もっきぃの映画館でみよう(もっきぃの映画館で見よう)
年間100本の劇場鑑賞、音声ガイドもやってました。そんな話題をきままに書きます。ネタバレもありますのでご注意を。
 



タイトル:ウォンテッド、製作:アメリカ(ロシア人監督)
ジャンル:ハリウッド超大作アクション/2008年/110分/R15
映画館:TOHOシネマズ梅田(747+4席)13:00~、450人
鑑賞日時:2008年9月23日(祝/火)
私の満足度:75%(私のアクション映画史上最高かも?) 
オススメ度:75%

<序>
うぅ-ウォンテッド と言えばピンクレディー。きっと中年男が
日本向けのタイトルとして考えたんだろうと思ってたら原題で
ビックリ。失礼しました。私が中年でした。祝日でもあり折角
田舎から大阪まででてきてるんだから大画面で何も考えずに
みれるのがいいなあと選んだのがこの作品。正解でした。

<ストーリー:goo要約>
上司にはイビられ、恋人は寝取られと、散々な日々を送るウェスリーに
突然の転機が訪れる。謎の美女フォックスと彼女が所属する暗殺組織に、
暗殺者としてスカウトされたのだ。会社を辞め訓練を重ねたウェスリーは、
その身体に秘められた才能も手伝って、一流の暗殺者として頭角を現す。
そして彼は父を殺した敵であり組織の裏切り者でもある、クロスの
暗殺任務に就くが……。


<冒頭>
オフィス。20人ぐらいが立ったままデスクを囲んでいる。中心は
大柄の女性、うれしそうにケーキを食べている。
20代半ばのさえない男のモノローグ
「上司の誕生日で楽しそうにケーキをたべなきゃなんないというのは
ちょっとしたプレッシャーで・・・」(いかにも自身のなさそうな話
がつづく)

高層ビルの並ぶオフィス街。一台の車が止まり背広をビシット決めた
男が降りてくる。他を威圧するような目とがっちりとした体格
いかにも馬力がありそう。エレベータで最上階に上がると、
まっすぐに通路の先のガラス張りの部屋へと闊歩。まわりの人は
避けるように壁に体を寄せる。ガラス張りの部屋では、インド人女性が
ひとり電話をしている。男は部屋に入るとほぼ同じ高さの向かいの
ビルの屋上をちらりとみて振り返る。女は見上げてハッとする。
男「殺しに来たいのではない。安心しろ。」
  銃弾をひとつデスクに立てて置く。
男「これを調べてくれ、誰がつくったのか?」
女、銃弾を手に取り、ルーペを使って丹念に見る。
女「痕跡がありません。」
男「なにっ」
女「誰がつくったかをたどるのは不可能です。」
 そのとき男は、女のまゆとまゆの間の黒い印(ビンディ)に
 赤いレーザーポイントがあたっているのに気づく。
男「伏せろっ!」
 ドーンという音と共に、弾丸が額を貫通。血を飛び散らかしながら
 女は後ろの壁に激突して前のめりに倒れる。
男怒りの表情で、今来た廊下を戻り、エレベーターのボタンを押す。
中へ入って降りてゆくかと思いきや、振り返って100メートル走の
スタートのようにかまえ、まっすぐと前を見据える。視線の先には
向かいのビルの屋上。エレベータの壁を蹴ると、床に近い金属の部分が
へこんでしまう衝撃を与えてダッシュ。あまりの勢いに両脇の部屋の
書類が宙を舞うなか通路を駆け抜けて、ガラス張りのオフィスへ。
さらにそこのまま部屋を突っ走ってガラスを突き破る。このシーンは
スローで、外側がら男がガラスに近づきガラスが粉々に割れて
吹き飛んでゆき、口をひらけながらの鬼の形相があらわになる様子を
きっちりと捕らえる。男は空中を弾丸のように進みながら背広に隠した
ピストルとライフルを抜くと向かいのビルへ向かって発砲。またたく
まに2人を射殺。3人目もビルの屋上から銃を打ち続けていたが男を
見失い、道路を見下ろし顔をあげたところで後頭部から弾丸が貫通。
こうべを垂れる。その後ろに先ほどの男。いったいどうやって??
と思うまもなく頭をたれている3人目のズボンの携帯が鳴り男が取る。
男「誰の指図だ。」
電話の主「彼らはおとりだ」
男「なにっ」とあせりの表情。ドーン。男の額を銃弾が貫通。
男の足元には大きな×印。

<感想>
この冒頭のアクションシーンで、つかみはOK。すっかり乗せられて
しまいました。特に高層ビルから人間がガラスを突き破ってまっすぐ
重力にさからって宙を進んでゆくシーンはちょっとした衝撃でした。
予告CMでもでてくるシーンですが大画面で是非楽しんでください。
ありえねーって思ったけれどそれより素晴らしいとおもいました。
SFXとしてはどれだけの技術なのかはよくわからないし、ひょっと
すると2ヶ月前にみたスピードレーサーの方が凄いかもしれない。
でも、スピードレーサーのときはわからないぐらい凄い技術という
感じでついていけなかった感が残ったのに対して今回は体感できた
という気分です。宣伝文句の新次元は本当でした。

時々この手の映画ででてくる、走ってる車が回転しながら人を
乗せるシーンもバッチリ決まったと見えたのは、CGがよかったのか
演技か、音楽か、大スクリーンか、背景の車の動きか?
何がよかったかって理由はよりわからないのですが、しいてあげれば
きめのこまかさとユーモアでしょうか。

<残酷シーンを緩和するアイテムとユーモア:軽いネタバレ>
アクションといってもかなり残酷なシーンもでてきます。特に
主人公が暗殺者として鍛えられるところは、ほとんとリンチ状態。
これだけだと、悲惨な感じになるのですが、そのあとに秘密兵器?
「回復風呂」が用意されているんですね。ゆったりつかると骨折も
傷も数時間で回復してしまうんです。あったらいいなあと思うと
ともに、残酷なシーンも安心してみてられました。

このほか、最初のシーンで主人公はパニック障害で薬を飲んでるん
ですが、結局それは病気ではなく、特別な能力をもっているために
脈拍数が400まであがるのでしたというオチも気に入りました。

ユーモアという意味で一番気に入ったのは、主人公が会社から
でてゆくときに、キーボードで同僚を殴るシーン。まずそのキー
ボードは、エルゴノミクスキーボードと言って、人間工学的に
人にやさしいという曲線的なデザインでなのに、主人公はストレス
だらけ。それでおもいっきり殴ると、キーが飛び散って宙で
キーがファックユーと並ぶんだところで、ストップモーション。
適度にキーに血がついているところといい、あとからパンフで読んだ
ところ並んだ文字は原作アニメの第2巻のタイトルだと聞くと、
細部まで配慮がいきとどいているなあと感心させられます。

<アンジェリーナ・ジョリー>
登場シーンでは、ちょっとリラックス気味の服装で、やっぱり
子供できてかわったか?なんて思いましたが、あとはガンガン
ギラギラしてました。この人ほど大作アクションが似合う人は
いませんね。Mr&Mrsスミスを抜いて主演作No1ヒットと
宣伝されてましたが、私にとってもこの作品アンジーのなかで
No1です。ちなみに2番目は確かTV作品ですがジーア/悲劇の
スーパーモデルです。(9本中)

<ジェームズ・マカヴォイ>
だめな若者が巻き込まれていくストーリーだけに、感情移入も
しやすかったのですが、それを可能にするリアクションが
よかったです。だめぶり、やられっぷり、そしてだんだんと
がんばるところ。はじめてみる役者さんだと思っていたのですが
実は私今年3回目でした。1回目は、ブタ鼻のクリスティーナ・
リッチに惹かれる気のいい青年役の「ペネロペ」(オススメ)
2回目は、少女のうそに運命を翻弄され、キラー・ナイトレーと
引き裂かれてしまう役。いずれも、わりと普通の青年役だけに
ギャップのある役ですが、お見事でした。

<最後にひと言>
監督が旧ソ連ということも新鮮さのひとつかもしれないのですが
いろいろ破壊して巻き添えにしてもまったく気にしないところは
いつものハリウッド映画でした。一人を殺して千人助けるという
キャッチフレーズのようですが、一人殺すのに何人巻き添えに
にしてるんだか。

Wanted

Bodog

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ウォンテッド@映画生活
「ウォンテッド<日本語吹替版>」の映画詳細、映画館情報はこちら >>



コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
こんにちは (SOAR)
2008-10-05 13:29:59
TBありがとうございました。

ハードなバイオレンス&ガンアクションという認識で鑑賞したので、凝ったストーリーとユーモアの数々にいい意味で意表を突かれ、存分に楽しめました。
飛び散るキーはウケましたね~。
 
 
 
SOAR様へ (もっきぃ)
2008-10-05 14:13:18
飛び散るキーは受けました。
ブログ「ネタバレ映画館」で、Uのキーを二つ
使っているとの指摘があり、このシーン
ますます好きになりました。
 
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