イベント2日目は森のテラスへ!
田んぼも畑もデッキも全て雪の下です。
まるい足跡はカモシカでしょうか。一昨年はウサギの足跡がたくさんありましたが、去年からウサギが少なくなってしまったようです。テンや狐が増えるとウサギが少なくなってしまうようです。
そり滑りを思う存分楽しめます!結構な急斜面で、そりが宙を飛んでいました。
スノーモービルを発見!作業員さんのものです。雪の上では大活躍ですね。
山に入るとチェーンソーの音が響いています。
実は去年も切り出していた丸太を、今年も切り出しているのです。
去年のブログ→「秋田より丸太ばなし」
倒した杉の枝を落とし・・・
設計士さんから注文された直径と長さで切っていきます。
根元は大きな切り株が!スコップが小さく見えてしまいます。
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さて、おやつに持って来たのはかき氷のシロップ!
天然かき氷です。たくさん働いて(遊んで。。)体はぽかぽか。ひんやり甘い天然のかき氷は絶品!!
他にもいちごミルクやジュースをかけて食べました。嬉しいことにチョコにいちごミルクをとっぴんぐしたかき氷を作ってくれました!これがまた美味しい!
一休みしたら仕事再会です。丸太を集めているところまでスノーモービルで移動します。
ところが。。楽しむことには目がないオーナーはスノーモービルに乗らせてもらうことに。
子ども達も楽しそうな雰囲気に「社長乗せて~!」と離れません。
子どもを従えスノーモービルを走らすオーナー。きちんと安全運転なところはさすがです。
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さて、山仕事に戻りますと。。
今度は切った木を運び出す作業です。
動かしたい丸太にしっかりとワイヤーを食い込ませます。
馬にまたがったかの様にトラクターに乗って作業員さんが登場です。
滑車を幹に縛り付け、先ほどのワイヤーを通しトラクターにつけます。
そしてトラクターを前進させ、じわじわと丸太を動かして行きます。
枝や他の丸太に埋もれていた丸太は見事つり上がりました。
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トラクターが戻って来たと思いきや、雪の壁にズドン!衝突です!
今度は丸太ではなく、トラクターを引っ張ることになりました。
トラクターの馬力には脱帽です。
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さて、雪に埋もれていますがこれは大きなそりの足です。何に使うかとゆうと。。
引っ張りだした丸太を何本かこのそりに乗せます。
そして雪の平野をカーブは慎重に、無駄のない運転で運んで行きます。
一日2本のペースで100本以上の木を切り出します。
慌てず丁寧な仕事は美しいですね。
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さて、夜はお祭りです!!温泉つきの駅、内陸線阿仁前田駅でお酒やおつまみを買って電車に乗り込みます。
いつもはしないことをするのはとてもわくわくします。1時間半の鉄道の旅、明るいうちに乗ったのに着くともう真っ暗です。
上桧木内の紙風船あげはとても歴史の古いものです。100年以上の伝統と言われています。
とても丈夫な業務用和紙を張り合わせてつくられていて、大人の背丈よりはるかに大きい巨大な紙風船です。
会場は学校の校庭のような場所でひらけていて、町内会のお母さんやお父さんが出している屋台が会場内をぐるっと囲う様に出ています。
私たちが着くと18時の一斉打ち上げで花火と共に紙風船が同時に上がりました。
実は去年も下見に来たのですが、去年よりもたくさんの人!遠方から来ているお客さんが多いようで、東京から来ましたとお話している方もいました。大型の観光バスも何台も停まっていました。
これは紙風船にガスで暖かい空気をいれているところです。原理は熱気球と同じです。
商売繁盛! 他にも美人画などが描かれている物がたくさんありました。
人が多すぎてなかなかありつけなかったご飯ですが、あったか豚汁をいただきました。
一斗缶が暖かいストーブに。これは便利!
白の地面から紺の夜空へ赤く光りながら舞って行く紙風船。とても幻想的です。
最後の一斉打ち上げまでの時間、ストーブを囲んで一杯を楽しみます。
周りも気持ちよく酔っぱらっている方が多く、おつまみを持って「食べて、食べて」とくれる人も。
テントの屋根の下、みんなが家族になったかのように暖かい時間でした。
最後の一斉打ち上げです!大きな花火の中を上って行く紙風船。
なんだかお盆の灯籠流しを連想させます。
さて、内陸線が遅れていたので火の暖をとって待ちます。
雪を使って灯りが並んでいます。
雪国ならではのお祭り。
長く白い静かな冬。冬のお祭りが多いのは、そんな冬を楽しく暮らす工夫なのかもしれません。