2年前、県北にオープンした「高清水トレイル」に行ってきた
《県境の尾根沿いの道、足に優しい木のチップを敷き詰めたトレッキングコースを
中国山地の美しい山並みを眺めながら気軽に歩きましょう~!》
というキャッチコピーに添えて
パンフレットには、お嬢さんが《気軽に楽しそうに歩いている》写真が載っていた
ハイキング程度かと高をくくっていたのが大間違いだった(途中で気づいた
)

まずは、赤和瀬駐車場から伯州山までの登山道を登った
約1時間、この辺りの紅葉は先日の雨と強風ですっかり散っていた
落ち葉の積もった登山道をガイドさんの説明を聴きながら登った

伯州山の山頂からは岡山・鳥取両県の景色が眺められ
日本海・弓ヶ浜も見えた(残念ながら大山は雲の中だった)

ここから尾根筋を高清水まで歩くわけだ
登りはもう終わり、後は平坦な道を気楽に歩ける、ルンルン!!

と、思っていたらとんでもなかった
尾根筋はアップダウンの繰り返しで
登ったと思ったら下る、やっと下ったらまた登りと
《景色を楽しみながら、ルンルン気分で歩きましょう~》なんて真っ赤なウソ
アップダウンの坂道もほぼ直線、ホント足にこたえたわ~

でも、眼下の赤和瀬部落はまさに紅葉の盛りで
その雄大な景色には感動した
苦しいトレッキングだったけど、ご褒美は充分もらえた

ところで、足に優しい木のチップを敷き詰めた道はどこ?
な~んもないじゃん!
ガイドさんの話では、雨に流され、風に吹き飛ばされ
すぐになくなってしまうそうだ
最近入れたばかりのチップも、もうこんな状態

予備のチップが大きな袋に入れられて待機していた

この袋、ヘリで運んでくるそうな
飛ばされては入れ、入れては飛ばされ・・いたちごっこ
高清水から人形峠に下ってくる頃には、夕陽にてらされた紅葉がきれいだった
