森のテラス・番人日記

オープンガーデン

秋田 森のテラス 雪の旅だより2

2011年02月22日 18時29分24秒 | 森のテラス/秋田

雪の旅だより 第二便は森吉山の樹氷です。

森のテラスから車で1時間弱の所に、森吉山 阿仁スキー場があります。

スキー場に着いて、ゴンドラで上ること20分、樹氷総合案内所があります。

ここで「和カンジキ」「スノーシュー」「ストック」「長靴」を無料で借りることができます。

 

私はスノーシューで、樹氷を目指します!


 出会った樹氷は まさに巨人といった感じ

 

ガイドさんが途中まで説明しながら案内してくれます。無料です。 ここから樹氷の中に入ることができるのです。

 

四つん這いになって中に入ってみると。。。

中はきれいに空洞になっています。

 

森吉山の樹氷は、マツ科モミ属アオモリトドマツです。

このマツは樹氷を身にまとい、冬を乗り切るのです。

まさに雪のコートですね。モコモコ。。

 

樹氷は、空気中の霧などが樹木に衝突する衝撃で水分が凍結し、葉に付着するという着氷現象の繰り返しで作られていきます。

向こうに見えるは日本海、男鹿半島。。

海外でも樹氷はあるようですが、このようなスノーモンスターと呼ばれるようなものはないようです。また、日本でも森吉山や蔵王が樹氷の形成条件にあっているようです。つまり、この樹氷はなかなかお目にかかれない貴重なものなのです!すごーい森吉山!

 

山頂を目指して進む道中、真っ白の中に道しるべの赤いリボン 

 

 山小屋はつららが樹氷化しています。

 

午後になって天気が怪しくなってきました。山頂まで行くのかどうしようか。。

「塩おにぎり君、どうだろうかねぇ~」

 

風が強くなってきたので、山頂は断念。

風が強い日は、風紋と呼ばれる模様が雪の表面に作られます。

まるで雪の砂漠ですね。

 

途中 さまざまな形をした樹氷たちと出会いました。

                            仲良く並んだ三姉妹

 

ちょっとわかりづらいですが 山に向かってペコリとお辞儀をしています。

山の神様へ、樹氷は何を祈るのでしょうか。

 

まるで波のようにうねる樹氷 雪の海原 

 

雄大な自然の中を 一歩一歩進んで行きます。

秋田 森のテラスにも樹氷ができたらいいのになぁ など妄想しながら森吉山を後にしました。

来年は樹氷ツアーできるといいですね。

雪の旅だより3をお楽しみに~


秋田 森のテラス 雪の旅だより1

2011年02月17日 16時45分58秒 | 森のテラス/秋田

異例な積雪量の今冬季。。そんな豪雪まっただなかの秋田 森のテラスに1月24日~2月5日の2週間弱のりこんできました。

朝から晩まで雪だらけ、雪まみれ、そして雪焼け。。そんな旅の便りをお届けします。

 

25日 とりあえず長靴で「くら」を目指して出発。。

膝まで埋まって 汗をかきかき

うーん 「くら」まで遠い。。

 

 

「かわや」です

雪がうまく落ちず、積もり積もって なんだかきのこみたい

 

 

お次ぎは「くら」です

きれいに雪が滑り落ちていますね

 

軒下から見るとこんな感じに。。

形が残って なんだか採石場みたい 雪石がゴロゴロ

 

積み重なって 雪の石舞台のよう

 

 

「くら」からちょこっと歩いていくと 桃の木の支柱が見えてきました

ちなみに年末の様子は。。。まだ木の棒って感じですね

 

そして今回は。。      謎のオブジェになっちゃいました

なんだかかき氷の山に ポッキーをプスプス刺したみたい

写真を見比べると こんなにも積もったのかと実感しますね

 

 

森のテラスの 山の樹々も 空からの贈り物を抱え

樹はじっと 雪の重みと 冬の寒さに耐えているのですね

 

 

森のテラス 埋まってます もこもこ

どこがデッキかわかるかなぁ。。。

 

秋田 森のテラス 雪化粧もなかなか良いものです

来年はカンジキ散歩でも企画しましょうかね

 

まだまだ 雪の旅だより続きます~


年またぎ蕎麦 ファイナル

2011年02月15日 15時33分18秒 | 森のテラス/東京
さて、持って帰った塊を伸ばそうとしましたが、うまくいきません。
お蕎麦の本を読んだ時に卵を加えても良いと書かれていたので、ひとつ加えてみると卵が程よくつなぎになりました。

厚みはありますがなんとか伸ばし、
これまた厚みはありますがなんとか切って、


茹でました。



あげてみたら、ポロポロ切れてもっと小さくなってしまいましたが




お水でしめて、竹ザルに盛りつけてみると(盛りつけ…と言えないでしょうか「移してみると」のほうが正解かな)
なんとなく雰囲気が出て 嬉しくなった私たちです。




やはり少し、殻が混ざったジャリっとした触感が気になったのですが味はとても良く
こうやって鶏鍋そばにしたら、温まって美味でした。
そば湯もちゃんと楽しみましたよ。



こうして一件落着したのが1月11日の話・・・。
実はまだそば粉が残っているのです。お次はどんな風にして食べてみましょうかね。



ちなみに、
ひたすら殻を取り除く作業を続けたときの、効率の良いやり方。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓


ボウルを円を描くようにぐるぐる回していくと、殻がどんどん上にあがってきます。
白い粉の表面に、黒い点々が浮かび上がってきて、、

もっと ぐるぐるぐるぐる

続けていると中心に集まってきて、これが意外に楽しい作業。
ビジュアルがどんどん変わっていくのって、なにか物を作っている感覚で面白く、
「殻のほうが軽いから上がってくるんだー」と、こんなちょっとした発見も嬉しいものです。

つたない蕎麦作りを4回にも分けて書いてしまいましたが、
はじめはこんなもん、これを生かせば来年はもっと美味しいお蕎麦。

秋田森のテラスで作っているものが、さらにつながっていく可能性を感じた出来事でした。

一升瓶に入れてつついて、石臼で挽いて、さらに電動ミルを使い、
貴重な(経験をした)お蕎麦ができたと思っています。

年またぎ蕎麦 3

2011年02月13日 15時21分09秒 | 森のテラス/東京


どーーーん

これが金沢から届いた電動ミルです。

最近、そば種を挽く際のやり方を見てみたのですが、
「初めに粗く挽いて→そば殻をまず取り→中の実だけになったところで細かく挽いて、ソバ粉にする」んだそうです。

なにがなんだかわからず、初めから細かい目盛りで挽いてしまったので、
殻も粉々になってしまいまして。
(それが後にジャリっとした歯触りになるのですが・・・)

石臼と比べると、電動は本当に高速です。

が、一気に挽き終わり、楽だったかと思いきや、
粉々の殻が混ざっていたため「ふるい」作業がなかなか大変でした。
結局そんなに楽はできませんね。



さて、これを持ってそば打ちをしてもらいに行って来ます!
取りきれていない殻とか混ざっちゃっていて恐縮ですが、大丈夫でしょうか。


「森のテラス」を語る上でこの方は避けて通れない…!Yさんに打って頂きました。
森番は、見学タイムです。

             ・

             ・

             ・

             ・

             ・


…そうしておかげさまで塊ができました。  



持ち帰ってやってみます、必ずやなにかしら!との思いで
ありがたく持ち帰りました。

ーつづくー

お味噌とお豆腐のワークショップ

2011年02月01日 12時08分39秒 | 森のテラス/東京
 イベント情報に掲載しました、お味噌とお豆腐作りワークショップ

 ----おかげさまで定員に達しました-----

 お申し込みいただいた皆様、ありがとうございました。
 当日、お待ちしております。



お味噌に使う大豆ですが、今年は「蒸し」に挑戦しようと思っています!