雪の旅だより 第二便は森吉山の樹氷です。
森のテラスから車で1時間弱の所に、森吉山 阿仁スキー場があります。
スキー場に着いて、ゴンドラで上ること20分、樹氷総合案内所があります。
ここで「和カンジキ」「スノーシュー」「ストック」「長靴」を無料で借りることができます。
私はスノーシューで、樹氷を目指します!
出会った樹氷は まさに巨人といった感じ
ガイドさんが途中まで説明しながら案内してくれます。無料です。 ここから樹氷の中に入ることができるのです。
四つん這いになって中に入ってみると。。。
中はきれいに空洞になっています。
森吉山の樹氷は、マツ科モミ属アオモリトドマツです。
このマツは樹氷を身にまとい、冬を乗り切るのです。
まさに雪のコートですね。モコモコ。。
樹氷は、空気中の霧などが樹木に衝突する衝撃で水分が凍結し、葉に付着するという着氷現象の繰り返しで作られていきます。
向こうに見えるは日本海、男鹿半島。。
海外でも樹氷はあるようですが、このようなスノーモンスターと呼ばれるようなものはないようです。また、日本でも森吉山や蔵王が樹氷の形成条件にあっているようです。つまり、この樹氷はなかなかお目にかかれない貴重なものなのです!すごーい森吉山!
山頂を目指して進む道中、真っ白の中に道しるべの赤いリボン
山小屋はつららが樹氷化しています。
午後になって天気が怪しくなってきました。山頂まで行くのかどうしようか。。
「塩おにぎり君、どうだろうかねぇ~」
風が強くなってきたので、山頂は断念。
風が強い日は、風紋と呼ばれる模様が雪の表面に作られます。
まるで雪の砂漠ですね。
途中 さまざまな形をした樹氷たちと出会いました。
仲良く並んだ三姉妹
ちょっとわかりづらいですが 山に向かってペコリとお辞儀をしています。
山の神様へ、樹氷は何を祈るのでしょうか。
まるで波のようにうねる樹氷 雪の海原
雄大な自然の中を 一歩一歩進んで行きます。
秋田 森のテラスにも樹氷ができたらいいのになぁ など妄想しながら森吉山を後にしました。
来年は樹氷ツアーできるといいですね。
雪の旅だより3をお楽しみに~