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萌ちゃんのひとりごと

後期高齢者になりました。老いという壁をどう乗り越えていくか
難題に向かって、試行錯誤のあがきを綴ります

少しずつ、だけど確実に

2022-05-09 11:19:22 | 終活

巷では大型連休最終日の昨日

私的には、普通の日曜日の昨日

午前中を畑仕事に費やした(ダンナと一緒に)

夏野菜の支柱を立て、キュウリのネットを張り

玉ねぎを全部収穫し、ジャガイモの土寄せまでした

結構頑張ったと、自分では思っているが 

今年はサツマイモを植えてないし

玉ねぎの植え付けは50個少ないし

夏野菜苗も2、3本少ない

去年よりは確実に仕事量は減っている

2、3年前だったら、物足りなさを感じていたと思うが

今はこのくらいでちょうどいい・・適量だと思っている

 

50代、60代前半くらいまでは

カレンダーに空欄がないほどスケジュールが埋まっているのが当たり前だったし

〈さあ、今日もがんばろー!!〉とワクワクしていた

たまに、2,3日連続で空白ができると

なんか気分が落ち込んでいた

今は、その逆になっている

カレンダーのスケジュールは空欄が目立つ方が嬉しいし

連続でのお出かけも、3日が限度

50代からすると、今のパワーは70%くらいまで落ちているような気がしている

そのパワーで生きているのだから

することを縮小していくのも当たり前だろう

少しずつだけど、確実に衰えは進んでいる

〈無理しない・我慢しない・途中止めOK〉

これが、今の私のモットーだ

 

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老いも自然も受け入れる

2022-04-13 15:04:41 | 終活

9日土曜日のNスぺ「やまと尼寺精進日記」を見た

奈良・桜井市の山寺「音羽山観音寺」の住職さん

伊藤蜜榮さん(尼さん)の暮らしぶりを紹介した番組だった

 

コロナ禍で副住職さんやお手伝いさんが下山して

ただいま一人暮らしをしているそうだ

38歳でこのお寺に来た時

観音寺は無人の寺で荒れ放題っだたそうだ

檀家の人たちと協力して、少しずつ手入れしていって

今では立派なお寺になっている

 

住職さんは、自然とともに生きることを旨としていて

お寺の周辺でとれる山菜を工夫して調理し、食している

麓から、檀家さんや信者さんが季節の野菜や

いろんな食料を持ってきてくれるそうだが

基本、山菜を主とした食生活を送っているそうだ

 

平成元年、38歳で入山したというから

御年72歳、私とはほぼ同年代

精進料理が主たる食事でも、TVに映る姿は元気そのものだ

その住職さんが言われるのに

「若くて突っ走っていた頃は、なんとしてもやってやろうと

やる気満々だったが、年がたつにつれ、

自分のできる事が限られてくるようになった

・・・自然にそうなってくる・・・

けど、老いも自然も全部受け入れて

これからもこの山寺で暮らしていくつもりです」

 

〈そうよねえ~なるよねえ~〉

若い頃、あんなに意欲的だったのに

近頃は、なかなかスパッと足が前に出ない

若い頃どころか、60代の頃と今では

10年ほどしかたっていないのに

やってやろうという意欲はグーっと減っている

東日本大震災が起きた時(11年前)

もし、この地でもそれほどの大災害がおきたら

部落の人たちと力を合わせて乗り切っていこう!!とか

考えていたし、それができる自信もあった

が、もし今、南海トラフ地震が発生して

西日本に甚大な被害が出たとしても

みんなに呼び掛けて、この大災難を乗り切ろうと呼びかける自信はないかも

自分の身を守ることで精一杯のような気がする

 

10年と言えども、気持ちは衰えている

元気を出さないと・・と、自分自身を鼓舞してみるが

なかなか湧き上がってくるものがない

でも、観音寺の住職さんの言葉に救われた

誰もみんなそうなっていくんだ

そういう衰えを受け入れ、自然のままに生きていけばいいと

住職さんは教えてくれた

出来ない事は出来ないで良いんだ、無理しない、めっちゃ頑張らない

自分の心の声を大事にして

風の吹くままに、ゆらりゆらりと生きていきますかねえ~

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ポジティブ思考

2022-03-21 17:19:17 | 終活

二十日にお大師講があった

年度末のお講なので、いろいろな取り決めや話し合いがあった

中でも大事な議題だったのが、

この先「お大師講」をどうするかということだった

高齢化が進む一方、大半の家には後継ぎがいないという我が部落の現状

毎月二十日の夜8時(冬は7時)に出かけることが

困難になってきている人が増えた

 

いっそうのこと、講をやめてしまうか

2ヶ月に一度、あるいは半年に一度にするか

この先のことを考えると、本気で考えなければならない議案だった

「やめる」という選択は、一番簡単で楽な方法だが

人と人との繋がりは、希薄になってしまう

これから先の方が、繋がっていなければいけないのに・・

それに、お講の時にやっていた集金や連絡事項が出来なくなってしまう

各戸に集金に行ったり、連絡したりするのも

高齢になると難儀なことになる

 

ああだこうだと、なかなか決まらないでいたらしい

(私は出席していないので、ダンナの言うところによると)

その時、Nさんが手をあげた(らしい)

彼の言うところによると

「出来ん、出来んばー言わずに、出来るように考えようーや

夜がいけんのなら、昼すりゃあーええが

当家になるのがいけんのなら

毎月ウチですりゃあーええが・・」

なかなか言えないことを言ってくれたようだ

毎月当家になるというのは、かなり負担になるが(女にとっては)

Nさんの奥さんは、快く引き受けてくれたそうだ

 

〈お講はもう出来ない、無理だ〉ということに固執していたので

そんな決着は考えもしなかったが

そういう解決法もあるんだなあ~と思った

前向きに、突破口を探せば、良い方策もある

初めから選択肢を狭めてしまっては

出来ることもできなくなる

Nさんの言葉は、ともすれば後ろ向きになりがちな我々に

『活』を入れてくれたようで、背筋が伸びた

 

 

 

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固定電話の撤去

2022-03-17 13:59:46 | 終活

14日月曜日に、次男から詐欺にご用心のメールが来た

〈私の住んでいる地区のある家に、市の介護課職員を名乗る者から

「介護保険料の還付がある」との電話があったとのこと

警察署から「特殊詐欺緊急警報」が出ているけど大丈夫?〉

との内容だった

幸い、ウチにはそのような電話は掛かってきていないし

かかってきたとしても、常時、留守電にしているし

怪しげな電話には出ないことにしているので大丈夫だよと返信しておいた

 

くしくも、その日、固定電話の解約を申し入れたところだった

特殊詐欺の大半は、最初のきっかけは固定電話だという

詐欺対策ばかりでなく、携帯電話がこれほど普及している現在

固定電話って本当に必要なのかと思い、解約手続きをしたのだ

仕事をリタイアして何年も経つ

公的なポジションはもうほとんどない

個人的な連絡はスマホで十分事足りる

ということで、解約して4日目の今日

業者の人が電話機を取り外しに来てくれた

電話機を置いていたカウンターの上には

いろんな機器やコード類がゴチャゴチャしていて鬱陶しかった

いくつかの機器とコードを撤去してもらってスッキリ!!

スッキリが大好きな私としては、心晴れ晴れとした

うれしいな~

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高齢者講習

2022-03-11 14:04:44 | 終活

一気に春到来

一気過ぎて戸惑う

もう少しゆっくりと春になってくれても良いんだけど・・

 

一昨日、運転免許更新のための高齢者講習の通知書が来た

8月の更新にはまだ5ヶ月もあるというのに

うわさどおり、早々と送られてきた

本来なら、では、早速どこかの教習所へ予約しなくては・・

と、なるのだけど、今回の更新はしないで

免許を返納しようと思っているので講習も受けない

 

運転は、しようと思えば、まだできないことはない

運転能力も判断能力も、それほど劣っているとは思わない

ただ、年相応には減退していると思う

〈まだやれるよ〉という自分と

〈イヤイヤ、大事にならないうちにやめた方が良い〉という自分が

これまでズーっと葛藤を繰り返してきたが

やはり、何かあってからの心の傷は

残り少ない人生を真っ黒にしてしまいそうなので

車の運転は、潔くやめにする

 

里山に居住していると、車は必需品だ

足がなくなったら、本当に不便になる

それでも、万が一のことを思うと不便の方を選んだ

考え抜いて決めたことだから悔いはない

もう5ヶ月ほど、気を引き締めて事故のないように・・

無事に終わりを迎えるように・・と

高齢者講習の通知書は目の前に貼っておく(お守り代わり)

 

 

 

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