなると蛍の時間です。
今年は8時半頃にやっと暗くなり、蛍がたくさん出てくるまでに時間がかかったように感じました。
始めは数匹、暗闇に目が慣れてくるのと同時に蛍が増えてくるので、気がつくとたくさんの蛍が林の暗がりに舞い、星空に飛んで行くかのようでした。
そして、今日は特別!夜更かしの日!とオーナー自ら公言して行ったのが、「森のテラス×Kino Iglue 森のえいがかん」の野外映画館。
手づくりの映画スクリーンに映し出されたのは、かわいい短編アニメーション達。大人には懐かしく、子どもにはわくわくを。
子ども達の笑い声(子どもに戻った大人も混じって)中、森のテラスが映画館に変身しました。
本当に盛りだくさんな一日でした。

主役のほたるですが、今年は雨が少なく沼が数カ所干上がってしまいました。
梅雨にはいっても暖かい日が続いたり、急に寒くなったりと変な天候でしたが、水のある所には昨年よりもたくさんの蛍が飛んでいました。
90歳を過ぎるオーナーのお父様に聞いてみると、蛍が飛ぶのにあまり湿度は関係ないようで、暖かい夜にはたくさん飛ぶようです。
そして、水があって林などで暗いところにたくさん飛んでいたように思いました。


5日からの観賞会も、たくさんの方にきていただきました。
4日の賑わいとはまた違った、ゆっくりとした雰囲気の中での観賞会でした。
中には海外に普段住まわれていて、夏休みを利用してご実家に戻ってきたのを機会にいらしてくださったりと色々なお客さまとお話ができたのも楽しかったです。

5日の夜はとても寒く、ほたるはあまり飛ばなかったのですが、それに代わる星、星、星!
5年程、毎年撮影をしているカメラマンも、こんな星空は初めて!というほどの星空。
何に例えたらよいのやら。小麦粉をうっかりこぼしてしまったような、、感じでした。
うーむ、語彙力に欠けますね。。

最終日まで暖かい夜にはたくさんの蛍が観ることができ、特に沼地を囲んで蛍が飛んでいるのは感動的でした。あっちがわでペカペカと光ればこっちがわでペカペカ。時にはみんな一斉に。確かに、光で会話しているのかも。。と思えてきます。

企画から当日まで関わってくれたhesoのメンバー達、ありがとうございました。
そして、忙しい中上映に駆けつけてくれたKino Igueのお二人と機材をお借りした吉田さん。
毎年素敵な写真を撮ってくれる若林夫妻。大切なお仕事を快くやっていただいた秋田大学のみなさん。本当にみなさんありがとうございました。


「2015 ほたるの観賞会 photo gallery」はこちらからごらんください。


秋田 森のテラスより ほたるの観賞会をしてきました!

2014年08月30日 14時07分42秒 | 森のテラス/秋田

すっかりご報告が遅れてしまいましたが、7月6日の七夕前日に秋田 森のテラスでほたるの観賞会を行いました。秋田はずっと晴天で、雨の気配がありません。ほたるが好きなむんとした湿気がないほど。。

 

蚊帳ではないけれど、夜に蛍を放して遊びたいと三角テントをデッキに貼りました。いつもの森のテラスとは違う雰囲気です。

 

ほたるの観賞会は毎年、オーナーからお客さまにお話をしています。そして森吉山でガイドをしている「冒険の鍵クーン」代表の村田君子さんとの対談も去年に引き続き行われました。森吉の自然をとてもわかりやすくお話ししてくれる村田さんは、一緒に山を歩いていると色んな植物の名前を教えてくれたり植物の昔の使われ方を教えてくれたりととても素敵な方です。会場はお客さんがあふれるほどに。

 

「くら」の中はあふれたお客さまがゆったりと過ごしています。自然と増えた菖蒲の花。山に入れば山紫陽花や木いちごが。みなさん、思い思いの場所をみつけて過ごしていました。

 

森のテラスのお母さん達も、お客さまをおもてなししようと腕をふるいます。

 

お花もきれいにお迎えの準備。

 

だんだんと日が落ちてきました。それに合わせてお客さまもぞくぞくと増えてきました。

 

日没から舞い始めるほたる。年々によって、出てくる場所も変わってきます。

 

「くら」の下にも静かに舞います。

 

ここは去年からたくさん飛ぶようになった、山のふもとの流れ。

 

お尻の二節が光っていますね。

 

今年は例年よりも数が少ないようでしたが、それでも暗闇を流れるように光るほたるをみつけると嬉しくなるものです。

 

今年は本当にたくさんのお客さまに来ていただきました。作業員さんや秋田市からお手伝いに来ていただいたりとたくさんの方の協力のもとこの会を行う事ができました。

お客さまには森のテラスを通じて里と山との環境や暮らしを感じてもらえるように、力を合わせて頑張っていきたいと思います。

photo by Wakabayashi Hayato

http://www.wakabayashihayato.com/


秋田より 雪だより . 。*~森のテラス編~

2014年02月11日 14時04分55秒 | 森のテラス/秋田

鱈鍋編に引き続き、雪の森のテラスをお伝えします!

一昨年、昨年と豪雪年が続きましたが今年は雪が少ない年となりました。
それでも駐車場は1メートル位の雪が積もっていて、それを2・3台停まれるくらいに作業員さんが除雪してくれていました。
駐車場からはてくてく「蔵」を目指して歩きます。

田んぼは白い海原といったところでしょうか。
雪の下では秋にまいた堆肥が、春に向けて小さな生物にこなされているはず。。

 若い杉の木も頑張って寒さに耐えています。

たくさんの雪を受け止めてふんばっている枝
厳しい環境では植物も人間もとても強いと感じます。

つい先日でたお話なのですが、「雪国の人間はまじめな人が多い」という話です。
毎日どんなに寒くてもやらなければ生きていけない環境が、「後で良いや・・」「明日でいいや・・」なんて面倒くさがることなく丁寧に真面目に働く人間性にさせているような気がします。少しでも雑にすれば後で苦労することになる。秋田の作業員さんと働いているとそれをとても感じます。
雪国だけではないと思うのですが、必死に生きてきた時代の人間はとても強いなと思います。
私なんかが「ストレスが貯まって・・」なんて、お恥ずかしい言葉だと思ってしまいます。
毎日、丁寧に一生懸命に自分に厳しくそして素直な気持ちで生きていかなければと気づかされます。

 

さて、いよいよ山の様子を見に行きます!
冬の山は普段歩けないところも歩けてしまいます。普段より1メートル上を歩いていると思うと不思議とわくわくしてきます。
道は一本道。みんな一列になって歩きます。

実はオーナーは、森のテラスの生き物や植物から里山の環境をみつめ直そうと昨年から定期的に撮影をお願いしていました。
その頂点であるケモノの姿を撮るべく山にカメラをしかけてくれました。夜、何か動く物があればフラッシュとシャッターがきられます。しかし、この時はカメラの周りに足跡はなくシャッターもきられていませんでした。どこが通り道になってるのか、カメラマンの知恵と勘が頼りです。

足跡のある場所は不思議と山の下の方に固まっていました。登っているときれいに足跡がなくなりました。生えている樹木の種類が関係しているのでしょうか。

この足跡はきれいに爪の跡があります。

丸く深い足跡。

天敵を混乱させるために、あちいに行ったりこっちに行ったりするようです。

隣の雑木林は落葉樹がほとんどです。視界も良いので通らせていただきました。

幹には風上の方に雪が張り付いています。じっと吹雪に耐えてるのですね。

急な坂道を登っていきます。雪の重さで枝のアーチができています。子どもは背中が暖かくて一番。

山を歩くのにはかんじきは必須!長靴だとずぼっと膝まで埋まってしまいます。

キノコが生えるみたいにくっついて、ユキノコなんて呼んでみたり。

山のてっぺんを歩いていると、隣山から足跡が。これはうさぎの足跡です。
最近めっきりいなくなってしまったうさぎなのですがひっそり暮らしているようですね。秋田のおばあちゃんはうさぎ鍋が好きだそうで、一回食べてみたいのですが素人には捕まりません。

静かな冬の季節ですが、動物も植物もちゃくちゃくと春へ向けて動き始めています。この季節があるからこそ春の景色が美しいのですね。

来年度も秋田 森のテラスは進化してみなさまをお待ちしています!
是非お立ち寄りください。


秋田より 雪だより . 。*~鱈鍋編~

2014年02月11日 12時12分17秒 | 森のテラス/秋田

2月8日の東京 大雪の日から秋田へ行ってきました。朝まだ暗いうちに雪が舞う東京を出発です。いつもは車で行くのですが、今回は前日にお味噌ワークショップの開催もあり、贅沢にも新幹線で秋田に行って参りました!

東京から外はずっと雪景色。新幹線の中は暑いくらいの暖房。なんだかちぐはくな感覚の旅路です。

秋田 森のテラスがあるのは北秋田市。名前の通り青森県も近い北の内陸にあります。まずは日本海側の秋田市にある市民市場で鱈や野菜を買ってからレンタカーで北秋田市へ向かいます。

注文していた鱈をとりにいくと、ここ数日 海が荒れており電話をしていた魚屋さんに鱈がないという事態に・・・
たくさんの魚屋さんがはいっているこの市場をまわって鱈を探すことになりました。 昼も過ぎて少し品も少なくなっている店頭には切り身の鱈はあるのですが、私たちが欲しいのは一本鱈。1つ目の通りにはなく、2つ目の通りに入ったところに一本鱈がいました!雄鱈で白子は出されていたのですが、「おまけでつけるよ!」と威勢の良い店主が親切にもつけてくれました。

写真は秋田でよく見る海藻「ぎばさ」。これを茹でると奇麗な緑になり、包丁で細かくたたくと納豆のように粘りがでるのです。お醤油をかけてそのままでも、あったかいご飯にのせても、お味噌汁にいれても美味しい一品です。これもお買い上げです。

一安心して市場で昼食をとり、残りの野菜を買って車で北秋田市へ向かいます。秋田市から北秋田市は雪道だと2時間弱位はかかります。

峠を越えるごとに雪は深くなります。屋根に90センチ近くの雪をかぶった番人小屋に着いたのは夕方過ぎ。凍りついた車庫のシャッターと格闘しながら、秋田に来たな。。と実感。すぐに晩ご飯の準備です。

季節ものの鱈は鍋にしていただきます。薪ストーブに鍋をかけ、お湯がぐらぐら煮立ったら鱈のあらを入れてだしをとります。さばきが粗い感じが北の料理らしいです。

次は身を入れ、煮立ったら野菜を入れていきます。野菜は白菜とネギのみで、他に豆腐をいれるだけです。 秋田 森のテラスの作業員さんも集まり、お母さん達が手際よく料理していきます。手づくりの豆腐も持ってきてくれました。鱈の子も醤油で煮て良い香りがしてきました。 鱈鍋は色々味付けがあります。味噌や醤油、しょっつるなど、どれもこの地方には珍しくシンプルであっさりとした味付けです。


白子はさっと茹でてすった辛味大根でいただきます。

今回は魚屋さんのおまけで刺身で食べれる白子も。生で食べるのは初めてです。

他にもフキを醤油と南蛮で煮た料理も並びました。

スタッフも含めて18名も集まり、久々の再会や新しい出会いでお酒も進み、大きな鍋にたくさん作った鍋もおかずもあっというまになくなりました。みんなで作って、みんなで食べて、最後もみんなで片付けます。

秋田にくればいつでも美味しい料理とお酒に出会えるのも素敵なところです。

薪ストーブが赤く燃えそうなくらいボンボンと燃して、お布団にもぐりこみます。寒さがやってくる前に寝てしまわないと、一度冷えたら寒さで寝られません。

明日は雪の森のテラスです。外では静かに雪が降っています。

森のテラス編へつづく。。。


あきたより 新米とどきました

2013年11月17日 15時41分05秒 | 森のテラス/秋田

秋田 森のテラスより新米が届きました。もちもちの「あきたこまち」です。

東京 森のテラスで販売しております。メール、電話での連絡も承っております。

郵送もできますのでどうぞご連絡ください。

お米は白米・玄米の他に、3分づき・5分づき・7分づきもできます。

 

パッケージもかわいらしく、お客さまにご好評です。

押してあるカモシカは「八朔ゴムはん」さんに作っていただいたハンコです。

 

是非、ご注文ください!


秋田 森のテラス から巡る観光名所

2013年09月18日 13時34分36秒 | 森のテラス/秋田

秋田 森のテラスは北秋田市にあるオープンガーデンです。

青森や秋田県内の有名観光地へ足が伸ばせる場所でもあります。

森のテラスに泊まりながら、内陸線やレンタカーで色々と巡ってみましょう。

 

● ● ● 森のテラスから観光エリアへのご案内 ● ● ●

・天然ブナ林に出会える原始の森 世界自然遺産 白神山地

・日本海を眺めながら五能線の旅 沿線には黄金崎不老ふ死温泉などの有名温泉につかりつつ。。
新青森では青森県立美術館でアートに触れて

十和田湖で遊覧船に乗り奥入瀬渓谷を散策 十和田市現代美術館も楽しめます

・日本一深い湖田沢湖へ 乳頭温泉玉川温泉などの温泉につかるのも良し、
八津・鎌足でかたくりの花を刺巻で水芭蕉をみて角館の武家屋敷を巡るのも良し

五城目では大きな朝市がひらかれ、秋田の地の物が売っています。
五城目を過ぎると日本海へ男鹿半島。なまはげが出迎えます。

日本海を県南へ。美しい鳥海山が鎮座しています。

・奥羽山脈の八幡平を歩き、玉川温泉に汗を流し、
大湯環状列石(ストーンサークル)に古代の歴史に触れるのも良し。

森吉山は高山植物の宝庫。美しい大小の滝を巡り、ここでしかないブナ林を巡ります。

・秋田市の夏と言えば竿燈祭り

・少し足を伸ばして青森のねぶたも見てみたいものです。

● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●

ここに行きたいけれど、どうしたら良いの?と思ったら森のテラスまでご連絡くださいませ。

素敵な旅のお手伝いをさせてもらいます。


秋田 森のテラス 畑作りは土作りから

2013年05月25日 13時43分19秒 | 森のテラス/秋田

ゴールデンウィーク前からつい先日まで秋田へ行ってきました。

冬、雪が多かったのもありますが例年よりも春がすこし遅れています。
いつもなら5月に入れば田んぼは田植えの準備で賑やかなのですが、今年は5月初旬まで雨が降り続き、畑の土も乾かずなかなか春の畑仕事ができませんでした。

土が湿っていれば、土は堅く耕すことはできません。
春の乾燥した風が土を乾かしてくれるのを待ちます。

森のテラスの敷地内は元は田んぼだったところが大部分でした。
田んぼとしては良いですが、畑にするには水はけが悪すぎます。

土の善し悪しで育つお花や作物にも影響がでます。
そんな土作りのひとくふうを紹介します。

去年の秋に脱穀した時のこった稲藁を、重ねて山にして腐らせます。
冬には分厚い雪が積もりその中でじっくりと腐っていきます。
腐った稲藁はこちら。一輪車で畑まで運びます。

畑にはうねが作ってあり、うねとうねの間に稲藁を置きます。隣の山には山桜が奇麗に咲いています。
いつもならゴールデンウィーク中に散ってしまう桜も、まだ咲いています。

そしてうねを半分崩して藁に土をかぶせます。

くわで黙々と。長いうね、結構これは疲れます。

稲藁はストローのような構造になっています。これが水を通すので、水はけが改善されるのです。
他にも籾殻(モミガラ)を炭にした「くんたん」やそのままの籾殻も土壌改善になります。
毎年土作りを地道に続けて良い土を作っていきます。

先日、ここに地元の前田小学校の1年生と2年生がジャガイモを植えて行きました。
あっとゆう間に植え終えて、虫あみを持って遊びに夢中でした。
収穫の季節が楽しみです。



土作りは毎年続けて行くことで改善されて行きます。
畑もお庭も人の技術と愛情で育って行きます。
その畑やお庭をみるとどんな人か少しわかったりします。
こんな細かいところまで丁寧に世話しているものかと思うことも。
そんな想いまで伝わるようなものを作りたいと思っています。

秋田 森のテラス『鱈けぇ』--雪中 森のテラス と 上桧木内紙風船上げ--

2013年03月17日 14時22分50秒 | 森のテラス/秋田

イベント2日目は森のテラスへ!

田んぼも畑もデッキも全て雪の下です。

まるい足跡はカモシカでしょうか。一昨年はウサギの足跡がたくさんありましたが、去年からウサギが少なくなってしまったようです。テンや狐が増えるとウサギが少なくなってしまうようです。

そり滑りを思う存分楽しめます!結構な急斜面で、そりが宙を飛んでいました。

スノーモービルを発見!作業員さんのものです。雪の上では大活躍ですね。

山に入るとチェーンソーの音が響いています。

実は去年も切り出していた丸太を、今年も切り出しているのです。 

去年のブログ→「秋田より丸太ばなし」

倒した杉の枝を落とし・・・

設計士さんから注文された直径と長さで切っていきます。

根元は大きな切り株が!スコップが小さく見えてしまいます。

さて、おやつに持って来たのはかき氷のシロップ!

天然かき氷です。たくさん働いて(遊んで。。)体はぽかぽか。ひんやり甘い天然のかき氷は絶品!!

他にもいちごミルクやジュースをかけて食べました。嬉しいことにチョコにいちごミルクをとっぴんぐしたかき氷を作ってくれました!これがまた美味しい!

 

一休みしたら仕事再会です。丸太を集めているところまでスノーモービルで移動します。

ところが。。楽しむことには目がないオーナーはスノーモービルに乗らせてもらうことに。

子ども達も楽しそうな雰囲気に「社長乗せて~!」と離れません。

子どもを従えスノーモービルを走らすオーナー。きちんと安全運転なところはさすがです。

 

◆ 

さて、山仕事に戻りますと。。

今度は切った木を運び出す作業です。

動かしたい丸太にしっかりとワイヤーを食い込ませます。

馬にまたがったかの様にトラクターに乗って作業員さんが登場です。

滑車を幹に縛り付け、先ほどのワイヤーを通しトラクターにつけます。

そしてトラクターを前進させ、じわじわと丸太を動かして行きます。

枝や他の丸太に埋もれていた丸太は見事つり上がりました。

 トラクターが戻って来たと思いきや、雪の壁にズドン!衝突です!

今度は丸太ではなく、トラクターを引っ張ることになりました。

トラクターの馬力には脱帽です。

 さて、雪に埋もれていますがこれは大きなそりの足です。何に使うかとゆうと。。

引っ張りだした丸太を何本かこのそりに乗せます。

そして雪の平野をカーブは慎重に、無駄のない運転で運んで行きます。

一日2本のペースで100本以上の木を切り出します。

慌てず丁寧な仕事は美しいですね。

 さて、夜はお祭りです!!温泉つきの駅、内陸線阿仁前田駅でお酒やおつまみを買って電車に乗り込みます。

いつもはしないことをするのはとてもわくわくします。1時間半の鉄道の旅、明るいうちに乗ったのに着くともう真っ暗です。

 

上桧木内の紙風船あげはとても歴史の古いものです。100年以上の伝統と言われています。

とても丈夫な業務用和紙を張り合わせてつくられていて、大人の背丈よりはるかに大きい巨大な紙風船です。

会場は学校の校庭のような場所でひらけていて、町内会のお母さんやお父さんが出している屋台が会場内をぐるっと囲う様に出ています。

 私たちが着くと18時の一斉打ち上げで花火と共に紙風船が同時に上がりました。

実は去年も下見に来たのですが、去年よりもたくさんの人!遠方から来ているお客さんが多いようで、東京から来ましたとお話している方もいました。大型の観光バスも何台も停まっていました。

これは紙風船にガスで暖かい空気をいれているところです。原理は熱気球と同じです。

商売繁盛! 他にも美人画などが描かれている物がたくさんありました。

人が多すぎてなかなかありつけなかったご飯ですが、あったか豚汁をいただきました。

一斗缶が暖かいストーブに。これは便利!

白の地面から紺の夜空へ赤く光りながら舞って行く紙風船。とても幻想的です。

最後の一斉打ち上げまでの時間、ストーブを囲んで一杯を楽しみます。

周りも気持ちよく酔っぱらっている方が多く、おつまみを持って「食べて、食べて」とくれる人も。

テントの屋根の下、みんなが家族になったかのように暖かい時間でした。

最後の一斉打ち上げです!大きな花火の中を上って行く紙風船。

なんだかお盆の灯籠流しを連想させます。

さて、内陸線が遅れていたので火の暖をとって待ちます。

雪を使って灯りが並んでいます。

雪国ならではのお祭り。

長く白い静かな冬。冬のお祭りが多いのは、そんな冬を楽しく暮らす工夫なのかもしれません。


秋田 森のテラス『鱈けぇ』--鱈鍋の会--

2013年03月17日 14時22分08秒 | 森のテラス/秋田

今は白の世界に埋まっている秋田 森のテラスでお腹から暖まるべく、鱈鍋の会をしてきました。


2月9日はお客さまが秋田へいらっしゃる日。けれどその前日、秋田は家から出られないほどの大雪!
大雪は秋田だけではなかったようで、夜行バスは1時間以上も送れて到着。夜行バスに慣れているお客さまも今回はお疲れの様子でした。
小学生の娘さん二人を連れて参加してくれるご家族は飛行機で北秋田へ。オーナーも同じ便で秋田入りして飛行場で合流です。

さっそく森のテラスへ行きたいところですが、夜の鱈鍋の材料を仕入れに秋田市の秋田市民市場へ車で向かいます。
この日は天気も良く連休気分にわくわくしながら市場へ。
車の中では娘さんたちの「あと何分で着くの?」の質問攻めに。1時間半を過ぎた頃にやっと市場に到着しました。
内陸の北秋田から海岸の秋田市。やはりすぐそこという訳にはいかないですね。



秋田市民市場は50年以上もの歴史をもつ歴史のある市場です。
今回参加したお客さまの中には秋田市出身の方がいらっしゃったのですが、小さい頃よく買い物に来ていたとおっしゃっていました。
まさに、市民の台所。とても懐かしい風景にランプも可愛く並んでいました。

さて、着くとちょうどお昼時で、お腹もすいています。市場の中にも海の幸をいただけるお店がいくつかあり、一行は回るお寿司のお店へ。
みんなでたくさんいただきました。


お腹もいっぱいになって元気になったところで、目的である鱈を探しに!
数日前のテレビでは鱈がたくさんとれていると出ていたので、立派な鱈がたくさん並んでいる中からどう選ぼうかしらと考えながら市場へ。


こちらはサメです。オーナーのお母さまは、茹でたり味噌漬けにしたりしてよく食卓に出してくれますが、なかなか東京では買わないお魚です。
よく見ると顔の形といい、サメの鋭い鼻が!驚いてしまいますが、他の魚とは違った食感がくせになります。


他にも活きてお店に並べられている海の生き物たち。食材というよりなんだか水族館にいる様な気分になります。


こちらは「ギバサ」。湯通しして刻んでかき混ぜると、納豆よりも粘りがでる不思議な海藻です。お醤油をかけてご飯の上にかけて食べたり、ポン酢で酢の物としていただきます。女性に人気で、森のテラスの朝食でも時々出しています。

さて、主役と鱈はと言いますと。。
こちらの男の札をつけた一匹に決めました。決めたといいますか、今日は市場で鱈はこの1匹だけ!


というのも、あれだけの大雪。荒れていたのは陸路だけではなかったのです。海はしけて船は海に出られず市場に並んでるお魚も少なく、まして鱈はこの1匹を除いてまったく並んでなかったのです。
不幸中の幸いにして、大物とは言えないにしても白子をたっぷりもったずっしりとした雄鱈を買うことができました。

考えてみると、普段お魚を買いに行くのはスーパーマーケットです。日本でどこの海が荒れていようが、行けばたくさんのお魚が魚介コーナーにずらりとあふれんばかりです。お店にお魚が寂しく並んでいるこの日の風景に、自分の中で少し違和感を感じてしまったことに驚きました。自然な風景なのに不自然に感じてしまうなんて、と。

それでも今日の食卓を楽しくさせてくれそうな食材をみつけました。

ピントがぼけてしまいましたが、元気にどじょうが泳いでいます。


大きな殻に包まれたホタテ貝。


オーナーのお母さまの好きなイカをお土産に。


大人でも思い荷物を運んでくれました。力持ち!!

さて、今度は番人小屋へ戻ります。またも「あと何分で着くの?」コールの中、1時間半ちょっとかけて番人小屋へ到着しました。
二人とも雪で遊ぶのが大好きなようで、着くや否やスキーウェアに着替えて番人小屋の前でそり遊びに夢中!


日も暮れてきましたが

まだまだ雪遊びに夢中です。


大人組はまずは一杯です。
それにしてもまるまる1匹の鱈は迫力があります。歌舞伎役者のような目と口です。

あまり大きくはないけれど60センチくらいはあります。白子もたくさんはいって美味しそう!

今回鱈をさばいてくれたのはお料理好きのお客さまです。鱈は滑りがあるのでちょっと悪戦苦闘しながらも美味しそうな鱈鍋に。
秋田では魚醤を「しょっつる」と呼びますが、そのしょっつるを加えるとまたうまみが増します。
お豆腐は作業員さんが手づくりしてくれたふわふわのお豆腐。

そうです。今回は冬の間お休み中の作秋田の作業員さんたちも参加して新年会も兼ねて夜の宴です。

見た目からも美味しそうなサラダを手みやげに持って来てくれました。

白子に辛み大根の汁。作業員さんたちは手際よく準備してくれます。

東京からのお客さまも作業員さんたちとの再会で嬉しく会話もはずみます。

薪ストーブか美味しいお酒かお料理か、からだも心もぽかぽかの夜でした。
--雪の森のテラスへ続く--


秋の収穫 //たんぽ会//

2012年12月07日 09時20分15秒 | 森のテラス/秋田
さて、収穫が終わるとさっそく新米でたんぽをつくります。
みんなが脱穀している間にたんぽをつくります。お米は一足先に脱穀しておいた森のテラスのお米です。

まいたけ、ごぼう、森のテラスのねぎとせりを用意します。

お米はつば釜で炊きました。久しぶりで自信がないなと言いながらも甘いお米の炊ける香り。
おまけにおこげもできました。


なんとおこげのおにぎりです。
美味しいけれど、たんぽのお腹も残しておきます。


あついお米を棒につけてころころころがし奇麗なたんぽが出来上がります。
秋田杉の棒でつくるたんぽはとても良い香りがします。


さて、脱穀も終わりたんぽのお昼が始まります。


たんぽの他にも、ビールで作った寒天。これは稲刈りにも出ましたが、美味しかったのでもう一度作りました。


こちらはお客さまからのお土産。手づくりの寿司ハタハタです。
とっても美味しく作り方を教えていただきました。


春に採ったゼンマイを使った煮付けです。こんにしゃくの飾り巻きがなんだか嬉しい気分にさせます。


さぁ、たくさん食べて収穫を祝いましょう!


他にも、森のテラスで大きく育った大根のサラダ。


ダリア畑へ手入れに行く途中にみつけたアワダケ。
採れた辛味大根をすってのせてお醤油をちょろっとかけて食べます。
つるつるのふわふわのきのこがぴりっと辛くて美味です。


そして手づくりきりたんぽ!
新米で作るとやはり何倍も美味しいです。手間ひまかけた苦労が満たされますね。


作業員さんのお孫さんも集まって来てにぎやかに!


お腹も満腹になってゆっくりくつろいでいるとあっとゆうまに帰り支度です。
お土産にダリアを摘んできました。



やはりタンポ会はとても特別です。
昔は夜中に眠気と戦いながらやっていた脱穀。
最後の最後まで手がかかるお米づくりでした。
新米のおいしい味とお酒ですべてが笑顔に返るのでしょうね。

おいしい秋、ごちそうさまでした。

秋の収穫 //だっこく//

2012年11月30日 16時22分30秒 | 森のテラス/秋田
早いものですね。明日で師走の月になります。
東京では東京の森番とオーナーが冊子発行記念パーティーの準備で大忙しです。
少し、よそいきのかっこうをした森のテラスになり、ちょっといつもと違う雰囲気です。

秋田はというと先日、長い間咲いていたダリアの冬支度が終わりました。約1ヶ月間の長い長い作業でした。
雨もあり雪もあり。改めて、生き物を扱う責任と想いを感じました。
さて、長い間ダリアにかかりっきりで大事な脱穀作業のお知らせが出来ていませんでした!
遅くなりましたが秋田の秋をどうぞ。

脱穀は「もみがら」と「わら」に分ける作業です。
脱穀の機械に乾いた「はさ」をかませてきます。

大事に育ててきたお米の収穫です。お米をみつめる作業員さんの顔も真剣。

秋のとんぼも美味しい収穫を見学です。


はさを降ろすと秋の香り。


たわしになりそうな「はさ」の列。


日を浴びて暖かいわらの陰にかまきりが卵をつけていきました。



とんぼに見守られながら、初めてする脱穀に真剣なお客さんたちです。


「はさ」を降ろし、機械に入れて、「わら」をひろい、「もみ」を見守る。
それぞれの作業がたんたんと進んで脱穀していきます。


この時期はダリアが盛りの時期です。見上げれば山。振り返ればダリア。

そして今年はこの機械で稲こきです!
右から左に「砲童式稲扱機(???いねこぎ)」と読めます。とてもレトロ。

まずは作業員さんがお手本をみせます。足踏み式でドラムを回します。

穂がドラムに触れた瞬間、ぱらぱらともみがシートの上に飛び散ります。
もったいないような。。と思っていたら本当はドラムに覆いをかけてするそうです。


では2人三脚稲こきをご覧ください。


次は はさを手にして。こつは穂の先からドラムにそっとつけること。


これがとても難しく、はさが巻き込まれてばらばらになってしまいます。


作業員さんに手をとって教えてもらいました。


ぱらぱらと飛び散る「もみ」。


慣れて来た頃に終わりです。


お客さんとのこんな一枚も撮れました。よくみると色がお揃いの長靴です。


さて、今回はこんな懐かしの機械も。今もまだ作業員さんのお家にある箕です。

風を送って空のもみやごみを吹き飛ばします。

角度を変えると選別の基準も変わります。

脱穀が終わったはさには豆を干します。また違った風景が森のテラスにあらわれました。
次はお昼のたんぽ会の様子をお知らせします。

秋田 森のテラスより 新米 宅配いたします。

2012年11月06日 17時11分24秒 | 森のテラス/秋田
秋田 森のテラスより 新米 宅配いたします。今年も森吉の自然の中で手間ひまかけた、もっちりあきたこまちができました。知識と知恵と技術が美味しいお米に詰まっています。
桂瀬米は無農薬・有機たい肥の田んぼ1年目。味は森のテラス内の楢岱米に負けません。
つきたてのお米、お送りします。東京 森のテラスでも販売しております。※楢岱米は理研分析センターでの放射能測定(検出下限1Bq)の結果、検出下限値以下となってます。

秋の収穫 //稲刈り ~当日~//

2012年10月26日 15時22分33秒 | 森のテラス/秋田

稲刈り当日は朝から少し曇り空...。
雨のパラつく中での作業になりましたが、たくさんの方に参加して頂きました!
東京からの方も秋田市からの方もみなさんで力を合わせてハサ掛けまでの作業をしました。

まずは作業員さんから稲の刈り方とまとめ方を習います。
みなさん質問したり熱心に話を聞いていました。
それぞれの手の大きさにあわせて4から7株ほどの稲を刈り、ハサに掛けやすいよう分け目を付けて稲わらで結っていきます。
作業員さんたちは簡単そうにサッサか進めていくのですが、やってみると稲がこぼれおちないようにしっかり結ぶのがなかなか難しく、みなさん苦戦されてました...。


しゃがんで刈ってはダメ、なんてアドバイスも飛びつつ、だんだんとスピードアップ。
稲を結ぶ稲わらを腰にしょって、だんだん小慣れてきました。

まとめた稲は台車に積んでハサを組んだところへ持っていきます。
余った分はみんなで肩に持てるだけ担いでデッキを歩いてゆきます...。
昔の日本ではこんな風景が秋にはたくさん見られたのでしょうねぇ。

 




さて今度はハサ掛けのやり方を作業員さんから習います。
二つの束を交互に噛ませて、先ほどつくった分け目のところを木に掛けていきます。
稲架や稲掛と書いて「はさ」または「はざ」と呼び、稲刈りの後に稲を逆さにして天日干しすることを「はさかけ」と言います。
ゆっくりと自然の光で天日干しすることによって、お米の旨みや甘みが増すのだそうです。




ハサがけが一段落したところで、作業員さんのお家でとれた新米でもちつきをしました!
昔ながらの杵と臼を使ってよいしょ!
杵でぺったん、餅を手でひっくり返し...息を合わせておいしい餅をつくります。



こちらはよもぎ餅。餅をつくごとによもぎのいい香りが広がります。
粉をまぶして森のテラスで採れた豆を使ったあんこを入れて丸めていきます。


毎度のことですがみんなで大家族みたいな食卓風景。
できたてほやほやのお餅が並びます。




食後のあとはもうひと働き!
ハサがけもすっかり手慣れてみんなでモクモクと作業。あともう少し...。





参加者のみなさま、おつかれさまでした!
ここから二週間じっくり乾燥させてだっこくです。
森のテラスの新米が食べられるまであと少し!


photo by Yohta Kataoka


秋の収穫 //稲刈り ~準備~//

2012年10月14日 14時25分09秒 | 森のテラス/秋田

報告が遅くなってしまいましたが、9月30日に秋田 森のテラスでは
今年も稲刈りのイベントをしました。

29日には前日入りのみなさまと野菜の収穫と、当日の稲刈りに向けて準備をしました。


まずは畑で収穫です。黒っぽい葉っぱの茂みがシソ畑。
ちょうどピンク色のかわいらしい花もつけていました。

秋は実りの季節。
畑では他にもたくさんの収穫物があります。
ついでにサツマイモも収穫!
大きな根っこに沿って土を掘っていくと、大きなサツマイモがゴロゴロ出て来ます。
みなさん宝探しみたい!と子どもの頃に返ったかのように楽しんでました。
おとなりではゴマの実が殻の中でじっと収穫を待っていました...。ゴマってこんなふうにできるのですね~。





蔵に戻ったあとは、お昼ごはんに向けて作業員さんたちに習いながら、シソの実でごはんのお供をつくりました。
穫れたてのシソの実をまずは水洗い。
先程掘ったサツマイモも洗ったらこんなに鮮やかな紅色!自然の色の美しさには勝てません。


次に熱湯でサッと湯がきます。
緑がぐっと鮮やかに、いい香りがたちこめます。

一緒に混ぜ合わせる味噌で漬けた大根やニンジンを細かく刻んでいきます。
最後にシソの実と混ぜ合わせ、塩で味を調えて完成です。




午後は刈った稲をかけて乾かすためのハサ掛けをつくります。
写真左トラックにのせた木を組みます。すごい量です。重そう...
まずは右の道具で土に深めの穴を掘っていきます。

掘った穴に軸になる木を差していきます。
思い切り差さないとうまく行かず、70代現役の作業員さんの力強さにはみなさん頭が上がりません。

軸ができたら横に木を渡してヒモでくくっていきます。
作業員さんを中心にみんなで力を合わせて!

できあがり!明日には稲でいっぱいになります...。

 

Photo by Yohta Kataoka