と題しまして投稿したはずのブログ本文が飛んでしまいましたので改めて。
本日到来のプロアルテノーマルEJ45TT。某サウンドハウスで1080円。ひょっとしてチタン弦のセットものではもっともお求めやすい弦かも知れません。ナイロンにチタンを混ぜた薄いグレーの1,2,3弦と新開発の4,5,6弦のセットでございます。多少金属的な音なもんで好みが分かれるとは思いますがリズムがメインのガットギター弾きにはオススメかも。
4~6弦もこれまでのプロアルテノーマルから比べると2~3倍長持ちするとか。チタン弦ながらノーマルテンションなもんでネックと左手に優しい弦でございます。
と、題しましてアコ楽器で使えそうなピックアップを作成しております。この手のものはむかーしグヤトーン製のものをギターのブリッジ辺りに両面テープで貼り付けて使ってました。
まあ高かったこと。(当時の高校生の買い物としては) 今思えばアンプ無しのパッシブピックアップです。
時は流れて今度は自作。圧電ブザーを購入して中の圧電素子(ピエゾ)を取り出し、ケーブルを取り付けPhone端子を付けてダイレクトボックス経由でミキサーに立ち上げるっと。
まあズボラに済ますなら楽器チューナーの付属ピックアップをダイレクトボックスに、無ければミキサーに直接入力でも一応音は出ます。
このチューナー付属のピックアップはクリップ部分の代用品でいいものが見つからないので
そのまま使ってましたが、多少大きな会場で比較的大きな音となるとノイズがなあ。
この付属ピックアップのノイズ元をいろいろ調べていくと、なんとケーブルが原因だったことが判明しやした。1芯シールド線ですが触ると鳴るし、強くつまむとハムノイズがブーンと強烈に出てきます。
ためしにケーブルだけ取り替えてみるとほとんどノイズもないしケーブル鳴きもありません。
問題があるとすれば取り付ける場所はもちろん両面テープの粘着力やクリップの強さなどで音量、音質が同じ楽器とは思えないほど著しく変わることですわな。
男のギター道
ボディー形状がカッタウェイではないノーマルのクラシックギターを使っておるのでというだけではないですが、12F以上のポジションで音を出す事があんまりないです。それゆえあまり気にしてなかったのですが13Fからだと3弦にビビリがくるようになりました。
このギター、自分でフレットを打ち替えたものですが、指板がネックに張り付いたままで13F以上のフレットを打ち込むのはコツと勇気が要ります。フレット打ち込みは神経使うとこですが、ハンマーで結構ガツンガツンいかないと上手く行きません。ましてや打ち替えとなれば元のより若干大きなサイズのフレットを使います。撃ち込みと書いてもいいくらいかも。下手すると表面板が割れてしまう事もあるとか。ボディー内の指板裏側から当て木して打ち込んだり、クランプで締め込んだりで何とか打ち込んだものの打ち込みが不十分だったのか、12F以前が磨耗して来たのか、ボトム側から見ると13Fから明らかに高くなってる。弦高がそこそこ高くセットされていた時はそれほど影響は無かったのですが現在ギリギリまでサドルを削り、低くセットしております。なかなかのビビりでございます。
この表面板に乗っかる部分の指板&フレットの盛り上がったギターは楽器屋さんでもよく見かけます。ボトム側からみると13Fからサウンドホールまでの部分が山になって見えるので、12Fあたりが凹み、指板全体が極端な順反りに見えるもんで結構あせります。あるいは秋から冬場の低温&乾燥での指板の収縮もあるのかもしれません。(てことは、店頭現物見でギターを買うなら冬場の低温&乾燥時期にネックや指板のコンディションのいいモノを。となるのかどうかはわかりませんが)
こうなれば道は一つでございます。
13Fからのフレット研磨のはじまりはじまりで約3時間。削って削って定規を当てて直線出してフレットヤスリで丸めての繰り返し。
何とか許容範囲に収まりました。
現在サドルを各弦独立にしてあるので各弦の弦高はバラバラに調整できます。ギリギリまで下げてあるので、ビビリがくればその弦だけのサドル調整or作製なもんで、通常の全弦一体型のものに比べりゃ楽になりましたですわ。
森山加代子 白い蝶のサンバ