タイトル:アキレスと亀、製作:オフィス北野
ジャンル:芸術家の転落物語/2008年/119分
映画館:TOHOシネマズ二条(68席)16:30~、
かなり入ってましたがプレミアスクリーンでの1日1回上映。
鑑賞日時:2008年10月4日(土)
私の満足度:75%
オススメ度:65%ちょっと残酷なので見に行く方は覚悟を。
<序>
北野武監督作品は昔さけていたこともあってまだ4本目だが過去3本は
いずれもわからなかったというのが正直なところだ。一番印象に残って
いるのは「監督・ばんざい!」の蝶天ラーメン店での乱闘シーン。私は
プロレスファンだけにプロレスラーの登場シーンというのは結構注目して
いるし、多く見ている。だがこのシーンほどうまくプロレスラーのよさを
引き出したものは見たことがない。だから、それぞれのシーンをわかった
人がみたら監督はやはり天才なんだろう。でも、今回は割合すーっと
入っていけてラストで感動という黄金のパターンを堪能しました。
<ストーリー:goo要約>
裕福な家庭に生まれ育った真知寿は絵を描くのが大好きで、将来画家になる夢を
持っていた。しかし両親が突然自殺し、一人ぼっちに。青年に成長した真知寿
は、バイトで貯めたお金で美術学校に通っていた。そんな彼の前に美しい理解者
が現れる…。同じ工場で働く幸子と結婚した真知寿は、彼女の手を借りながらま
すます芸術にのめり込んでいく。中年になった真知寿は来る日も来る日も創作に
励んでいたが、絵はまったく売れなかった。
[ 2008年9月20日公開 ]
<冒頭:かなり断片的です。>
アニメ。ギリシャ時代の神殿での二人の男の会話を通して、足の速いアキレスが
亀に追いつけないことの説明。『つまりアキレスは永遠に亀に追いつけない』
しめたところで、緑とピンクの原色文字でメインタイトル。
暗転のなか、笑い声、『社長さん』との声、夜の道。ゆったりとしたピアノの挿
入音。芸妓二人の肩に手をかけている男の後ろ姿。上機嫌の社長(中尾彬)。
そばにもうひとりの男、画商(伊武雅刀)も芸妓と肩を組み、少し離れてベレー帽
をかぶった男(仁科貴)と、横に広がって笑いながら歩く。
広い和風の玄関。引き戸をあけて社長が入ってくる『早く早くワイン』と
手で飲む括弧をしながら、あわただしく洋室へとあがってゆく。高そうな
ソファと家具、どことなく西洋風。壁には絵が数枚かかっている。
社長の奥様(筒井真理子)も含めてにぎやかにプランスに言ったとき話で歓談。
フリル付きの割烹着を着たお手伝いさんが立っている。
引き戸の隙間からのぞいていた少年が去ってゆく。
社長『この絵は10ヶ月前に先生が書いた絵ですね』
画家『社長に勝てもらって本当に助かりました』
画商『芸術というのは天才がいて、それを理解し世に知らしめるタニマチが
いて成り立つものですからね』
社長『おい真知寿はどうした』
お手伝い『ぼっちゃんはお部屋で絵を描いておいでです。』
画家『見たいなあ』
真知寿の部屋、壁一杯に張ってある。おぼっちゃまでありながら生意気な
感じはなく、清潔感があり細めの男の子。悪がきのイメージとの対極。
まっすぐに画家を見る。
画家『こんなに元気に大きくかけるなんて凄いなあこれ差し上げよう』
ベレー帽を渡す。
手書きの字幕
『真知寿は、画家になる夢をもった。いや、画家になる夢を持たされた』
<感想:軽いネタバレあり>
予告編で、以下の言葉がでてくる。
『彼は不器用な画家だ。誰からも認められない甲斐性のない男だ。
しかし彼は幸せだ。いつもそばに最良の理解者がいてくれるから』
『寄り添い、励まし、夢を追いかける夫婦の物語』
だが、そういう甘い内容を期待していくと、あまりにブラックで
厳しい内容に打ちひしがれかねないのでご注意を。
悲惨なシーン。笑えないユーモア。下手すぎる絵。
こう書くとけなしてるようですが、芸術の厳しさと、この世の
不条理の象徴ととりました。下手すぎる絵と書きましたが、一番の
原因は画商にあるのでは?青年時代に最初に画商にもっていった絵
が一番よいように思いましたし、それが喫茶店に飾られていたり
するわけですから画商の評価も同じだったのでは?それが、
『こんな絵、技術のある画家なら誰でも描ける』と言う画商のことばから迷走が
はじまります。おそらく安く買い叩いたことでしょう。その後も言葉巧みにもっ
ともそうなコメントを言いづづけて結局は狂気の世界へと導いてしまう。画商
のところにかかってるものもろくなものなかったようで芸術評論家に対する皮肉
と取りました。全般的にこの映画に登場する男は、純粋で死んでしまうか、迎合
するか、暴力ともっともらしい論理でお金を取り上げるかでなんとも弱いもので
す。そして不器用な主人公は狂ってしまう。一方、女性はやさしいですね。本能
的に芸術を支援していたり、好奇心に満ちていたり。大きな犠牲を払うシーンも
ありますが主人公にとってはある意味理想ですね。
後半、狂気のなかで転落していく様は一体どうなるんだろうって心配しながら
見てました。こんな気分になるのは昔昔「十階のモスキート」内田裕也主演作を
見て以来、タイプは全然違うけどお金がなくなって誰からも見放され、主人公は
何考えてんだかわからないところがあって・・・。(風祭ゆきが出ているという
偶然の一致もありました。)
ラスト。私の考える映画の理想のパターンのひとつは、途中では泣かせたり感
動させたりは抑えて、笑わせたり怒らせたりいろいろあって、最後の一瞬でうっ
すらと涙がうかぶというもの。典型的なのは、チャップリンの街の灯。この映画
そのパターンだと思いました。しかも、ラストの映像は、きっと何回も取り直し
たのか、それとも糸を引いてたのかと思ったらなんと偶然。これは公式HPの
レポートの初日舞台挨拶でわかったのですが本番一発だったそうです。
やっぱり映画の神様っているんですね。
<優等生的な感想>
私は、主人公はアキレスで、亀に追いついたのだだと思います。でも
もうこれから追い越して引き離すこともないでしょう。それでいいん
です。好きなことをやって人並みの幸せを得ているのですから。
追い越そうとなんてしなくてよい。でも自分なりの志で、つきつめて
少しずつでも前に進むことはしていきましょう。あと、ひとりでは生きて
いけません。そういうことを言ってる映画だと思いました。
<キャスト>
・仁科貴
私の期待の役者さんです。最初と、あとから意外なところで
出てきます。2回の出演場面での変貌は見事です。
・筒井真理子
私が唯一映画のエキストラに応募(写らず)して現場で本人をみたのが
「MASK DE41」で主人公の妻役。ラストシーンで意外な大技を披露して
大盛り上がりしたことを覚えています。そのほか「クワイエットルーム
へようこそ」とか脇役で結構よく見ているのですが、今回は、まさに
はまり役だったように思います。
古風な顔立ちで着物姿が似合い 美しくも生活力がなく血のつながり
のない息子(主人公の少年時代)を愛する後妻を水水しく演じてました。
・風祭ゆき
えっ、まさか?名前だけは知っている伝説のロマンポルノ女優。本人
だとは思いませんでしたが念のためと調べてみると本人でした。喫茶店
のアルバイトって感じの役で主人公の青年時代に絵のモデルになるの
ですが、なんと体の線がきれいなことか。1953.8.15生まれとみてまた
ビックリです。
※やっぱり違いました。スナックのママ役でした。
ただいま、絵のモデルさん情報募集中。
・麻生久美子
「純喫茶磯辺」コスプレの興奮さめやらぬなか、風祭ゆきに続いて
絵のモデルになるなんて言うから期待してしまうじゃありませんか。
でも「夕凪の街 桜の国」以来、出演作は3連続はずれなしです。
・電撃ネットワーク
久々に見せていただきました。いまもかわらぬ過激さと盛り上り
そして、テンション。体ぼろぼろになってませんか?お大事に。
・横山ノック
絵ででてきます。同じ業界先輩に対する敬意を表したということ
でしょうか?律儀なイメージを持ちました。あと絵ということで
言えば北野武監督短編『素晴らしき休日』のシーンがでてきました。
・徳永えり
「フラガール」の炭鉱の町の娘から、援交の女子高生へ。
見事な変身ですが、プラガールのような役がまた見たいです。
・樋口可南子
ありえないほと夫についてゆく妻。夫の芸術活動に嬉々として自らも
参加してゆく姿が様になっているのは女子美術大学出身ならでは?
<最後にひと言>
私の父は、パウル・クレーが好きで。私の名前を「葉潤(パウル)」か「久礼(ク
レイ)」にしたかったそうです。だからこの映画の主人公の少年時代の真知寿
(マチス)にはひとごとでないものを感じて見ておりました。
・アキレスと亀@映画生活
・アキレスと亀 - goo 映画
・
「アキレスと亀」の映画詳細、映画館情報はこちら >>
ジャンル:芸術家の転落物語/2008年/119分
映画館:TOHOシネマズ二条(68席)16:30~、
かなり入ってましたがプレミアスクリーンでの1日1回上映。
鑑賞日時:2008年10月4日(土)
私の満足度:75%
オススメ度:65%ちょっと残酷なので見に行く方は覚悟を。
<序>
北野武監督作品は昔さけていたこともあってまだ4本目だが過去3本は
いずれもわからなかったというのが正直なところだ。一番印象に残って
いるのは「監督・ばんざい!」の蝶天ラーメン店での乱闘シーン。私は
プロレスファンだけにプロレスラーの登場シーンというのは結構注目して
いるし、多く見ている。だがこのシーンほどうまくプロレスラーのよさを
引き出したものは見たことがない。だから、それぞれのシーンをわかった
人がみたら監督はやはり天才なんだろう。でも、今回は割合すーっと
入っていけてラストで感動という黄金のパターンを堪能しました。
<ストーリー:goo要約>
裕福な家庭に生まれ育った真知寿は絵を描くのが大好きで、将来画家になる夢を
持っていた。しかし両親が突然自殺し、一人ぼっちに。青年に成長した真知寿
は、バイトで貯めたお金で美術学校に通っていた。そんな彼の前に美しい理解者
が現れる…。同じ工場で働く幸子と結婚した真知寿は、彼女の手を借りながらま
すます芸術にのめり込んでいく。中年になった真知寿は来る日も来る日も創作に
励んでいたが、絵はまったく売れなかった。
[ 2008年9月20日公開 ]
<冒頭:かなり断片的です。>
アニメ。ギリシャ時代の神殿での二人の男の会話を通して、足の速いアキレスが
亀に追いつけないことの説明。『つまりアキレスは永遠に亀に追いつけない』
しめたところで、緑とピンクの原色文字でメインタイトル。
暗転のなか、笑い声、『社長さん』との声、夜の道。ゆったりとしたピアノの挿
入音。芸妓二人の肩に手をかけている男の後ろ姿。上機嫌の社長(中尾彬)。
そばにもうひとりの男、画商(伊武雅刀)も芸妓と肩を組み、少し離れてベレー帽
をかぶった男(仁科貴)と、横に広がって笑いながら歩く。
広い和風の玄関。引き戸をあけて社長が入ってくる『早く早くワイン』と
手で飲む括弧をしながら、あわただしく洋室へとあがってゆく。高そうな
ソファと家具、どことなく西洋風。壁には絵が数枚かかっている。
社長の奥様(筒井真理子)も含めてにぎやかにプランスに言ったとき話で歓談。
フリル付きの割烹着を着たお手伝いさんが立っている。
引き戸の隙間からのぞいていた少年が去ってゆく。
社長『この絵は10ヶ月前に先生が書いた絵ですね』
画家『社長に勝てもらって本当に助かりました』
画商『芸術というのは天才がいて、それを理解し世に知らしめるタニマチが
いて成り立つものですからね』
社長『おい真知寿はどうした』
お手伝い『ぼっちゃんはお部屋で絵を描いておいでです。』
画家『見たいなあ』
真知寿の部屋、壁一杯に張ってある。おぼっちゃまでありながら生意気な
感じはなく、清潔感があり細めの男の子。悪がきのイメージとの対極。
まっすぐに画家を見る。
画家『こんなに元気に大きくかけるなんて凄いなあこれ差し上げよう』
ベレー帽を渡す。
手書きの字幕
『真知寿は、画家になる夢をもった。いや、画家になる夢を持たされた』
<感想:軽いネタバレあり>
予告編で、以下の言葉がでてくる。
『彼は不器用な画家だ。誰からも認められない甲斐性のない男だ。
しかし彼は幸せだ。いつもそばに最良の理解者がいてくれるから』
『寄り添い、励まし、夢を追いかける夫婦の物語』
だが、そういう甘い内容を期待していくと、あまりにブラックで
厳しい内容に打ちひしがれかねないのでご注意を。
悲惨なシーン。笑えないユーモア。下手すぎる絵。
こう書くとけなしてるようですが、芸術の厳しさと、この世の
不条理の象徴ととりました。下手すぎる絵と書きましたが、一番の
原因は画商にあるのでは?青年時代に最初に画商にもっていった絵
が一番よいように思いましたし、それが喫茶店に飾られていたり
するわけですから画商の評価も同じだったのでは?それが、
『こんな絵、技術のある画家なら誰でも描ける』と言う画商のことばから迷走が
はじまります。おそらく安く買い叩いたことでしょう。その後も言葉巧みにもっ
ともそうなコメントを言いづづけて結局は狂気の世界へと導いてしまう。画商
のところにかかってるものもろくなものなかったようで芸術評論家に対する皮肉
と取りました。全般的にこの映画に登場する男は、純粋で死んでしまうか、迎合
するか、暴力ともっともらしい論理でお金を取り上げるかでなんとも弱いもので
す。そして不器用な主人公は狂ってしまう。一方、女性はやさしいですね。本能
的に芸術を支援していたり、好奇心に満ちていたり。大きな犠牲を払うシーンも
ありますが主人公にとってはある意味理想ですね。
後半、狂気のなかで転落していく様は一体どうなるんだろうって心配しながら
見てました。こんな気分になるのは昔昔「十階のモスキート」内田裕也主演作を
見て以来、タイプは全然違うけどお金がなくなって誰からも見放され、主人公は
何考えてんだかわからないところがあって・・・。(風祭ゆきが出ているという
偶然の一致もありました。)
ラスト。私の考える映画の理想のパターンのひとつは、途中では泣かせたり感
動させたりは抑えて、笑わせたり怒らせたりいろいろあって、最後の一瞬でうっ
すらと涙がうかぶというもの。典型的なのは、チャップリンの街の灯。この映画
そのパターンだと思いました。しかも、ラストの映像は、きっと何回も取り直し
たのか、それとも糸を引いてたのかと思ったらなんと偶然。これは公式HPの
レポートの初日舞台挨拶でわかったのですが本番一発だったそうです。
やっぱり映画の神様っているんですね。
<優等生的な感想>
私は、主人公はアキレスで、亀に追いついたのだだと思います。でも
もうこれから追い越して引き離すこともないでしょう。それでいいん
です。好きなことをやって人並みの幸せを得ているのですから。
追い越そうとなんてしなくてよい。でも自分なりの志で、つきつめて
少しずつでも前に進むことはしていきましょう。あと、ひとりでは生きて
いけません。そういうことを言ってる映画だと思いました。
<キャスト>
・仁科貴
私の期待の役者さんです。最初と、あとから意外なところで
出てきます。2回の出演場面での変貌は見事です。
・筒井真理子
私が唯一映画のエキストラに応募(写らず)して現場で本人をみたのが
「MASK DE41」で主人公の妻役。ラストシーンで意外な大技を披露して
大盛り上がりしたことを覚えています。そのほか「クワイエットルーム
へようこそ」とか脇役で結構よく見ているのですが、今回は、まさに
はまり役だったように思います。
古風な顔立ちで着物姿が似合い 美しくも生活力がなく血のつながり
のない息子(主人公の少年時代)を愛する後妻を水水しく演じてました。
・風祭ゆき
えっ、まさか?名前だけは知っている伝説のロマンポルノ女優。本人
だとは思いませんでしたが念のためと調べてみると本人でした。喫茶店
のアルバイトって感じの役で主人公の青年時代に絵のモデルになるの
ですが、なんと体の線がきれいなことか。1953.8.15生まれとみてまた
ビックリです。
※やっぱり違いました。スナックのママ役でした。
ただいま、絵のモデルさん情報募集中。
・麻生久美子
「純喫茶磯辺」コスプレの興奮さめやらぬなか、風祭ゆきに続いて
絵のモデルになるなんて言うから期待してしまうじゃありませんか。
でも「夕凪の街 桜の国」以来、出演作は3連続はずれなしです。
・電撃ネットワーク
久々に見せていただきました。いまもかわらぬ過激さと盛り上り
そして、テンション。体ぼろぼろになってませんか?お大事に。
・横山ノック
絵ででてきます。同じ業界先輩に対する敬意を表したということ
でしょうか?律儀なイメージを持ちました。あと絵ということで
言えば北野武監督短編『素晴らしき休日』のシーンがでてきました。
・徳永えり
「フラガール」の炭鉱の町の娘から、援交の女子高生へ。
見事な変身ですが、プラガールのような役がまた見たいです。
・樋口可南子
ありえないほと夫についてゆく妻。夫の芸術活動に嬉々として自らも
参加してゆく姿が様になっているのは女子美術大学出身ならでは?
<最後にひと言>
私の父は、パウル・クレーが好きで。私の名前を「葉潤(パウル)」か「久礼(ク
レイ)」にしたかったそうです。だからこの映画の主人公の少年時代の真知寿
(マチス)にはひとごとでないものを感じて見ておりました。
・アキレスと亀@映画生活
・アキレスと亀 - goo 映画
・

HP見せていただきました。「絵」「絵」「書道」
素晴らしいですねえ。
ママチャリで映画というのもいいですね。
私も一時期つぶれていた福知山シネマが復活してから
ちかくにあるよさを満喫しております。
ではまた。
ブログみせていただきました、ラストで思い出した映画がわたしと一緒ですねえ。そして、丁寧な記述を
楽しくよませていただきました。
さて、画商。憎たらしいですねえ。しかも、マチスは
反論もなにもしないですから。ますます憎たらしくなってきました。しかも親子2代。
でも生きていてよかった。
僕もあの画商が失敗の原因だと思いました。
あの人の事を信じ続ける主人公もちょっと
ダメですけどね。
後半、必死になって認められる絵を描こうとする
主人公にはやりきれないものがありました。
ところで、あのモデルさんは誰だったのでしょう?気になってしまいました。パンフ・HPには名前載ってないようですし、gooの教えてにあげてみます。
風祭ゆきが出演しているという指摘にびっくりしました。
が、どうやら絵のモデルになった喫茶店のアルバイトではなくて、スナックのママのようです。
たぶん自殺した画学生が真知寿たちと行ったスナックですね。
まったく気づきませんでした。
ロマンポルノ時代の彼女の作品は何本も観ているんですが(笑)。