球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

眠れる(可能の意)森の美女

2005-05-03 | 技術
今日は新国立劇場にバレエを観に行きました。
チャイコフスキーの三大バレエの一つということでそこそこ有名な作品です。
(クラシックに興味のない人にとっては、3大バレエの中では一番マイナーかもしれませんが。)

くるみ割り人形は観に行ったことがあるので、あと白鳥の湖が揃えば一応3大バレエを制覇できる計算です。

音楽はモロチャイコフスキーって感じです。
但しこの作品は彼の作品の中では比較的後期に属しており、
交響曲で言うと第5交響曲やマンフレッドに近い響きを感じるかと思われます。
というより、僕がそう感じました。

音楽はそんな感じです。

次に、視覚的にもいくつか思うことが。
このバレエはプロローグ、第一幕、第二幕、第三幕の四部構成ですが、
それぞれの舞台で統一感のある色彩を放っていました。
その特徴を示しつつ、ネーミングしてみようと思います。
死ぬまでに観に行こうと思っている人は参考にして比較検討していただけると幸いです。
ただ、プロローグについてはやっておりません。


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第一幕:姫の16歳誕生日。
城下の噴水付近で人が踊り狂う場面です。
従者らは金髪(金かつら)にグリーンとホワイトの服。
周りの木々も木の幹であるところの茶色と緑に覆われています。
その中で、一人ピンクのドレスで踊る姫。季節は春なんでしょうか。
ぱっと見た色彩を植物で表現すれば、アブラナの中に咲くハルジョオンといった趣です。

主要カラー:黄色、緑、白、茶色。
これらの主要カラーより、第一幕の色を『バルログ'カラー』と名づけます(写真参照)。

第二幕:王子、タイミングよく登場
 姫と一緒に、王国ごと眠りについています。
 秋の色。
 
 主要カラー:赤、茶色、黒。
 RGBカラーってのをご存知だと思うのですが、GとBの値は固定でRだけ可変して
 色を決定する手法が取れますので『Rパラメータカラー』と名づけます。
 実は昔「ヒューマンカラー」と名づけたものと色の構成が酷似しています。

 
第三幕:大団円
 従者らは純白に金を散りばめた服装で、神聖さと豪華さを併せ持つ色彩。 
 白と金の組み合わせがここまで上品に映るとは思いませんでした。
 高貴です。

 主要カラー:白、金
 これは… わかる人がいないことを承知で『ジャジメンテスカラー』とします。 

 
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こぼれ話。
休憩中におっさんがたこ焼きをもってエレベータから出てきたので
「あ、たこ焼きじゃん」と言っていたら、
それの正体はシュークリームを小型化した『プロフェロール』とかいうものだったらしい。
(でも、Googleで検索して全く出てこないので、多分どこか違うのだろう)
Tちゃんにかなり笑われた。

たこ焼きも売れないようでは、新国立劇場もチキンですね(すみません)。

コメント (7)
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