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こんにちは亀さんです

住民の願いが政治に届くようにと日本共産党石川1区(金沢市内)で活動しています。

奥能登に生きる

2014-03-19 07:18:35 | 日記
知事選が終わり、結果は谷本現知事の圧勝。でもその中身は、谷本知事は得票率は

上げたが、絶対得票数は大きく減らした前回を更に下回り、絶対支持数の下落傾向は

かわらず。及ばなかった木村さんは、他の二人と比べ、得票数、得票率とも前回を上回った。

もっと多くの方に政策をお伝えしてたらと反省・・。

18日は能登方面に、木村よしのぶさんと一緒にご挨拶に。

「過半数の棄権は信任だ」「能登は不便さをもっとアピールし」の知事コメントには驚いた。

有権者は「結果が見えているから行っても・・」「自分だけで変わらないから・・」

「託せる人がいない」などの気持ちから投票に行かなかったと思うが、暗黙の支持なんて

傲慢そのもの。ましてや人口減少に悩む奥能登の人に、不便さをアピールしたら・・とは、

この人は能登の人の苦しみをわかっていない、と感じた。

新聞では得票率の高さ、知事一強時代、などと知事への忠誠度を書いているが、輪島市、

珠洲市、能登町の奥能登でも支持数は前回を更に下回った。

「そうだ、亀田さんソバ食べに行きましょう!」と雨足の強まる中、自治研の学習会で

知己が経営する「夢一輪館」へ。富山ナンバーが先客としてきていた。元行政マンが奥能登

でできることをと、「花も雪も人も能登」人生の生き様を能登のステージに身を置く覚悟

で決めて(リーフレットの一文)ソバ、ブルーべりなど取り組んでこられた。

「心と心のつなぎの蕎麦をうつ」信州戸隠の蕎麦と自分の裏山に湧き出る清水で蕎麦をうつ。

「旨かった」の一言が欲しくて・・。20年前、一人で吠えても何もできないと在所から

「変わりもん」と冷たい目でみられながら、自立の精神で、懸命に努力。今は、小さい店

ながら、全国からネットを通じて訪れる客もいるという。ご主人の高市さんおすすめの

「せいろ」をいただいた。おいしい!

「木村さんみたいに性格のいい人が行政のトップになれば、住民にとっていいんですけどね・・」

「能登ではなかなか自分の意見を出すことは難しいんです。それこそ何十年もかかります」

「世界遺産、里山といって、行政と学者先生がネーミングしたかもしれんけど、先人たちが

苦労に苦労を重ねてこの台地をまもり、そこに生きているんです。その事実、実態をもっと

ってほしい」「何か事業をおこそう、アイデアはある、でも結果を出すまでに元手が要る、

そのつなぎ資金もないし、手続きが実に面倒です、どうしてもっとアイデアに共感し、そこを

支援するシステムができないのですかね・・」一杯の蕎麦を頂きながら、熱い思いの一面を

聞かせてもらいました。

知事は継続。でも中味を、しくみを変える運動をしなくてはと思いを強くしました