タイトル:ハプニング、製作:アメリカ
ジャンル:『シックス・センス』シャマラン監督作品/2008年/91分
映画館:福知山シネマ2(135席)20:30~、私1人
鑑賞日時:2008年10月12日(日)
私の満足度:60%
オススメ度:0%
<序>
実は私『シックス・センス』の頃は映画はそんなに映画をみることも
多くなくみていないんです。でもそのあと期待感を募らせる予告編の
影響もあって立て続けにみています。
『アンブレイカブル』
『サイン』
『ヴィレッジ』
『レディ・イン・ザ・ウォーター』
で、全般的にいえることなのですが、予告の割には本編がいまいち。
というのが正直な感想です。前述の四作のなかで予告での期待相当
だったのは『ヴィレッジ』ぐらいです。だから、もうこの監督作品は
やめようと思っていたのですが近くでやっているので行ってきました。
三連休の中日の夜、『おひとりですからごゆっくり』と言われて
座席の真ん中に着席、これだけでもと(会員なので千円)を取った
ような気分でスタート。
<ストーリー:gooより>
ある日突然、アメリカ全土からミツバチが姿を消したのを皮切りに、街で人が次
々と倒れていく異常現象が始まる。連絡も取れなくなり、情報はだんだん少なく
なっていく。原因も分からないまま世界はパニック状態に陥り、“何か”に人々は
追い詰められていく…。
[ 2008年7月26日公開 ]
<冒頭>
暗転に風の音。青い空に白い雲の早送りのなかで、不安を掻き立てる
ような音楽のなかでタイトルバック。雲は生き物のようでもあり、
ドライアイスのようでもあり、最後にやや暗い雲になる。
犬を連れて散歩する男。人どおりの多い公園
N.Y 8:33AM セントラルパーク
ベンチに学生風の女性が2人、本を開いている。
女1『どこまで読んだっけ』
女2『人殺しが女の子を捕らえるところ』
遠くでキャーという悲鳴
女2は声の方をむくが、女1は向かない。
女2『変だわ。自分のからだを引っかいてる。血がででるみたい。』
公園の人の動きがほとんど止まっている。
わずかに数人が、ゆっくりとあとずさりしている。
女1は、わずかに目を動かすが姿勢は保ったまま。
女1『どこのページだったっけ』
女2 ??
女1 ぎこちない動きで髪に挿していた簪?(飾りはないただの
金属の棒)を抜くと、自分の首に突き刺す。血がでてくる。
NY 8:54AM 3ブロック先の工事現場
男が4人が1階で雑談。ドーンという音と共に血まみれの男が
そばにおちる。かけよる4人。
『オリバー!!オリバー!!』既に意識はない。
無線で『墜落事故です。すぐに来てください。』
ドーン。数メートル先に、また血まみれの男が落ちる。
『ドリー!!』
ドーン。ドーン。とまた二人。4人の男がビルを見上げる。
ビルの屋上から次々と人が飛び降りてくる。いずれも抵抗する
様子もなく、自然落下に身を任せるかのように落ちてくる。
<感想:ネタバレ含む>
やっぱりCMの方がおもしろかった。
本当の恐怖というのは、目に見えない正体がみえないものかも
しれないとは思うのだが、それを映画でやられてもなあ。特に、
この監督だけに確信犯的に仕掛けてくるんだろうとか考えると
あまり現実感をもってみれないからか、結局不安も恐怖もあまり
感じずに終わってしまった。だだ、もしこの映画と同じことが
起こったらそれこそのこの映画ほど恐ろしい映画はないかも
しれない。
※パンフを読んであとから知ったのだが、アメリカではミツバチ
の大量失踪が社会問題になっているという、そういうのを知って
いたらもう少し恐怖を味わえたかも?
もうひとつの映画の軸は、主人公夫婦の関係。最初は秘密が
あったりでいまいちうまくいってなかったのがいろいろあって
ベタないい方をすれば夫婦愛が育ってゆくのでありますが、
それもなんだかさめた目でみてしまいました。
※娘ジェスが今後いじめられませんように。
最後に、もうひとつ。ひょっとしたらこれが映画に入って
いけなかった最大の原因かもしれないのだが、冒頭の建築
現場の落下シーン。これは9・11ではないのか?
少し話はそれるが
原題『9/11New York:11 september』(2002)というシンプルな
タイトルのDVDのこと。これはニューヨーク市消防署のドキュ
メンタリーを取っていたらWTCビルに飛行機が突っ込む場面に
遭遇し、その日の現場の模様をそのまま記録したという貴重な
フィルムなのだがそのなかで一番ショックを受けたのは、人が
ビルから落ちてくるところ。それも人そのものはなにも映って
おらずただ音がするだけ。しかも消防員も人が飛び降りたからと
いってその人になにができるわけでなく、とにかくビルの上の
何千何万人もの人を救おうと必死の活動を続けており、そこに
ただ人が落ちる音が断続的に入ってくるのです。(ちになみに
日本のタイトルは『9.11 N.Y.同時多発テロの衝撃の真実』)
話もどって、シャマラン監督がこのDVDを見ていたかどうかは
知りませんが、あまりにも9.11そのものな感じがしたので
やめてくれよと、私はおもったのでありました。
<キャスト>
・M・ナイト・シャマラン(監督)
今回は映画のなかで見つけられなかったので、でてないんだと
思ったのですが、パンフをみると何と声の出演でした。
<最後にひと言>
主演のマーク・ウォールバークが、マット・デイモンに似ている
と思っているのは私だけでしょうか?
・ハプニング@映画生活
・
「ハプニング」の映画詳細、映画館情報はこちら >>
ジャンル:『シックス・センス』シャマラン監督作品/2008年/91分
映画館:福知山シネマ2(135席)20:30~、私1人
鑑賞日時:2008年10月12日(日)
私の満足度:60%
オススメ度:0%
<序>
実は私『シックス・センス』の頃は映画はそんなに映画をみることも
多くなくみていないんです。でもそのあと期待感を募らせる予告編の
影響もあって立て続けにみています。
『アンブレイカブル』
『サイン』
『ヴィレッジ』
『レディ・イン・ザ・ウォーター』
で、全般的にいえることなのですが、予告の割には本編がいまいち。
というのが正直な感想です。前述の四作のなかで予告での期待相当
だったのは『ヴィレッジ』ぐらいです。だから、もうこの監督作品は
やめようと思っていたのですが近くでやっているので行ってきました。
三連休の中日の夜、『おひとりですからごゆっくり』と言われて
座席の真ん中に着席、これだけでもと(会員なので千円)を取った
ような気分でスタート。
<ストーリー:gooより>
ある日突然、アメリカ全土からミツバチが姿を消したのを皮切りに、街で人が次
々と倒れていく異常現象が始まる。連絡も取れなくなり、情報はだんだん少なく
なっていく。原因も分からないまま世界はパニック状態に陥り、“何か”に人々は
追い詰められていく…。
[ 2008年7月26日公開 ]
<冒頭>
暗転に風の音。青い空に白い雲の早送りのなかで、不安を掻き立てる
ような音楽のなかでタイトルバック。雲は生き物のようでもあり、
ドライアイスのようでもあり、最後にやや暗い雲になる。
犬を連れて散歩する男。人どおりの多い公園
N.Y 8:33AM セントラルパーク
ベンチに学生風の女性が2人、本を開いている。
女1『どこまで読んだっけ』
女2『人殺しが女の子を捕らえるところ』
遠くでキャーという悲鳴
女2は声の方をむくが、女1は向かない。
女2『変だわ。自分のからだを引っかいてる。血がででるみたい。』
公園の人の動きがほとんど止まっている。
わずかに数人が、ゆっくりとあとずさりしている。
女1は、わずかに目を動かすが姿勢は保ったまま。
女1『どこのページだったっけ』
女2 ??
女1 ぎこちない動きで髪に挿していた簪?(飾りはないただの
金属の棒)を抜くと、自分の首に突き刺す。血がでてくる。
NY 8:54AM 3ブロック先の工事現場
男が4人が1階で雑談。ドーンという音と共に血まみれの男が
そばにおちる。かけよる4人。
『オリバー!!オリバー!!』既に意識はない。
無線で『墜落事故です。すぐに来てください。』
ドーン。数メートル先に、また血まみれの男が落ちる。
『ドリー!!』
ドーン。ドーン。とまた二人。4人の男がビルを見上げる。
ビルの屋上から次々と人が飛び降りてくる。いずれも抵抗する
様子もなく、自然落下に身を任せるかのように落ちてくる。
<感想:ネタバレ含む>
やっぱりCMの方がおもしろかった。
本当の恐怖というのは、目に見えない正体がみえないものかも
しれないとは思うのだが、それを映画でやられてもなあ。特に、
この監督だけに確信犯的に仕掛けてくるんだろうとか考えると
あまり現実感をもってみれないからか、結局不安も恐怖もあまり
感じずに終わってしまった。だだ、もしこの映画と同じことが
起こったらそれこそのこの映画ほど恐ろしい映画はないかも
しれない。
※パンフを読んであとから知ったのだが、アメリカではミツバチ
の大量失踪が社会問題になっているという、そういうのを知って
いたらもう少し恐怖を味わえたかも?
もうひとつの映画の軸は、主人公夫婦の関係。最初は秘密が
あったりでいまいちうまくいってなかったのがいろいろあって
ベタないい方をすれば夫婦愛が育ってゆくのでありますが、
それもなんだかさめた目でみてしまいました。
※娘ジェスが今後いじめられませんように。
最後に、もうひとつ。ひょっとしたらこれが映画に入って
いけなかった最大の原因かもしれないのだが、冒頭の建築
現場の落下シーン。これは9・11ではないのか?
少し話はそれるが
原題『9/11New York:11 september』(2002)というシンプルな
タイトルのDVDのこと。これはニューヨーク市消防署のドキュ
メンタリーを取っていたらWTCビルに飛行機が突っ込む場面に
遭遇し、その日の現場の模様をそのまま記録したという貴重な
フィルムなのだがそのなかで一番ショックを受けたのは、人が
ビルから落ちてくるところ。それも人そのものはなにも映って
おらずただ音がするだけ。しかも消防員も人が飛び降りたからと
いってその人になにができるわけでなく、とにかくビルの上の
何千何万人もの人を救おうと必死の活動を続けており、そこに
ただ人が落ちる音が断続的に入ってくるのです。(ちになみに
日本のタイトルは『9.11 N.Y.同時多発テロの衝撃の真実』)
話もどって、シャマラン監督がこのDVDを見ていたかどうかは
知りませんが、あまりにも9.11そのものな感じがしたので
やめてくれよと、私はおもったのでありました。
<キャスト>
・M・ナイト・シャマラン(監督)
今回は映画のなかで見つけられなかったので、でてないんだと
思ったのですが、パンフをみると何と声の出演でした。
<最後にひと言>
主演のマーク・ウォールバークが、マット・デイモンに似ている
と思っているのは私だけでしょうか?
![]() | 9.11 ~N.Y.同時多発テロの衝撃の真実~パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパンこのアイテムの詳細を見る |
![]() | ヴィレッジポニーキャニオンこのアイテムの詳細を見る |
・ハプニング@映画生活
・

ただ、マーク・ウォルバークは、マット・デイモンほどジミー大西に似ていませんけど。
その割りに本編見ると、期待を裏切る出来。
まあ今回は、ズーイー・デシャネルが出てるから見るだけ・・・
と割り切って観に行ったんですが・・・
やっぱり、裏切られた感はありましたねーーーっ。
予告編がうますぎるんですよね。
わたしは正直いいまして、近くだから見に行きました。田舎の2スクリーンですから、あまり選択肢がなく、とはゆうものの2スクリーンあるおかげてどれだけ助かっていることかと思うこの頃です。
地方の10万人都市にしては、「連合赤軍」とか「靖国」とかやったりで画期的でしょ。
なんて地元の宣伝になってしましました。