球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

芸術の手綱が私を引き止めて

2006-06-15 | 技術
なんて言葉を目を見開きつつ見ながら牛乳片手にページをめくっていたら、
牛乳が酸っぱいことに気付いて大量に飲むことを控えた石橋ノッカーの私がお送りします。
口の中によくわからん香りがします。

昨日今日とようやく筆の調子も上がってきたように、
(部屋もだいぶ片付いたように。まぁあなた方は知る由もないでしょう)
仕事の方で自分の任務にようやく終わりが見えてきて、気持ち的に落ち着いたのかなって感じます。



まぁ今日は、先日にちょっと話したメラゾーマとイオナズンの話でもちょっと掘り下げましょう。

この二つの単語は、まぁ、一種の真言です。僕もまだ映像でしか見たことがない世界の。

メラゾーマ:対象1体に180程度のダメージを与える対単体の最高級真言。
      なんでも父親を蘇らせたりエッチな本をもらったりするためには、
      この真言を多用するといいようです。

イオナズン:対象全体に130程度のダメージを与える対全体の最高級真言。
      確かに強力なんですが、イマイチ影が薄い真言。なんでだろ?  

一人を徹底的に攻めたいならメラゾーマ、
全体を一網打尽にしたいならイオナズン、という使用法が提案されるのが基本でしょうね。



さて、僕はイオナズンの方が好きだと書いていました。
雑魚を一匹ずつ倒していくのが(あまり時間をかけたくない問題に一つ一つ丁寧に対処していくのが)面倒なんですよね。
そういう気持ちで書きました。

(本当は何事においても同じなのでしょうが、)
仕事をしていると、そういう姿勢が仇になりまくっていることに気がついて。

まず一つは、全然自分が粘り強くないという事実。
もう一つは、課題が生じることを喜んでいないらしい自分の姿。

最近はプログラミング(ハードウェア言語)をやっているわけですが、
コンパイルエラーとか出ても、全然楽しく思っていなかったようです。
楽しさの代替品は、焦りと不機嫌のアマルガム…

モジュール毎に分けるなんて、面倒じゃん、
まとめて書いて一発でコンパイルすりゃいいんだよ。
……。



物事がうまくいかなくて喜べないというのは、
多分、そのことに対する姿勢が間違っています。

-姿勢が間違っているってどういう意味だっけ?
  そうそう、僕の考え方のことか。
  考えが歪んでいる、なんていう人がいるね。
  「おかしい」とかいう人がいるね。
  (↑僕と親しい人ならご存知かと思いますが、僕は「おかしい」という言葉と、それを使う人が嫌いです。)
  かの昔、僕の親父がこのことを「ちゃらんぽらん」と言っていたことが忘れられません。

-考え方?どういう?
  どういう、だって?自分で考えてみなよ。
  よく世の中は結果が大事とか過程が大事とかいうじゃないか。
  過程を大事にすることができないような考え方のことさ。
  最近、それを戒めるワードを丁寧とか真摯とかって言葉に託した人がいたな。
  何がダメかってのを真面目に追い求められているようなら、一安心。

-申し訳ないんですけど、過程を大事にするって言葉の意味がわかりません。
  色んな言い方があるよ。十人十色なら、そのことを言葉で表現する手法も千差万別。

 ・希望(光の四戦士)
 ・トラブルと遊べ(ドラゴンボールZ後期主題歌)
 ・予告編(浦沢直樹)
 ・「目標を設定し、そのために粘り強く努力すること」(誰かが言いそう) 
 ・イオナズンよりメラゾーマ(俺) 
 ・愛(誰かが言いそう)
 
わかったかな。共通するものを探して。



1600文字を突破したので今日はこのへんで。
ちょっと自分を戒めたかったので、自分という友人を諭すように、冗長に書いてしまいました。
ですが、時間があれば倍は書けるでしょうね。







コメント (2)
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