カネシゲタカシの野球と漫画☆夢日記

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連敗ストッパー いいぞ川尻投手!

2004年04月24日 23時04分15秒 | ☆野球
いや、ベテラン、頑張ってますね。
なんと西武相手に1失点の完投ですよ。

星野政権になってからの川尻は、大リーグへの挑戦の夢を「必要な戦力だから」と止められたにも関わらず、なかば干されたような状態がつづいていました。
本人もあるインタビューのなかで「状態もいいし、故障しているわけでもないのに2軍にいるのはくやしかった」ともらしています。
そしてタイガースは優勝…同じく阪神弱小時代にともにエースとして活躍した藪投手は優勝に貢献。
しかし自分はほとんどチャンスらしいチャンスすら与えられず、夏場に満を持しての一軍昇格後、たった一度の先発機会に失敗しただけで即2軍落ち。
いや、くやしすぎたでしょう。

新天地にかける意気込みは並々ならなかったはず。
僕はいくら全盛期の球威はないとしても、彼の細かいコントロールと長年セ・リーグで鍛えた投球術があれば、初年度に限っては10勝はできると踏んでおりました。

抑え投手不在の苦しい今の近鉄で、完投勝利というのは本当に貴重。チームの連敗ストッパーとしてこれからも頑張って欲しいです。

いいぞ川尻!

阪神勝利!6対3 福原好投!

2004年04月24日 21時25分02秒 | ☆阪神タイガース
でも似顔絵はラスト9回をびしっと締めくくったウイリアムスに捧げます。福原、最初から飛ばしていったというコメントの通りローズに2ランこそ許しましたがピンチにも動じず6回まで好投。

4番の金本にもようやく存在感が出てきました。
前田から犠牲フライでの追加点がチームを楽にしました。
きょう3打点です。
ヒーローインタビューでの「期待はずれですみません」というコメントは本人だけでなくチーム状況も含めてのことでしょうか?

今日の継投は安藤・リガン・ウイリアムス。
リガンが下位打線からランナーをためて1失点という苦しいピッチングでしたが、なんとかペタジーニを打ち取りました。
ウイリアムスは3人でピシャリ。
怖いクリーンアップを不幸中の幸いで、リガンが全て勝負してくれていたのが助かりました。

いや、福原はあっぱれ。
苦しい故障を乗り越えてマウンドにこの男がエースとして君臨する。とても美しい光景ですね。

プロ野球の迷走 白球の行方は誰が知る?

2004年04月24日 01時52分13秒 | ☆提言・苦言・球界再編
今夜はタイガースが負けたので、日本プロ野球界に文句が言いたい!あーいつも巨人のことばかり愚痴っていますが、ここではプロ野球界全体の問題。ああ大問題ですよ。

そのテーマは「飛ぶボール」について。

まあプロ野球ファンの方なら今さらってカンジでしょうけれども一応軽く説明しますと、現在いろんな球団によって使っているボールのメーカーが違うんですよね。
パ・リーグの全球団(ロッテは使い分けてるそうですが)と、巨人・横浜・中日が主催試合で使用しているボールはミズノ社のもので、これが従来のものよりよく飛ぶのです。

使用理由は「ホームランがよく出て試合が面白くなるから」というもの。
実際このボールを使い出した球団は使用前の年に比べてホームランが倍増するケースまででるほどその効果はテキメンです。
まあ当然打たれる本数も倍増ということになるのですから、チーム成績に影響するかといえばそれは微妙です。
ちなみにメジャーでは使用球は全て統一されております。

大阪近鉄の応援歌の冒頭は、「飛ぶ雲 飛ぶ声 飛ぶボール」という歌詞なんですが、その“飛ぶボール”の恩恵をうけたローズや中村の打球は面白いようにスタンドにとびこむのです。カブレラだってそうです。

メジャー帰りの佐々木はカルチャー・ショックを受けたらしく、「このボールの飛び方はおかしい。メジャーはパワーでホームランになりますけど、日本はボールが飛ぶおかげでホームランになっている」と嘆いております。

あと、単純にピッチャー返しの打球が速すぎて危険だという説も聞いたことがあります。

でも僕が一番言いたいのは、
そない打撃戦になったら試合時間がどんどん長くなるやろ!
ということ。

東京ドームの試合なんてホント9時前に終わることなんて珍しいくらいに長い。これ、絶対飛ぶボールが原因でもあるはずなんですよ。

高校野球なんて一日4試合くらいやるのにサクサクと終わるでしょ?あれがもしも一試合に3時間も4時間もかかっててみてください。観客はダレまくりですって!

早朝野球だって3時間越えて4時間近くやってみてください。
お父さん、遅刻しますって会社に!

まあ、やってる方はともかく、見てるほうは確実にダレます。

サッカーなんて必ず90分で終わるんですよ。
長いと思われがちなマラソンだって2時間ちょっとで終わるんですよ。
観客は試合後の予定だって立てやすいし、テレビ中継だって安心して見られる。

一方の野球はといえば…

観客席を陣取っていた修学旅行生はほとんどの試合で最後まで見届けることなく宿舎に戻ります。
もっと長い試合では、終電を気にしてやむなく帰路につく人が大勢出る始末。

エンターテイメントを提供する側としてやっぱり失格ですって、それは。

ちなみに昔舞台関係者の方から聞いた話では、人間が集中して物事を見ることができるのは90分位が限度らしいです。
だからテレビのバラエティー番組も、演劇の舞台も、大学の講義も、だいたいそれを目安にして時間設定しているというのです。


さて日本プロ野球界は2002年のシーズンから試合時間短縮のためにストライク・ゾーンをボール約2個分も高めに広くしました。
投手を有利にして、試合時間の短縮をはかるためです。
ところがどっこい、いつのまにかそのルール運用も従来のものになし崩し的に戻ろうとしており、その上次々と飛ぶボールが使用されているのが今の現状…

アホらしいですよね。

野球離れの大きな原因の一つは、この中継にも納まらない試合時間の長さにあるはずなんです。
2時間半くらいで終わるんだったら、平日にももっとお客さんは入りますって。
バコバコとホームランを打ちゃー面白いだろうなんて、単純なテレビ局の人間の発想でしかないと僕は断言します。