私のデジタル一眼カメラ環境は、メインがOLYMPUSでサブがCANONというちょっと「?」な環境です。私は第一次ファミコン世代なので、もういい歳したおっさんですが、本格的にカメラを買い始めるは子供ができてから、いわゆるデジタルカメラからとなります。西暦2000年前後はデジタルカメラはフィルムカメラに比べまだ格下の存在であり、その頃の「デジカメの雄」といえばOLYMPUS(とFUJIFILM)でした。
私にとっての憧れのカメラは、CANONでもNIKONでもなくOLYMPUSだったのです。
とは言っても、デジタルカメラに興味を持てばイモヅル式にフィルムカメラにも興味が出るというものです。その時にデジタルカメラと併用していたフィルム一眼がCANONのEOS IX50です。
低迷してたAPS一眼レフのフィルムカメラが叩き売りされていたので購入しました。2002年3月のことです。APSカメラとはいえ、マウントはれっきとしたEFマウント、ここからCANONユーザになったともいえます。
逆に縁がなかったのが、Nikonのカメラです。この歳まで購入する機会に恵まれませんでした。
今回たまたまヤフオクにて2005年~2006年に活躍したNikonのエントリーモデルであるD50(レンズキット)を3,000円弱で入手することができました。
外装やレンズもエタノールで掃除したところ、ピカピカの新品同然(見解に個人差あり)に生まれ変わりました。なかなかいい買い物でした。
とにかく初Nikonということでかなり興奮している次第です。
お馴染みの景色ではありますが、JR川崎駅西口側の歩道橋からの撮影です。
キットレンズは28mmの広角からの標準ズームレンズです。手ブレ補正機能が装備していないレンズだったため、シャッターを切るたびに緊張が走りました。
撮影した画質は毎度お馴染み「今でも十分使える画質」です。2003年生産開始のEOS KISS DIGITAL(初代)が画質的に問題なかった(レンズは今どきのでしたが)のですから当然2004年生産開始のD50だって問題ないことは明白です。
ビートルズのアビイ・ロードを彷彿させる写真となりましたが、等間隔で歩いているシチュエーションって結構あるもんですね。
たまたま手に入れられたNikonの一眼レフが10年以上前の代物だったわけですが、今と比べると暗所性能、いわゆるISO感度の限界値ISO1600と低く、当時から「使い物にならない」「ノイズが多い」とか辛辣な意見も見かけていたような気がしますが、機会があれば定番の「カワスイ」に行って暗所性能を試してみようと思います。