和田秀樹さんが書かれた「80歳の壁」
ずいぶん前に図書館で予約した
10何人か待ちだった
やっと今、4番目までになった
手元に届くのは年明けになるだろう
まだ読んでいないけど、「80歳の壁」というのは
何となく分かるような気がする
親や周りの高齢者を見ていて
80歳が一つの節目だと、常々思っていた
70歳に入りたて時点では、9割方の人が元気だ
多少痛い所や健診数値に異常があっても
ほとんどの人が日常生活をスムーズに送っている
ところが、70代の終わり頃、80歳に近づくと
歩く速度が落ちる、長時間の歩行が辛くなる
正座できない、高いところのものが取れない
白内障、緑内障、難聴、高血圧、糖尿病・・
身体のあちこちにガタが来て
気持ちもしぼんでくる人が一気に増える
80歳の壁を超えるのはなかなか大変だと思っていた
80歳までにはサ高住へ引っ越ししようと思ったのは
そんな高齢者の状況を見ていたからだ
自分で納得のいく施設を探し、手続きをし
引っ越し作業をするのは、80歳を超えると辛くなる
辛いだけではなく、出来なくなるかもしれない
私の母は85歳で施設に入所したが
施設を探すことから、その手続きや引っ越し作業
その後のケア等、皆、私と兄弟でやった
母はもう自分一人では何もできなくなっていた
今から思えば、入所前80歳ごろから
我々の手が必要になっていた、軽い認知症の症状もあった
中には90歳を超えてもなお、元気で活躍しておられる人もいるが
自分は特別な高齢者だとは思えない
平均的に80歳くらいで老いの症状が顕在化するだろうと思っている
和田氏の「80歳の壁」にはどんなことが書かれているのか
早く読んでみたいと思っている