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こんにちは亀さんです

住民の願いが政治に届くようにと日本共産党石川1区(金沢市内)で活動しています。

ロシアとの友好交流をー石川県ロシア協会総会

2016-06-06 16:37:36 | 日記

私が役員(副理事長)をしている石川県ロシア協会の60回目の総会が開かれました。

前身の日ソ協会の創立から来年で60年(日ソ共同宣言の年)

を迎え、今年はロ日協会イルクーツク支部と兄弟支部協定を結んでから50年の節

目。この協定をもとに、住民からの姉妹都市提携運動に貢献し、また行政との連携で

友好親善運動を進めてきました。今年は、双方の代表団や使節団の派遣、日ロフォー

ラムの金沢開催、そしてフェスタバイカル文化行事開催など企画もしています。何よ

りロシア含むユーラシア圏の人たちとのふれあいの機会つくろう、そんな企画で若い

世代の入会を期待したいです。わずかな討論でしたが、日本人と結婚し県内に定住す

る方たちとの交流すすめる行事などと共に、ブラーツクへの飛行路線の少なさから交

流の困難かかえる七尾支部の悩みも出されました。

    記念講演で知日派のサルキーソフ先生

が両国間の関係改善への問題提起。国家間での政治的交渉。国民間交流ではロシア人

からは親日的感情があるが、日本人にあるロシアやロシア人への一歩ひいた感情(対

中国と違う、またそれが現在の経済関係にも表れているのでは?)これの改善への努

力。そして今後の思考のポイントとして地球人との関係をと指摘。鳥や動物のように

国境のない隣人感覚の必要性の指摘に、かつて戦後の一時期国務大臣つとめ日ソ協会

会長をつとめた石黒武重先生を思いだしました。彼は豊かな資源もつソ連は自国のも

のとしてでなく、地球のために預かっているので、しっかりと保全してほしいとより

グローバルな視点の重要性を指摘されたことを思い出しました。

    5月に行われたプーチン・安倍会談。

二人だけ(通訳は知っている)の会談で何が話されたのか?「突破口を開く点で両首

脳が認識共有とは?未来指向の構築は何を意味するのか?これまでの発想(手詰まり

打開)にこだわらない新しい発想とは?」そしてかつてプーチンが提唱し、今も保

有?している「引き分け」の考えは?興味ある言葉が次々と出てきます。「引き分け

の意味は?」の私の質問に、お互いに負け、損をしたのでなく、受け入れ可能な引き

分けを探る、領土では2プラスアルファ論が基本だが、共同管理方式は両国の法律も

違うので難しいのではの見解も。現在、日本ユーラシア協会内でも「受け入れ可能

な」解決の道をさぐる意見提案も会員から出されています。

サルキーソフ氏は、中国を意識しながら、時間がたてばたつほど打開の道が遅くなる

(現状の固定化?)ので、意識した運動の必要性を強調、ひとつの打開として、ロシ

アの資源開発、日本発の欧州とアメリカへのルート開発への協力などでは条件が満ち

ているのでは?の示唆もありました。

総会・懇親会には国会議員、地方議員、地方自治体代表の方々、そして会員と県内に

学ぶ留学生たちも参加。久しぶりの交流と歓談も行われました。私も再び、副理事長

に選出され、ユーラシア協会本部の常任理事と共に、ユーラシア諸国民との交流に力

いれます。

 

 

 

 

 

 


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