「じょーる」は「食べるために鳥や獣や魚を捌く」の意。
例文1
「さかな を じょーる」=「魚を捌く」
「にわとり は どうやって じょーりゃー いい だい」=「鶏はどのように捌けば良いのですか」
「め から うろこ の さかな の じょーり かた きょうしつ」=「目から鱗の魚の捌き方教室」
「いわし は ほうちょう が なくとも て だけ で じょーれる ぞ」=「鰯は包丁が無くても手だけで捌けるぞ」
「こい を じょーる ときゃー たんのう やぶかねーように きーつけて やれよ」=「鯉を捌く時には胆嚢を破いてしまわないように気をつけてやりなさいよ」
「むらった かつお いっぽん を でばぼうちょう で じょーって さしみ に して たべた」=「もらった鰹一本を出刃包丁で捌いて刺身にして食べた」
例文2
父 「おー そうか。
そしたら どろはかしてからじょーって こいこくにでもしてたべるか。」
例文2の標準語(?)訳
子 「お父さん 川に鯉が泳いでいましたので 握って捕まえてきましたよ。」
父 「おー そうか。
そうしたら 泥を吐かせて捌いて 鯉濃(こいこく)にでもして食べるか。」