天動説は夢の物語

今日は、予め記事を書くことを前提に一日を過ごすのと、
そうでなくあった出来事から日記を書くという二つのスタイルの比較をしてみたい。
（当初はこういう内容にする予定はなかったが、
　ふと"今日は書くか、"とだけ思いながらキーボードに向かい
　今日あったことを書いてみたらひどく読み応えのない日記になってしまったので、
　あえてそのつまらん記事を晒して今後の糧にしようと思う。）

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28にもなりながら僕は大学の演奏会にOBとしてしれっと参加しており、
今日はマイ初合奏だった。
題名は大学オケというものに対する自身の見解のことだ。

自分自身は特に変わっているつもりはないのに、周りがどんどん若者ばかりになり、
気付くととんでもなく上の先輩になっていたりする。
大学生から言わせれば28ってのは相当な先輩である。
数値としては理解しているのだが、実感としては体験がついてこないと
案外理解するのは難しい。

現地に行ったときに後輩の執行部の子が異様なほど平身低頭しており、
そこに感じる違和感が僕に現実のアラームを響かせる。
根強く残る天動説を破壊する。なるほど、俺自身も変わっているらしいのだ。

それは避けられないことであるし、当然のことでもあるし、
本来特に問題になる点とも思われない。
しかし、秋から冬に変わる人肌恋しいわくわくとした寒さというものが、
枠々と筋張ってきて寒々しさとして感じてくるようになるのがなんとも気に食わず、気を滅入らせる。

結構な満足ととてつもない不満が交錯する、今の生活。