中国のことわざ-24 百里を行く者は九十里を半ばとす
何事も仕上がり近くが肝心であるから、九分通りのところで気を引き締め直せというたとえ。
これは戦国策に載っている成句であるが、日本でも「徒然草」に木登り名人の次のような話がある。
木登り名人は、木登りするときにどこに注意するかというと、登り始めでも、木の頂きに達したときでもない。
降り初めて下の方まで来たとき、初めて「おい、気をつけろ」と声をかけたという。
参考:守屋洋著 中国古典一日一語(三笠書房)、戦国策、広辞苑
何事も仕上がり近くが肝心であるから、九分通りのところで気を引き締め直せというたとえ。
これは戦国策に載っている成句であるが、日本でも「徒然草」に木登り名人の次のような話がある。
木登り名人は、木登りするときにどこに注意するかというと、登り始めでも、木の頂きに達したときでもない。
降り初めて下の方まで来たとき、初めて「おい、気をつけろ」と声をかけたという。
参考:守屋洋著 中国古典一日一語(三笠書房)、戦国策、広辞苑