アルツハイマー型認知症治療薬アリセプトは長期的には治療効果はゼロといわれている。開発したエーザイ株式会社でも臨床試験は半年間しかやっていないという。しかし、臨床的には1年も投与されつづけている患者もいるようだ。患者がいやがるのを、介護者が無理して服用させているという。アセチルコリンエステレースを阻害して脳内のアセチルコリンの減少を抑えようとするメカニズムですが、アルツハイマー型認知症の主原因がアセチルコリン不足であることがわかっているわけではないのに、アリセプトを投与続けるという。販売しているファイザーも非難を浴びているので、アリセプトの営業販売から手を引くという。
保健財政的には、費用対効果で合わないという。日本の医療経済学者はなにも言わない。製薬会社からの非難が怖いのでしょう。これほどの状態においても、エーザイは販売続けているという。これほどまで、問題になった医薬品はないだろう。
アルツハイマー型認知症は治療方法も確立されていない。多くは提案されているもようだが、臨床試験に裏付けられてはいない。補完代替医療で食餌療法がよいそうだ。アルツハイマー型認知症は生活習慣病といわれているので食生活を変えてみるのがよいそうだ。