先週訪問するも、病院の定期検診ということで、出発前の玄関で言葉を交わしただけに。
今週は家族の昔の写真を持参し、おやつ用に家でできた柿をタッパーに入れて向かった。顔を見るなり「こんなところまで来て、仕事はどうしたん?」と。まだ現役で仕事をしていると思ったらしい。「仕事はもう退職して家に帰ってるよ」と言うと、「ほうかそれは良かった・・・」と言ったと思ったら、「ところで仕事はどうしたん?」と。また最初に戻った。これを10回以上繰り返す。「ほうか。良かった。これで家に帰るのが楽しみじゃ」と言うので、「帰ってまた田んぼ手伝ってくれる?」と聞くと「ワシここで仕事があるから、にわかには行けんのじゃ・・・」と返ってきた。会話が成立してる‼️
実家に帰って6年以上経つが、何度も衝突してきた。特にホーム入所する前の2年ほどは嵐のような日々が続いた。怒りで「もうお前ら出て行け」と何度も怒鳴られたりもした。認知症が言わせたともいえるが、心の中ではやはり帰ってきて欲しかったんだなと感じた日だった。
Grâce à la démence, nous avons pu ressentir la vraie gentillesse du beau-père. Sachant cela, nous avons également eu un sentiment gentil.
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます