上の写真は孫娘が3歳ぐらいの時のものだ。孫娘を写した写真の中で2番目に好きな写真。泥まみれのビニール製のガチャピンのおもちゃを見つめ、何か話しているよう・・なんかいじらしくて可愛くて、思わずパチリ!
幼い子供に〈大きくなったら何になりたい?〉というインタビューをしている場面を見ることがよくある。「サッカー選手」「お菓子屋さん」「ケーキ屋さん」「警察官」等々、子供の夢は広がる。我々はついつい〈そんなに簡単になれんよ〉だとか〈それで食べてはいけんよ〉とか現実的なことを思ってしまうが、子供の心は果てしなく広い。夢のようなことも彼らの心の中ではできるのだ。
身体が大きくなるにつれ、心は反対にどんどん狭く小さくなってしまうような気がする。常識的になり、現実的になり、夢はすぼみ、「あたりまえ」の生活を営むようになる。ガチャピンに話しかけたり、ぬいぐるみを抱いて寝たりしなくなる。
子供の日が近い。子供の時ぐらい夢はでっかく見なくては・・目を輝かせてしゃべる子供たちは頼もしい。
夢が見れる時代にもう一度戻ってみたら楽しいかも・・・