上海では、安全のために、
道路際で仕事をする作業員さんたちは、
オレンジ色の服を着ていますが、
道路際に腰かけて、昼食中の夫婦は、
今朝おばさんが作っただろう「おかず」
を囲んで二人で美味しそうに食べて
います。
会話が何だか楽しそうです。
おじさんがユーモアのセンスたっぷり
なのでしょうか?
何を話しているのかは分かりませんが、
おばさんは、ご飯を頬張りながら、
「クッ…ク、ク、クッ…」と笑っています。
見ているこちらが、つられて笑いそうに
なりました。
毎日がデート、お仕事もデートのおふたり、
ルビー色のハートマークをつけてあげたく
なりました。
モリスルビーは無処理で美しいルビーなのですが、
普通のルビーは、美しさを改良するために加熱処理を
するのが一般的です。
どちらが良いかという話ではありませんが、
同じ美しさだったら無処理の方がはるかに
希少性が高く、宝石としての価値は高くなります。
ただ、処理をしているかどうかを見分ける方法は
大切な事なのに、一般には公開されていません。
というわけでモリスでは、自社で加熱処理の実験を
続けて、ジュエラーとして自分たちの眼で
処理の有無を見分けられるようにしています。
見分ける時の一番良い方法は、
加熱処理されたルビーと無処理のルビーのインクルージョン
(内包物)の違いを見ることです。
さて、
下記は加熱する前、
そして下記は、加熱後。
600度で5時間加熱処理しました。
中央のインクルージョン(内包物)が変化しています。
ルビーの色は明るくなりました。
ルビーの加熱処理ではとても低い温度ですので、
極端な変化はありませんが確実に変わっています。
採掘の現場では、年々少なくなっているルビーです。
資源が無くなる前にキチンとしたデータを取って
おくことが大切です。
写真撮影は、米国宝石鑑別機関GIAに行って
頂きました。
面白い事ですね。
ウィキペディアで「ルビを振る」と検索
すると、
(ウィキペディアより引用)
ルビ(英: ruby)とは文章内の任意の文字に
対しふりがな/説明/異なる読み方といった
役割の文字をより小さな文字で、通常縦書き
の際は文字の右側/横書きの際は文字の上側
に記されるものである。
明治時代からの日本の活版印刷用語であり、
「ルビ活字」を使用し振り仮名(日本語の場合)
やピン音(中国語の場合)などを表示したもの。
日本で通常使用された5号活字にルビを振る際7号
活字(5.25ポイント相当)を用いたが、一方、
イギリスから輸入された5.5ポイント活字の
呼び名が英: ruby(ルビー)であったことから、
この活字を「ルビ活字」とよび、それによって
つけられた(振られた)文字を「ルビ」とよぶ
ようになった。明治期つまり19世紀後半の
イギリスでは活字の大きさを宝石の名前を
つけてよんでいた
(引用ここまで)
私は赤い文字で書くから「ルビーを振る」と
思っていたのですが、たまたま5.5ポイントの
大きさの文字がルビーだったわけですね。
それにしても、文字のサイズを宝石の名前で
呼ぶとは、イギリスもオシャレですね。
写真は、ルビーの原石です。
ルビを並べているわけです。
ルビーは愛の色。。。というと
ルビーの宣伝文句のようですが、これは、
何も私たちが考えたモノではありません。
ルビーの語源は「ルビヌス」=「赤」です。
皆さんハートマークは何色ですか?
と聞かれると。。。どうですか。
赤いハートを思い浮かべられると思います。
ルビーの宝石言葉は、「仁愛、情熱、力、
生命、威厳」ですから納得です。
それも、ただの「ラブラブ」ではありません。
キチンと強さ(力)と暑いハート(情熱)が
セットになっていないと、愛せませんよ。。。
と教えてくれています。
写真は、ピンクルビーです。
ピンクサファイアとルビーは、同じ鉱物で
赤色をルビーと呼び、文字通りピンク色
のモノをピンクサファイアと呼びますが、
ルビーとピンクサファイアの境目を説明できる人
はいないと思います。
モリスは、ルビー専門家なので、ピンク色のものを
ピンクルビーと呼んでいます。
これは、その原石で、ミャンマーの
ナヤン鉱山、ワブー鉱区から登場してくれ
ました。
カットも研磨もしなくてもそのまま美しい
結晶です。
そとから見ても、「アパタイト」と思われる
結晶がはっきりと見えます。
このアパタイトは、このピンクサファイアが
育った母岩が結晶化したものです。
カットできずに原石のまま、ずっと持っている
のです。
ナヤンから今月やってきたルビーの中で、
しゃべっている2匹のインクルージョン。
上と下で会話している様に見えます。
何を話しているのでしょうか?
かわいいモノです。
東京へお越しいただきましたら、是非とも
R salon へお立ち寄りください。
ルビーは勿論、ダイヤモンドにも詳しい
ベテランジュエラーの「モリス荒井」が
お迎え致します。
幅広い知識と経験から、楽しい会話を
お楽しみください。
とても気さくで(私が言うとへんですが)
やさしいオヤジさん? です。
「モリスルビーは、最高のルビーだよ」と
三越の日本橋本店から移籍してくれた
ジュエラーですが、超高級ジュエリーに
囲まれてきた35年の経験はモリスにとって
とても心強いのです。
どうぞ、お気軽にお立ち寄り頂き、
ルビーのお話をしましょう。
地下鉄銀座線 銀座の出口 A-2を出て
上を見上げると Rマークがあります。
人工合成ルビーとは、文字通り、
人工的に合成したルビーです。
化学組成も成分も天然ルビーとほぼ
同じです。
という事は、本物の宝石と何が
違うのか?
ということですが、ご心配なく。
宝石とは、「美しく」「希少で」
「経年変化がない」ものを言います。
美しさと経年変化がないところは、
人工合成石でもできるのですが、
「希少かどうか?」というところ
は、真似ができません。
さて、虫眼鏡で見て、この写真のような
成長線が見えたら人工合成ルビー。
フランスのベルヌイ博士が100年以上前に
発明した世界初の合成石(偽物と呼ばれる)
ですが、今でも現役で合成石の代表選手です。
一方…
天然ルビーでは、成長線はこのように
見えます。
はちみつとお水を混ぜたように見える事
から「糖蜜状組織」と呼ばれます。
どうでしょうか?
自然の宝石は、内包物にも個性を感じます。
何でも人工的に作れてしまう今だから、
天然で美しいものの価値が見直されます。
どうぞ、参考にして下さい。
ルビー
サファイア
エメラルド
ダイヤモンド
現在は、ダイヤモンドが一番有名ですが。。
この四大宝石のうちルビーとサファイアは
兄弟です。
同じ鉱物(コランダム)です。
クロムが混入するとルビーになり、
鉄とチタンが混入するとブルーサファイアに
なります。
その他、イエローサファイアもパープル、
グリーン、オレンジ。。。様々な色の
サファイアがありますが、赤いモノだけを
ルビーといいます。
写真は、モリスのジュエリーですが、
モゴック産のブルーサファイアを使っています。
ブルーサファイアもミャンマー産の評価は
とても高くなっています。
キレイなインクルージョン(内包物)です。
顕微鏡で見ると見えるサイズですので、
肉眼でご覧いただけるサイズではありません。
しかし、しっかりとモゴック産の特徴である
結晶インクルージョンが確認できます。
アパタイトなのでしょうか?
このルビーが結晶化した環境(接触変成岩起源)
は、通称、大理石の中です。
大理石は、岩石なのですが、主成分が結晶化
すると、ルビーの中で、写真のような形になり
ます。
。。。不思議な事です。
母岩が結晶化して、生まれたルビーの中に入って
いる。。。これは、自分がどこからやって来たのか
を思い出させてくれるインクルージョンです。
絆というモノを感じずにはおれません。
そういう宝の石を持っていたいですね。
「美しく」「希少で」「経年変化の無いもの」。
その中で、美しさと経年変化がないかどうかは、
見れば、そして時間が経つのを待てば分かりますが、
希少かどうか? は採掘されている場所で
実際に宝探しをすると分かるのではないか…と
いまのモリスのスタイルになりました。
1か月に産出したルビーの原石を現地でそのまま、
品質ごとにクオリティースケールの上に並べてみました。
写真の赤い枠で囲まれているSとA、6と5のマスが
GEMクオリティー、いわゆる無処理で美しく
プレミアがつくルビーです。
写真の右側半分のルビーは美しさにかけるので
アクセサリーに使う判断をします。
私たちは、いまでも、
「自分たちが欲しいルビー」
を探しているのです。
として大切にされているのでしょうか?
色々な説があります。
5~6世紀には、ミャンマーのモゴック
地方では、採掘され中国へ贈られていた
という説や、何万年も前のミャンマーの
遺跡からルビーを採掘するときに使う
道具が見つかっているという説。
ROCK and GEM
Ronald Louis Bonewitz著
で紹介されているリングは、
古代ヨーロッパのリングと紹介されて
います。
デザインは、古代エジプトでよく使われた
再生のシンボル「スカラベ」です。
古代エジプトといえば、紀元前3000年から
紀元前30年代までつづき最後のフェラオは、
クレオパトラです。
どのくらい古いリングなのかは、記述が
なかったのですが、少なくとも2000年以上
前のものだと考えられます。
古代エジプトでは、ルビーが採掘されない
ので、ツタンカーメンなどもカーネリアン
(赤い水晶)を使っていたと思っていた
のですが、ひょっとすると古代エジプトでは
ルビーが使われていたかも知れません。
そもそも、この時代は、赤い石はすべて
ルビーと考えられていたようです。
アフガニスタンで採れたルビーなのでしょうか?
ミャンマーで採れるルビーの色ではありません。
実物を見て、どこからやってきたルビーなのか
調べてみたいなと思いました。