昨日は日本科学者会議災害問題研究討論会に参加しました。
かつての福井豪雨調査でお世話になった上野鉄男先生が「陸前高田の震災復興について」、宇民正先生が「宇治市、宇治川沿川の水害について」、奥西一夫先生が「適切な避難情報発信のために必要な水象予測について」、そして大飯原発活断層調査でお世話になった志岐常正先生が「防災論」について講演するなど濃密な1日でした。
陸前高田の復興について、「人口は災害死亡の倍以上に減っている。若者の正規雇用の場がなく、人口が流出している。880戸の高台宅地造成は切り土でおこなわれ、1戸あたりの事業費は5500万円にも。不合理で無駄な事業がゼネコンによっておこなわれている」との指摘には胸がいたみます。
奥西先生は台風水害で宇治市は6万人に避難指示をだしたが、避難したのは500人程度であったことなど防災体制の問題を指摘されました。
災害列島で、災害問題と対策の研究検討に終わりはありません。
上野先生

宇民先生

堤防の穴をチェック

すさまじいダムからの放流。これが災害拡大につながった可能性



★
また福井県警の警察官の不祥事が発覚しました。
窃盗捜査のベテラン警官が同僚から盗みなどを繰り返していたというのですから目も当てられません。
相次ぐ警察不祥事、今回も警察内部での窃盗にとどまっていたのかどうか。
県民も怒りと不安でいっぱいです。
■NHK・・・警官が窃盗容疑で逮捕
窃盗事件などの捜査を担当する福井県警察本部の28歳の警察官が、同僚の机からおよそ4万円の現金などが入った財布を盗んだとして窃盗の疑いで警察に逮捕されました。
逮捕されたのは福井南警察署の巡査部長、山崎雄大容疑者(28)です。
警察によりますと、山崎巡査部長は、平成23年12月から翌年の1月までの間に当時勤務していた県警察本部機動捜査隊の部屋で同僚の机からおよそ4万円の現金などが入った財布を盗んだ疑いが持たれています。
警察の調べに対し山崎巡査部長は容疑を認めているということです。また山崎巡査部長の勤務する福井南警察署で今月、机などの鍵が相次いで無くなっていて、これについても「盗んだ」と話しているということです。
山崎巡査部長は、平成18年、警察官として採用され、去年4月から福井南警察署の刑事課で強盗や窃盗事件などの捜査にあたってきました。
県警察本部では、去年8月、警部補が、恐喝事件の被害者の住所を不正に漏らしたとして停職3か月の懲戒処分を受けたほか、去年11月、警部が会社経営者から100万円を脅し取ったとして逮捕・起訴されるなど不祥事が相次いでいます。
平谷貞樹首席監察官は「再発防止に努めているなか、こうしたことが起きてしまい県民の皆様におわびします」と話しています。
02月22日 23時16分
かつての福井豪雨調査でお世話になった上野鉄男先生が「陸前高田の震災復興について」、宇民正先生が「宇治市、宇治川沿川の水害について」、奥西一夫先生が「適切な避難情報発信のために必要な水象予測について」、そして大飯原発活断層調査でお世話になった志岐常正先生が「防災論」について講演するなど濃密な1日でした。
陸前高田の復興について、「人口は災害死亡の倍以上に減っている。若者の正規雇用の場がなく、人口が流出している。880戸の高台宅地造成は切り土でおこなわれ、1戸あたりの事業費は5500万円にも。不合理で無駄な事業がゼネコンによっておこなわれている」との指摘には胸がいたみます。
奥西先生は台風水害で宇治市は6万人に避難指示をだしたが、避難したのは500人程度であったことなど防災体制の問題を指摘されました。
災害列島で、災害問題と対策の研究検討に終わりはありません。
上野先生

宇民先生

堤防の穴をチェック

すさまじいダムからの放流。これが災害拡大につながった可能性



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また福井県警の警察官の不祥事が発覚しました。
窃盗捜査のベテラン警官が同僚から盗みなどを繰り返していたというのですから目も当てられません。
相次ぐ警察不祥事、今回も警察内部での窃盗にとどまっていたのかどうか。
県民も怒りと不安でいっぱいです。
■NHK・・・警官が窃盗容疑で逮捕
窃盗事件などの捜査を担当する福井県警察本部の28歳の警察官が、同僚の机からおよそ4万円の現金などが入った財布を盗んだとして窃盗の疑いで警察に逮捕されました。
逮捕されたのは福井南警察署の巡査部長、山崎雄大容疑者(28)です。
警察によりますと、山崎巡査部長は、平成23年12月から翌年の1月までの間に当時勤務していた県警察本部機動捜査隊の部屋で同僚の机からおよそ4万円の現金などが入った財布を盗んだ疑いが持たれています。
警察の調べに対し山崎巡査部長は容疑を認めているということです。また山崎巡査部長の勤務する福井南警察署で今月、机などの鍵が相次いで無くなっていて、これについても「盗んだ」と話しているということです。
山崎巡査部長は、平成18年、警察官として採用され、去年4月から福井南警察署の刑事課で強盗や窃盗事件などの捜査にあたってきました。
県警察本部では、去年8月、警部補が、恐喝事件の被害者の住所を不正に漏らしたとして停職3か月の懲戒処分を受けたほか、去年11月、警部が会社経営者から100万円を脅し取ったとして逮捕・起訴されるなど不祥事が相次いでいます。
平谷貞樹首席監察官は「再発防止に努めているなか、こうしたことが起きてしまい県民の皆様におわびします」と話しています。
02月22日 23時16分