セレニュウムは若返り効果のサプリメントとして広く使われています。米国では抗がん効果のある物質として知られているので、抗がん剤として利用されています。それゆえに、過剰な摂取は若返り目的で摂取するときは、体に負担があります。用量を守ってください。
一般的にセレンといわれますが、化学的にはセレニュウムが正式の元素名です。生体に必要な微量金属です。
セレニュウムの生体内機能として注目されている点は、疾病や老化の原因になる活性酸素の発生を抑えることです。セレニュウムが抗酸化作用を持つ酵素、グルタオチン・ペルオキシダーゼの作用を活性化していることが挙げられます。また、ビタミンCやEなどと併用すると効果的になります。
セレニュウムは、当初は前立腺ガン等のガン細胞の発生を抑制することで話題になり、狭心症や心筋梗塞の予防に役立つと考えられ、高血圧や動脈硬化、白内障、関節炎、筋ジストロフィーなどの症状に有効といわれています。セレニュウムは血圧をコントロールするホルモンを体内で産生するのを助け、このホルモンは血管を拡張させ、また血液が凝固することを防ぐのです。血液をサラサラにすることができるのです。
セレニュウム Se は、実際は吸収をよくするために、システインやメチオニンとのキレ－ト化合物で販売されています。
サプリメント用途のセレニュウムは、１日 50 mcg しか摂れません。50 mg とは単位が違うので間違えないでください。過剰摂取は体によくありません。
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