凡凡「趣味の玉手箱」

キーワードは中国です。中国以外のテーマは”趣味の玉手箱にようこそ”で扱っております。

マンガ中国入門 迷走する巨大国家

2005-10-06 05:45:31 | 読書備忘録

マンガ中国入門 迷走する巨大国家


漫画:ジョージ秋山、監修:黄文雄、マンガ中国入門 やっかいな隣人の研究、飛鳥新書(2005年8月15日発行)から

第6章 迷走する巨大国家

1 文化大革命:1965年から約10年間に渡った中国の動乱、文革派が実権派に挑んだ奪権闘争。初期は紅衛兵と呼ばれる学生達、毛沢東の逝去をきっかけにいわゆる4人組が逮捕され文革は集結。

2 蚊もハエもいない地上の楽園という幻想:江戸の時代から「聖人の国」「道徳の国」と思いこみあこがれていた。が実態はそうでなかった。

3 第一次天安門事件:1967年4月民衆は周恩来の死を悼むと共に文革派を批判するため天安門広場に集まる。軍隊が投入され流血事件となった。党中央はこの事件を反革命として握りつぶし、その責任をとう小平一人に押しつけ全職務から解任。

4 急増する3千万人のチャイナマフィア
5 街に溢れる1千万人の物乞い
6 一人っ子政策が青少年に及ぼした深刻な影響:自己中心的傾向、犯罪の増加

7 世界最大の売春大国:中国の売春婦は2003年600万人
8 1千万人を超えたエイズ患者
9 性病患者の急増
10 30年遅れの病院設備:伝染病の温床
11 12億人全員がマイカーを持ったら:環境問題
12 デモ、暴動の報道は厳禁
13 靖国問題をあおる真の目的:国内問題のはけ口、靖国問題を日本は話題にしすぎる
14 日本のODAは軍事費に:3兆円のODA、その他援助すべてひっくるめて合計6兆円
(おわりに)
全体的にやや誇張されて記述されている部分があり、また、数字など不正確な部分もありそうです。しかし日々の中国関係のニュースを見聞きしていると、なるほどと思われる部分が多かったというのが率直な感想です。興味を持たれた方は是非お読み下さい。


最新の画像もっと見る