球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

選択と集中:極めよ、さらば個性はひらかる。

2005-05-17 | マジメな話
今日はいつぞやのように面接があったのでした。
その感想の一つ。
よく「個性的」とか言いますが、その源泉は、一つのものをどれだけ極めるかにかかる部分が大きいように感じました。

「月に本を30冊読む」のと「ある作家の小説なら、全集を揃えていて、ある作品の冒頭の10ページ程度暗誦できる」
のと、どちらがインパクトがありますか?

「CDを1000枚持っている」のと「ある作曲家の作品ならば、全て持っている」
では、どちらがインパクトがありますか?

オタク化とはいわば自分の好みを具体化する作業です。個性が欲しければオタクになろう。


…チョット話は変わりますが、よい面接をするために、ちょうど学会で発表するように
目的→実験→結果→今後の課題
という流れをはっきりさせると、非常にやりやすくなるなってことを感じました。

人にものを伝えるという流れが、本来こういうものなのでしょう。
就活を通じて、こういうことを皆が例外なく身につけていくのだとすれば、
やはり就活は必要なことなのかもしれません。

そして、オタク諸氏へ。
ある意味貴方の弱点である「趣味」は、徹底さえしていれば必ず+の個性になります。
安心して趣味に没頭してください。

コメント
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