ルビーの内包物「インクルージョン」を撮影したもの
ですが、時にこのようにかわいらしいモノがあります。
おそらく、アパタイトの崩れた結晶だと思いますが、
鮮やかな色やひょうきんな形がいいなと。。。
素晴らしい景色を見て「撮影しておきたい」と感じる
写真家の方の気持ちも同じようなモノなのでしょうか?
もう少し掘り下げて考えると
素晴らしい景色は、自然に存在するもので、人が写真を
目的に創ったものではないわけですから、感じたこと、
自分が受け取った印象を楽しんでいるということです。
「こんなかわいい結晶がありましたよ!皆さん見てく
ださい!」と誰かと感動を共有したいだけなのかも知れ
ません。小さい子供が、新しいもの(子供にとっては)を
発見しては、いちいち感動して報告に来るのも同じ感覚
なのでしょうか?
などなど、変なアプローチですが、ルビーの結晶の形を
見ていると感じる力が磨かれているような。
というか、余計な雑音で見えなくなっている大人的センサー
をクリアーだった子供センサーに戻してくれるような気がします。