カネシゲタカシの野球と漫画☆夢日記

移転につき更新を停止しました。

阪神・巨人戦 風とエラーと井川慶

2004年04月23日 22時14分14秒 | ☆阪神タイガース
甲子園に吹き荒れる嵐のような強い風が、井川のリズムを狂わせた。「なんであの当たりが?」と打った仁志も驚きの左中間ホームラン。
アリアスが一発を叩き込むも、そのウラの5回表…
阿部の11号ホームランや、仁志のタイムリーなどで同点の3対3に追いつかれ、続く清水のピッチャー前小フライの処理を井川自身が誤り送球エラーでまた失点。その後も連打を浴びて失点を重ねた虎のエース。

いくら金本が今日2発目のソロホームランを放っても、焼け石に水。期待の杉山や江草など救援陣も失点して、終わってみれば11対4の完敗。

明らかに井川は強風と自分のエラーによって自滅した。
あのエラーによる失点をいつまでも引きずって、結局立ち直ることなく大量失点を許してしまった。
気落ちした状態のまま抑えられるほど巨人打線は甘くはなかったですね。

それにしてもなんか去年までの阪神の戦い方を巨人に見せつけられたような気がしました。

確かに巨人は一発も飛び出しましたよ。
でもそれは仁志・阿部といったいわば伏兵的存在の選手。
3番のローズこそノーヒットだったものの高橋由やペタジーニは相手のミスにつけこんでどんどんヒットでつないできました。
まあ、ホームランを狙った結果がたまたまヒットだったのかもしれませんが、つなぐ攻撃はいやらしかった。

対する阪神は一発攻勢。
まあエース井川さえ踏ん張れば勝てた試合だったのかもしれませんが、タイムリーはおろかランナーをためることもできないままおわってしまいました。

エースで負けたのは仕方がない。
ただ、なにかしっくりこない嫌な敗戦でした。
どうしても波に乗れないですね、今季のタイガースは。
明日の福原に期待です。


阪神巨人戦 金本先制弾!!

2004年04月23日 18時23分03秒 | ☆阪神タイガース
でた!
やっとでた!
価値ある一発は甲子園一回ウラ2アウトから。
巨人先発の高橋尚から一塁にエラーで出塁した赤星をランナーに置いてライトに先制ホームラン!

できました!
やっとあたためていた似顔絵を公開できました!

タイガース先発はエース井川慶。
あとは君にまかせたよ!

顔面ツラ野球☆2004 落合博満(中日)

2004年04月23日 17時12分08秒 | ☆企画・ネタ・似顔絵・顔面ツラ野球
突然ですが始めてみましたよ「顔面ツラ野球☆2004」
プロ野球選手も顔が命!
それをテーマにこのタイトルで、ときには深く、ときには浅はかに一人一人の選手を掘り下げていきます。

当BLOGでは、毎回試合に関係する選手の似顔絵を中心にアップしてきたのですが、それではいつも観るタイガース戦のウラでやっている他球団の選手やファームの選手などが紹介しきれないんですよ。
それがなんかくやしくて…

試合に出ていなくても、大好きな選手や気になる選手が僕にはたくさんいます。なかには「よく知らないけどもイイ顔面してるやん?」と思わせてくれる選手もいます。

それをこういう形でちょくちょく似顔絵で紹介させていただきたいのです。以後お見知りおきを。

というわけで第一回は中日・落合監督です。
いきなり選手じゃなくて監督ですいません。

いい表情じゃないですか、最近の落合監督。
勝っていようが負けていようが、ほとんどベンチで余裕の半笑い。
ピッチャー交代の時に自らマウンドに行って選手を笑顔でねぎらう光景もおなじみになっています。

あれ、半笑いで何しゃべってんでしょうね?
でも打たれたピッチャーも救われる笑顔だと思いますよ。
結構今年の中日ベンチは監督中心にコーチと選手のコミュニケーションがうまくいっているように思えます。

彼のポリシーは、「勝てば選手の力・負ければ監督の責任」だそうです。
これは週刊ベースボールの記事からの引用ですが、いわく「監督の采配で勝てる試合なんてシーズンで1度か2度。でも監督が動いて負ける試合は5や10じゃきかない」そうで、「いかに選手の邪魔をしないかが大切」と語っておられます。
また監督という仕事の役割を「その局面ごとに最善と考えられる対処法をチームの戦い方・動き方として指示すること」と定義なされています。

いまのところチーム成績はともかく、うまくその役割に徹しているなあと僕は感じています。自分の感情を無視して個々の選手の能力と試合の流れを見極めることに徹する姿勢は、新人監督にはなかなかできない事ではないでしょうか?
さらにはブルペンに監督自ら電話を入れたりと、とにかく従来の野球から無駄なものを廃止してよりシンプルにして行こうとする考え方には共感します。
これは球界の一匹狼と呼ばれる彼にしかできない芸当でしょう。
仲良しメンバーで首脳陣を組閣した阪神・岡田監督にはきっとできない。

あのマウンドでの笑顔も、選手たちのプレッシャーをなくしてモチベーションを高めさせるには非常に効果的だと思います。

落合監督といえば開幕投手・川崎という奇襲作戦が印象的でした。あれ、結果はどうであれ僕はものすごく評価しています。
もしあれで川崎が完投勝利でもしていたら…
今年の中日優勝の可能性が7割か8割にはなっていたと思います。
それくらいチームと周囲のテンションがあがったはず。
そんなバクチならやってみるべきでしょう?

そしてあの試合を逆転で勝利したことが、やはり恐るべきドラゴンズの底力。今年はそんな落合のもと必ず上位にくいこんでくるでしょう。

それにしても一つだけいただけない。
それは彼のミラクル・ファッション・センス。

監督就任記者会見でのブルーのしましまの背広はいったいどこで売っていたのでしょうか?
それだけは是非とも信子夫人に聞いてみたいものです。
あと彼がデザインに強く関わったという新ユニフォーム。
発表会での選手達の微妙な表情とコメントが印象的でした。
「うーん馴れれば…きっといいと思います」って…
ウソでも褒めてあげなさい!
まあ今どき「末広がりのラインは縁起がいい」とか言われてもねぇ。ここにも信子夫人の影響力を感じたのは僕だけでしょうか?

あと、ライオンズの新ユニフォームもちょっと先走りすぎと思ったのは僕だけでしょうかね?
あの機械チックな「Lions」のロゴがどうしてもいただけません。

末期症状の読売巨人軍

2004年04月23日 10時52分28秒 | ☆提言・苦言・球界再編
この記事をみていただくにあたっては、誠実な野球ファン・Honeywerさんの「Honeywerの野球日記」の日本テレビの変調?という記事を見ていただいてからお願いします。

そこにもいろいろコメントさせていただいたのですが、なんかまだ言い足りない!

要するに巨人にはもう「王者の余裕」がないのです。

例えば広告や宣伝の世界においても、黙っていても売れる生活必需品。そうですね…たとえば「電力」とか。

誰が声を大にしてことさらに宣伝しますか?

しないですよね。
しなくても皆当たり前に買ってくれますもの。
東京電力なんて「節電をしましょう」と、逆の宣伝をするくらいでしょう。

しかし例えばこれが、電力にかわる画期的な“新しいエネルギー”が登場したとしたら…

きっとムキになってバンバン宣伝しますよ。
「みんなで電気を使おう!」「伝統のエネルギー・DENKI!」「原子力最高!ウラン健康法!」
そんなカンジで。

要するにこうなってくると、もうそれはエネルギー商品として「末期」なんですよね。時代遅れになりかけてるんです。
魅力がないから宣伝する。みんなが離れていくから「ちょっと待って」といわんばかりに宣伝で需要をかきたてる。
余裕がなくなる。他社の製品を攻撃する…

何が言いたいのかというと、これが巨人の現在の状況だということです。
“新しいエネルギー”は阪神でしょうか?サッカー日本代表でしょうか?フジテレビのドラマでしょうか?
僕はやはりメジャーリーグが一番大きいと思います。
松井秀喜の穴がこれほどの致命傷になるとは誰も予想できませんでした。
いままさに巨人人気はメジャー人気に移り変わろうとしています。
そう、かつて石炭が電気に移り変わったかのごとく…

もう読売巨人軍に他者への配慮などといった「王者の余裕」はないのです。
読売グループは視聴率と新聞の部数が欲しいのです。

以前のオリンピックでは巨人選手の派遣を頑なに拒んだナベツネが、手のひらを返したように長嶋氏と自軍の選手の派遣を積極的に推進したのも、「これで巨人の人気が回復すれば…」という思惑抜きには語れません。
あげくに「一球団二人の選手枠は撤廃して一つの球団からたくさん出そう」などと言い出す始末。
そりゃどうせなら由伸と上原だけでなく二岡も木佐貫も阿部も小久保も出したいですもの。

ここまでしなくては巨人人気は回復しないことを「賢い」ナベツネはわかってるんですよね。
そらオリックスの伊原監督も「前はパ・リーグだけで行かせたくせに今さら…!」て怒りますって。

ただ、ちょっとした救いもあります。
それは今年の開幕戦の始球式に従来の芸能人ではなく川上哲治氏を起用したこと。
「あのおじいちゃん誰?」
「あの人はねぇ、すごいんだよ」
野球ファンの世代と世代をつなぐ会話が聞こえてきそうです。
僕だって聞きたいですもの。あの人が打撃の神様と呼ばれた頃の活躍を!

さて昨日もそんな巨大戦力は敗れました。
裸の王様…
穴の開いたタイタニック号はこれからどこへ行くのでしょうか?




プロ野球スピリッツ2004レビュー

2004年04月23日 01時05分20秒 | ☆野球
僕ゲームといえばパワプロと電車でGO!しかやらないんですが、
このコナミの「プロ野球スピリッツ2004」は「パワプロ魂を継承しています」とのことだったので楽しみに買いました。

新しい操作方法を覚えたりするのが面倒で、今まで「熱チュー!プロ野球」などのリアル系野球ゲームには手を出さなかったんですが、パワプロだけはできるので、これはすんなり入っていけました。

率直にまずタイトルの実写映像がカッコよかった。
パンクナンバーにのせて、去年のプロ野球の名シーンがCG処理も加えつつ映像として流れます。一喜一憂する選手の表情が秀逸。
テレビの「珍プレー好プレー」でもこうは編集してくれません。

で、肝心の内容ですが、試合の難易度などもパワプロ同様にこまかく設定できるので初めてでもすんなり楽しめます。
確かに選手の顔はリアル。
たまに「これは似てね~」というのも当然ありますが、僕の似顔絵でもよくあることなので、そこはOK.
でもフォームは結構似てますよ。
ピッチャーなんて遠目でも「あ、伊良部や」とかわかります。

文句があるのは解説者。
四人の中から自由に選んで解説させられるんですが、微妙におかしな解説に。「わかっとるわ!」とか「どこがやねん!」とか突っ込んで楽しむしかありません。
ただアナウンサーに関しては去年のチーム成績や選手成績に言及してくれたりと、けっこう盛り上げてくれます。
そうそう、ちなみに4人の解説者って田尾と牛島と秋山と宮本和知なんですけど、たまに声のトーンとテンションが低すぎて何をいってるのか聞こえないという問題外の事態も発生しますので要注意。実物はいけすかないですが、宮本の発声が一番上手です。

あとボールの行方がたまに見づらいのと、ランナーのレスポンス…いわゆる反応がかなり鈍く、ストレスがたまる場合もたまにあり。

でもサクセスモードというか、選手の育成モードはかなり楽しい。
ぼくパワプロのサクセスは、結構時間もかかるしストーリーなどの複雑な要素もからんでくるので苦手だったんですが、これはいいです。
ほんとサクサクと育成ができます。
運の要素も結構大きいんですが、1時間半くらいで上質な選手が比較的簡単にできます。

まあ部分的には不満要素もありますが、ストレス解消に弱いコンピューター相手に30点くらいバカスカとってやるのも良し。
リアルにペナントレースで楽しむのも良し。
よくできたゲームです。
製作者さんの野球への情熱も感じられました。

特に去年のデータがもとになっているので阪神が強いんですよね。
これも今年の野球ゲームの熱い部分です!