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ルビーの森

京都三条と銀座並木通りにある、ミャンマー産無処理で美しいルビー専門店。鉱山から一貫したトレーサビリティーを実現。

ルビーとさそり座

2010年06月27日 13時48分25秒 | ルビー
夏に近づくと、夜空に「さそり座」が

見えてきます。

真っ赤に輝くアンタレスが目立ち、

さそりの方の部分が、T字になっている

ので、弓なりのカシオペア座と一緒で

分かりやすい形です。

小学校の理科の時間を思い出します。
(野外活動でも見たような)

さて、このさそり座の心臓と呼ばれる

アンタレスは、太陽の300倍もの大きさ

の一等星で、「赤星」「豊年星」と

呼ばれてきました。

ルビーの星といえば、マルス「火星」

ですが、「アンタレス」は、そもそも

そのマルスの敵という意味だったそうです。

何かの書物で、ルビーがマルスの宝石に

なる前は、アンタレスがその象徴だったと

呼んだように記憶しています。

どちらにしろ、さそり座のアンタレスを

見ると、子供の頃の夏休みを思い出します。

写真は、「アンタレス」とウェブで検索したら

「アンタレス画像」がたくさん出てきました。

その画像集から1枚拝借。

レーザー光線は、最初はルビー光線だった

2010年05月24日 05時49分57秒 | ルビー
今は、知名度で絶対的な強さを持つダイヤモンド

にその座を譲っていますが、

王様の王冠につけられた「宝石の王」はルビー

であったり、ルネッサンス期でも、一部の有力な商人以外、

一般人ではとても手の出なかった宝石ルビーですが、

1890年代後半にフランスのベルヌイ博士が

「人工合成ルビー」なるものを発明しました。

いまでは、機械式時計の軸受けなどに使われたり

します。

よく耳にするレーザー光線も実は、ルビーが生んだ

技術です。1960年にメイマンが発明した

ルビーレーザーが、最初のレーザー光線です。

その名残なのでしょうか、今でもレーザー光線は

赤のイメージが強いですね。

色々なところで、ルビーが活躍しているのを

見聞きするのを楽しんでいるわけです。


偶然なのか。。。何か意味があるのか?

2010年05月10日 07時57分56秒 | ルビー
ルビーは、赤い宝石です。

語源は旧ラテン語の「ルビウス=赤色」です。

そもそも、ルビーは、「コランダム」という

鉱物で、元々は透明です。

ここに、「クロム=Cr」が混入することに

より赤く発色します。

。。。とこれは、どの宝石の本を読んでも

載っていることですが、それでは、このクロム

がなぜルビーの中に「ちょうどいい割合」で

混入しているルビーは一体どのくらいあるか?

実は、ほとんど無いのです。

少なくとも日本には、ほとんど無いようです。

ミャンマーという、地殻が動いて、

ユーラシアンプレートとインドプレート、

ビルマプレートの接合面で大陸が動くことで

突発的にできた「美しいルビーの生まれる環境」が

あってはじめて存在しているのです。



でも、考えてみれば、人間が地球上に存在

しているのも同じような、運命だったのか。。。


ルビーを見ていると、

「このルビーも私も。。何で存在しているのか???」

その意味を考えたくなってきます。

宝石学会で発表すること

2010年04月27日 10時01分43秒 | ルビー
毎年、参加させていただいている

「宝石学会」。

昨年は、東京大学で開催されましたが、

今年は、名古屋大学で来月、開催されます。

モリスが発表するのは、

「Nam-Ya産ルビーの出現率について」です。

何やら、~率といえば数式があって。。。

という雰囲気ですが、私たちモリスは

学者さんではなく、ジュエラーです。

ジュエラーが考える出現率とは、実際に

鉱山を採掘して、何個コランダムの原石が

産出し、全部カットしたら宝石は何個で、

その宝石の品質の高いのは何個、中級クラスは

何個、アクセサリーに使うレベルのものは何個

。。と一つ一つ数えていき、事実に基づいた

数字を発表するだけです。

研究は学者の先生方にお任せして、私たちは

徹底的に調査するのが役目です。

それで、お客様に説明するときに、

このルビーは~万個中で一つしか取れない

レベルの品質です。。と説明したいが為に、

実際に自分たちで採掘して、数えたジュエラー

は、まずいないと思いますので、新しい情報

をお知らせできると今から楽しみです。

写真は、インクルージョンですが、

宇宙空間に浮かぶ隕石みたいで、綺麗ですね。

ルビーがついているバッグ

2010年04月19日 06時56分25秒 | ルビー

ルビーがついたバッグ

モリスの社員が使っている

西陣織のバッグ。

社員全員が使っているうちに、

どのバッグが誰のバッグが分からなく

なってきました。

というわけで、ネームタッグをつくりました。

裏側はこんな感じで、名前を刻印します。

ジュエラーなので、バッグもジュエリーつき

で良いと思います。

素材は、シルバーとルビーです。

 


名古屋でルビーを見るなら。。。老舗の池田商店

2010年04月15日 19時49分06秒 | ルビー

創業1886年のジュエラー 池田商店の5代目。

ムッシュ(フランス語でミスター) 池田のところへ。

元銀行員、米国公認会計士。

米国ペッパーダイン大学で学んだインテリジュエラー。

前職の職業柄、数字を追いかけていた彼が、ある日突然、

宝石の魅力に目覚め、ジュエラーになる決心をしました。

(私も業界外から突如、ジュエラーになりましたので、
 そういう意味ではお仲間です)

宝石鑑定の専門学校で技術を学び、今は名古屋、栄2丁目

の本店です。

ムッシュ池田は、いいます。

「宝石は長い歴史があり、色々な方が色々なおもいで

宝石ジュエリーを身に着けてきたけど、究極は。。。

心のお守りだったんじゃないでしょうか。何か守られて

いる気がして。。」という池田さんのコレクションを

見ると、説得力があります。

。。。勿論、モリスルビーもコレクションの一つです!

ジュエリーのブログはこちらから。。。。

http://ameblo.jp/ikeda1886/""

そして、名古屋で美味しいモノ探しに

ムッシュ池田のグルメブログは必見です。

http://plaza.rakuten.co.jp/salondeike/

今回は、名古屋の韓国料理の美味しいところを紹介です。

名古屋に行かれた時には、ムッシュ池田をお尋ね下さい。

勿論、モリスブライダルは名古屋では、池田商店さん

だけでご覧いただけます。



士の心をもって

2010年04月07日 06時27分45秒 | ルビー
昨日、東京の同志と、

モリスは一体何をやっているのか?

という「志」の話をしていました。

私たちは、ただ「宝もの」を探して

必要な方に「喜びの種」を運んで行くだけ。


それだけですが。。。

そこに「志」が加わると「宝の石」も

大変です。

自分たちがお届けする宝の石を

自分たちのところまで、運んでくれる人が、

立派でないと受け入れる事ができません。

結局、自分たちで探しに行くことになりました。

今は。。。

宝ものであると自分たちで確認するために

ミャンマーの山奥の鉱山に同志がいて、

ヤンゴンのカット研磨工房に同志がいて、

日本京都三条本店に同志がいて、

お届けしたお客様に「喜び」がお届けできる

のです。


志といえば、日本人は、昔から「士」の「心」を

尊敬してきました。

人を欺かない。

それは、誰かから罰せられるからではなく、

自分の士の心が恥ずかしいからだったと思います。


同志が集まって、お届けできる宝ものに、

私たちは絶対の自信があります。

まずは、5年後にアメリカのニューヨークに

町屋をつくって。。宝ものをご覧いただき、

7年後にフランスにいって町屋をつくります。


そういう精神文化の象徴がルビー、ジュエリー

だというのが、私たちモリスの、同志の共通認識

なのです。


。。。で、ルビーを貰って怒る人はいません。。

皆さん、喜びに包まれます。

そういうモノをお届けする仕事ができるというのも

人として最高に幸せな仕事だと思います。

スタールビーができるのは。。

2010年04月06日 18時24分56秒 | ルビー
写真は、ルビーの中に見る事が多い内包物

通称「シルクインクルージョン」です。

ルチルの針状結晶が、60度/120度で交わって

確認される事が多いのですが、実はこの

シルクインクルージョンが多く混入したものを

結晶の縦軸をてっぺんに丸くツルっとした

カボションカットにすると六条に輝く星が現れる

ことがあります。

スタールビーです。

シルクインクルージョンが多く混入することが

スターの原因になるのですが、内包されすぎると

ピンク色の不透明な結晶になってしまい、

スタールビーという名前え呼ばれるモノの価値は、

かなり下がってしまいます。

一般的なスタールビーが大きい割にお安いのは

このためです。

素晴らしいスタールビーは、ファセットカット

(普通のカット)をしても美しいレベルの結晶

をスターが出る可能性があるからカボションカット

にしたものです。

スターは、60度/120度でルチルが交わる部分が

強く反射するアステリズムという現象によって

表れます。

モリスルビーの条件

2010年04月03日 18時12分04秒 | ルビー
モリスルビーの条件は、

原石の状態から美しい事。。が条件です。

無処理で美しいルビーです。

処理をして美しくなったルビーは、

残念ながらモリスルビーにはなれません。

なぜ、無処理出なくてはならないのか?

美しければ良いのではないか?

と言われてしまいそうですが、違います。

そもそも、宝石がなぜ高いのか?

それは、希少であるからです。

人の手で数を変えてしまう事ができる

のであれば、「宝探し」する必要も

ありません。

宝は入手しにくいのです。。。

高額な宝石の時代は終わったよ。。。

今は、ファッションの時代。

デザインの時代だよ。。

とおっしゃる方もいらっしゃいますが、

それは、本物の宝石をご存じないかも。

宝石の歴史は、1万年前にはあって、

貨幣経済より古いのです。

人類の歴史は、宝石と共にあったと

いっても言い過ぎではありません。

というわけで、今日も変わらず、

モリスルビーを探し続けています。

写真は、現地で頑張るモリスドッグ。


モリスブライダルの新作

2010年03月21日 13時10分25秒 | ルビー
昔から結婚指輪に使われてきたのですが、

最近では、ダイヤモンドにすっかりと

そのポジションを譲ってしまったルビー。

モリスブライダルは、その伝統的な愛の

象徴であるルビーを使った結婚指輪を

作っています。

写真は新作ですが、薔薇の花びらに

ルビーが輝いています。

少しハイエンドなブライダルリングを

お届けしていけたらな。。と思います。


ルビーの加熱処理の見抜き方

2010年03月16日 17時47分53秒 | ルビー

天然ルビーは、無処理で美しいものは

極端に希少です。

だから、40年ほど前から加熱処理をして

美しさを改良するのが一般的になりました。

モリスは、無処理で美しいルビーが専門

ですので、真剣に見分ける眼を鍛えて

います。

例えば、写真は無処理のルビーの内包物

です。他の結晶がご覧いただけますが、

そのルビーを600℃で5時間加熱処理すると

この様に結晶のまわりにテンションクラック

が入ります。この入り方にも色々パターン

があります。1000℃で5時間以上加熱すると

結晶のまわりにヘイロウ(円盤状の後光の

ような亀裂)が入ります。

勿論、内包されている結晶によっても違い

ますが。。。

ルビーも含めて宝石は、処理されているか

どうか。。はその価値に大きく影響します。

一流のジュエラーならおそらく、処理の有無

ぐらいはある程度、即答でお答え頂けると

思います。


純粋な王様

2010年02月27日 16時39分33秒 | ルビー
先日、京都国立博物館で行われていた、

「ハプスブルグ展」でみた、

マクシミリアン2世(1527-76)

の王冠は、今では、絵画でしか見れませんが

素晴らしいものだったと思います。


しかし、この肖像画のマクシミリアン2世は、

カトリックとプロテスタントの宗教対立に

挟まれて苦労したそうです。

「私はひとりのキリスト教徒である。。。」と

有名な一言があります。


この言葉からも、純粋な心を持っていたが為に

苦労したのではないでしょうか。。。

一生をカトリックとプロテスタントが共に仲良く

できる社会を築くことにささげられた偉大な王

だったようです。

遠くミャンマーの奥地まで。。。

2010年02月21日 08時02分18秒 | ルビー
モリスミャンマーには、

「モリス鉱山」
「モリスカット研磨工房」
「モリスルビー研究所」

の3つの部署がありますが、

今回は、一番奥地にあるナヤン鉱山へ

行く途中の旅の話です。

ミャンマーの入口ヤンゴンから飛行機で

1時間30分北上したところに

「ミチナ」という街があります。

そこから、更にオートバイ、自動車

など(時々象さんも。。)を使って

更に北上します。

ミャンマーとはいえ、カチン州。

州が集まった連邦国なので、部族も

少しずつ違い、衣服も微妙に違います。

トラックで移動している現地の村人たち

をオートバイで追い越してく時に、

カメラを向けると、皆ポーズをとって

ニコッとしてくれます。

長旅の疲れも楽になります。

こうやって鉱区まで旅が続きます。