球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

トリコロール・ステッチ

2010-01-30 | たぶん難解な話

脛を露出してしまったマリオ。剃ってるのか? 


今日はとあるオケで知り合った友達に久々に会った。
結論から言えば、自分が無防備になる種類の安らいだ楽しさがあった。
いとおしい時間。

…4年ぶりくらいと言われている。あまり正確な時期は憶えていないけど、
まぁ自分が学生のときだったということか。

目的地は広尾にあるフランス大使館(とか)。
役割を終えた旧舎の斜陽と、西洋的な作りに和風の植生を組み合わせたとりとめのない展示。

結構有名なイベントらしく、多くの人がいて…でも大声で話す向きがいないため、賑わわない。
瀟洒な眼鏡をかけた女性がそっとしれっと往来を歩いており、静かで狭い道を生み出す。
普段どんな生活を送っているのやら、想像がつかない。

目に美しいものからエロ・グロあるいは規制されかねない展示が充実していた。
所要時間約120分。結構かかる。2月半ばまで期間が延長されているみたいなので、
興味のある方は足を運んでみても損はしないと思う。
入館料は無料だし、外国人の姉さんにマツダさんと間違われ喫茶店に連れ込まれそうになる
謎のサブイベントも僕の場合は発生した。連れ込まれていたら、
今日の題名は"立った立った!フラグが立った!"になっただろう。



そういった展示の合間におしゃべり。
空いた長い時間を埋めるように、、、と言いたいが、
空いた時間にどれほどの意味があったかは図りかねる。
何故か(理由はわかりきっているのだが)以前よりも話がしやすくなっており、
それに甘えて木の葉を森に持ち込むような話をした。
他愛のない話ができるってのは素敵だ。立場が違うってのも素敵だ。

脳味噌を仮に球状と仮定して、その球表面を地球儀で言うグード図法のように展開させていくと、
1層目のテクスチャができる。
2層目の、ちょっと小さくなった球をまた展開してさっきより少し小さいテクスチャができる。
1層目→2層目とギザギザを張り合わせていくと徐々に振幅を弱めていくパルスみたいだ。
武装解除のプロセスなんだろうか。そんなことを思わせる話があった。
人と会うことで新たな言葉も生まれる。

しかしなんというか、自分語りとか何だとか言う種類の甘えってのは
普段から不特定多数の人にもある程度小出しにしていかないとダメなのかもしれないとは感じた。
いざ甘えが出る件になったとき、歯止めが利かない。
コメント
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