こんにちはりす組(1歳児)担任の羽生美香です
日中の暖かな日差しに春の訪れを感じるこの頃、園では子どもたちの元気な声が響いています
今週からは、思い出帳の持ち帰りや生活発表会の動画配信などで子どもたちの成長を目で見て感じ取れる時期ではないでしょうか
今までの子どもたちの成長を大切に来週からは、進級へ向けて子どもたちと過ごしていきたいと思っております
そんな我が家にも4月から小学四年生になる娘がいます。最近、気になる事がありまして…それは、娘が漢字を書くと間違えが多く書き順もバラバラで学校の授業で行う習字でも、字を書くのが嫌だと言うようになったことです
私自身も字が上手ではないので、あまり偉そうなことは言えませんが、娘の側で
漢字の練習を一緒にしてみたり、書き順を確認したりしていました。
しかし、思うように上手く書けませんでした。というより、やる気がなかった様に思います
娘にとっては、私が娘の漢字を見て「やり直ししてね」という日々に嫌気をさしておりました。書き順や字をよく間違えるので何か言い方法はないかなぁと模索しておりました。すると、ある時娘とホームセンターへ行く機会があり、嬉しそうに「これ、買ってほしい」と持ってきたモノがありました。それがこちらです
これは、水で書ける筆と何回書いても書いては消えるという用紙のセットでした
娘いわく、これで字を練習したら消しゴムで消さなくても書けるし、汚い字も消えてまた書き直せるという字を書くことへの期待を口にしたので、購入してみましたすると、これを購入して字の練習をしたら上手になるかもしれない、「やってみよう」と思えた事なので毎日、時間があれば遊び感覚で筆に水を入れて練習するようになりました
その娘の自らのやる気スイッチで嫌がらずに楽しんで取り組む姿に私もうれしくなりました
そして、漢字ドリルを持ってきて「今日は、花丸を沢山もらえたよ」と見せてくれるようになりました
私からの発信では、上手くいきませんでしたが娘本人の考えで動く事でやる気スイッチがスムーズでした色んな場面にやる気スイッチは必要ですが、こちらばかりが発信するのではなく、本人にも考えてもらう事も大切な事だと改めて思いました。
園でも、子どもたちの色々な場面でのやる気スイッチを見つけながら見守って配慮させていただきたいと思っております