
4月6日「まつもとてい」別館の「わたや」のお披露目会があり、参加しました。年越派遣村と同
じころ金沢でも生活相談が急増し、労働・生活相談会、生活保護者への激励食事会などのとりく
みを通じて、2010年5月に生きがいセンターまつもとていが発足しました。
アパートに一人でいても他の人との交流がないのが寂しい人たちの居場所として、更には知り
合いが出来、生活のリズムができ、ボランテイア活動に参加する人が多くなり、「自分はこの社
会に必要とされると実感できてこそ、人間は希望をもって生きられる」の参加者の実感です。週
1回のサロンに加え、得意分野生かして、レストラン(美味しい)や出前注文も始めました。駐
車場整理、草むしり、ふすま張替、畑での野菜づくりと広がります。「自分のことしか考えられ
なかったが、困った人を援助できるようになった」「明るくなった「人と会話するようになっ
た」それぞれに変化がおきました。ご近所からも料理の注文、ふすま張替の依頼が入るようにな
り、友の会のすすめる健康チャレンジにも参加する人も。
好評のレストランを毎日オープンしよう、生活相談もと別館を開設することに。場所は城北病
院・友の会活動のよき理解者だったIさん宅です。個人的には、私のこどもたちも保育所で熱が
あるといつもお世話になり、「わたやのおばちゃん、兄ちゃん」と親しくさせてもらい、おまけ
に手作りのおかずまでいただきました。亡くなられたので弟さんにご理解を得て、リニュアルと
なったお披露目会に、これまで生活相談などでお世話してきた森尾市議ともどもご挨拶の場をい
ただき、「地域の方々によろこばれる場所に」とお祝いをもうしあげました。
1部での記念講演、お琴演奏で始まったお披露目会は、ほのぼのとして温かい雰囲気で60名近
くの参加者でお祝いしました。私のポスターも入口近くに貼らせてもらいました。
前日、地域での対話行動です。「2丁目の亀田です」「あら同じ校下や」「2ヶ月で、7万円の
年金、やっていけん、早く死んだ方が」「保険料払った分だけ返してほしいわ」年金への不安、
低年金への不満が多く寄せられます。これに負いかぶさる消費税増税はたまりません。社会保障
の充実こそ、生活のはり、安心をとり戻す道だと実感します。