球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

不調の原因を追う(漫画喫茶編)

2007-12-16 | オケと音楽
今日は2記事あります。これは前編。

土曜といい今日といいなんだかチェロの発音が悪く、
いったい何なんだろうと考えていた。
(というか、右手、左手のいずれかがおかしいか、弓の毛がヘタっているか、
 楽器が変調をきたしているかの3択といっていい。
 ここで3択まで絞れるが、手は常に不安材料になるし
 楽器の健康状態のことはよくわからないため、
 3択から始まっておきながら切り分けができず、3択から減らないことが多い。)


それでここ二週間くらい悩んでいたのだが、
今日になって弓の毛がヘタっている事実に気がついた。
週末から次の週末までロクに楽器が弾けないときとか、
手の勘がやや鈍るためここの切り分けができない。
昨日まで右手がおかしいとか思ってフォーム改善を考えていたけれど、
今日のクレルヴォの練習において、至極簡単なフレーズまできちんと発音できない事実に気づく。
ここにきてようやく、"あぁ、これは弓の毛がまずいのか"と思う。



こまめに毛換えをしている人は毛がヘタっていることの発見に2週間もかからないと思う。
だが、学生時代金銭的な事情でほとんど毛換えをしなかった自分としては、
毛が伸びきった末期状態でずっと楽器を弾いていたとも言えるため
毛の状態と出てくる音の違いを判別することにまだ慣れていない。
"なんでこんな急にヘタになったんだ?"からはじめないと到達できない。

そう決まったら即行動だ、22日の演奏会に間に合うように毛換えをするんだ。
善は急げともいう。
"楽器屋の電話番号がわかれば電話して、22日に演奏会があるので
 20にはうちに着くような郵送をお願いして… 
 20と21で弓を松脂に慣れさせよう、それから…"
一旦こう決めてしまうと、今日中に楽器屋に行かずにはいられないのが人間の不思議。
一種の衝動買い。


…まずは近場(吉祥寺)の楽器屋に駆け込むが日曜が定休日(!)という
20%くらいしか予想していない展開にがっかり。
そして、他に楽器屋さんがないかと思い、漫画喫茶を探して今この記事を書いているというわけだ。
さっき楽器屋に電話したら、一時間程待ってくれなんて話があったからね。

(後編へ続く)






コメント
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