※画像はここから参照ください。
今日は19時に寝台列車で東京へ帰ることになっていましたが、
折角なので県庁所在地の松江に行くことにしました。
ここで、"世界遺産"石見銀山と窓が額縁という"究極の庭園"足立美術館と迷いましたが、
石見銀山が他のどの観光地ともアクセスが悪いことがあったため今回は足立美術館に行くことにしました。
足立美術館も相当アクセスは悪いですが、石見銀山よりはマシかと。
松江 ~水の都~ 写真No.170-171
山の県島根(印象)、しかし松江は宍道湖(しんじこ)を擁した水の都でした。
しかし、今まで来たところの中では交通機関に難あり。
まぁ、倉敷は駅から下りたら後は徒歩で
広島は徒歩+路面電車でという条件が楽すぎたということが
ここに来て不便という感想になって跳ね返ってきたというところでしょう。
そんな交通の利便性の悪さ+35℃の高気温がたたり、
今日の観光ポイントは以下に留まりました。
・耳なし芳一像 -- 琵琶法師などと呼ばれる。写真No.174-185
平曲でおなじみの僧。平家の僧に呪われて経文を書き忘れた耳をちぎられてしまいます。
像でも、耳はありませんでした。
・島根県立美術館 -- 宍道湖に臨む、水に囲まれた美術館。写真No.186-193
宍道湖の風景との融合を意識して、外壁は多くがガラス張りになっている清潔感ある美術館。
今の時期は常設展のみであり、水を扱ったものと女性を扱ったものが多く、
目を惹いた。
女性モノということで主に池田満寿夫氏の作品を鑑賞したが、
官能的な線と色使いが印象的であった。静けさ漂う画面に官能的な心地になる。
・足立美術館 -- 庭園と横山大観の2本柱。写真No.198-224
見るものを身震いさせる風光明媚な庭園で
2003-2007の5年間日本No.1庭園(そんなのあったんだ、とは思った)に輝いた美術館。
最寄り駅からも遠いため送迎バスがある。しかし、その乗継ぎが最悪で
いい時間を選ばないと駅での待ち時間が20分超発生する。
僕が乗った電車もその一つで熱中症が待ち構える時間を嫌気して
タクシーに乗ったものの、ぐんぐん上がる料金メーターにやる気がなくなってくる。
実際2640円もかかった。
入場料も2200円と、美術館と呼ばれる建物の中では過去最高の値段。うぅ、痛い。
その分日本一と呼ばれる庭園の美しさは他に例を見ず、
しばらくこの庭園の木や石の配置を考えた人の偉大さを思いました。
庭園の解説を見ると
・男松(黒松)
・女松(赤松)
・青石
・サツキ
など、書かれている項目は意外なほどに限定されているといってよく、
無限の素材の中から無軌道に選んだというよりは
厳選した少ない材料を組み合わせている印象。
間違いなく人工のものなのに、背後の山と融けあって清澄な色合いを出していました。
・寝台列車(帰路、サンライズ出雲) 写真No.235
どんな旅にも終わりがある。出雲市駅の暗い空(写真No.229-234)を仰ぎつつも
列車は待ってくれない。
寝台列車がどういうものか期待していたのですが、
敷布団も枕もない僕の身長くらいのスペースの場所であり、びっくり。
期待していたものが大きかったためか、"狭っ!"の一言。
ひとたび入ってしまうと、寝る以外にできることがない。
電車の揺れが伝わるため、仰向けになると楽ですが腹這いだと吐き気がわく感じで、
いつの間にか眠りについて。
とはいえ、眠っているときにでも体が何かの固体に触れていなければならない
夜行バスに比べればずっと良かったようではあります。肘掛とか、前方の椅子とか。
それがいちいちぶつかるのが窮屈でしたので…
というわけで紀行はおしまいです。
これから編集して、時間の許す限りきちんとしたものにしようと思っています。
今日は19時に寝台列車で東京へ帰ることになっていましたが、
折角なので県庁所在地の松江に行くことにしました。
ここで、"世界遺産"石見銀山と窓が額縁という"究極の庭園"足立美術館と迷いましたが、
石見銀山が他のどの観光地ともアクセスが悪いことがあったため今回は足立美術館に行くことにしました。
足立美術館も相当アクセスは悪いですが、石見銀山よりはマシかと。
松江 ~水の都~ 写真No.170-171
山の県島根(印象)、しかし松江は宍道湖(しんじこ)を擁した水の都でした。
しかし、今まで来たところの中では交通機関に難あり。
まぁ、倉敷は駅から下りたら後は徒歩で
広島は徒歩+路面電車でという条件が楽すぎたということが
ここに来て不便という感想になって跳ね返ってきたというところでしょう。
そんな交通の利便性の悪さ+35℃の高気温がたたり、
今日の観光ポイントは以下に留まりました。
・耳なし芳一像 -- 琵琶法師などと呼ばれる。写真No.174-185
平曲でおなじみの僧。平家の僧に呪われて経文を書き忘れた耳をちぎられてしまいます。
像でも、耳はありませんでした。
・島根県立美術館 -- 宍道湖に臨む、水に囲まれた美術館。写真No.186-193
宍道湖の風景との融合を意識して、外壁は多くがガラス張りになっている清潔感ある美術館。
今の時期は常設展のみであり、水を扱ったものと女性を扱ったものが多く、
目を惹いた。
女性モノということで主に池田満寿夫氏の作品を鑑賞したが、
官能的な線と色使いが印象的であった。静けさ漂う画面に官能的な心地になる。
・足立美術館 -- 庭園と横山大観の2本柱。写真No.198-224
見るものを身震いさせる風光明媚な庭園で
2003-2007の5年間日本No.1庭園(そんなのあったんだ、とは思った)に輝いた美術館。
最寄り駅からも遠いため送迎バスがある。しかし、その乗継ぎが最悪で
いい時間を選ばないと駅での待ち時間が20分超発生する。
僕が乗った電車もその一つで熱中症が待ち構える時間を嫌気して
タクシーに乗ったものの、ぐんぐん上がる料金メーターにやる気がなくなってくる。
実際2640円もかかった。
入場料も2200円と、美術館と呼ばれる建物の中では過去最高の値段。うぅ、痛い。
その分日本一と呼ばれる庭園の美しさは他に例を見ず、
しばらくこの庭園の木や石の配置を考えた人の偉大さを思いました。
庭園の解説を見ると
・男松(黒松)
・女松(赤松)
・青石
・サツキ
など、書かれている項目は意外なほどに限定されているといってよく、
無限の素材の中から無軌道に選んだというよりは
厳選した少ない材料を組み合わせている印象。
間違いなく人工のものなのに、背後の山と融けあって清澄な色合いを出していました。
・寝台列車(帰路、サンライズ出雲) 写真No.235
どんな旅にも終わりがある。出雲市駅の暗い空(写真No.229-234)を仰ぎつつも
列車は待ってくれない。
寝台列車がどういうものか期待していたのですが、
敷布団も枕もない僕の身長くらいのスペースの場所であり、びっくり。
期待していたものが大きかったためか、"狭っ!"の一言。
ひとたび入ってしまうと、寝る以外にできることがない。
電車の揺れが伝わるため、仰向けになると楽ですが腹這いだと吐き気がわく感じで、
いつの間にか眠りについて。
とはいえ、眠っているときにでも体が何かの固体に触れていなければならない
夜行バスに比べればずっと良かったようではあります。肘掛とか、前方の椅子とか。
それがいちいちぶつかるのが窮屈でしたので…
というわけで紀行はおしまいです。
これから編集して、時間の許す限りきちんとしたものにしようと思っています。