こんにちは給食室栄養士の赤井宏美です
先日の田植えフェスティバルで子どもたちは食物の命を育むという体験を通して
食に関心を持ってくれたことだろうと思います
そこで今日は食物を頂く為の食事のマナーについてお話ししたいと思います
食事のマナーというとテーブルマナー等難しい事を思い浮かべる人が多いかと思いますが
今日伝えたい事はそこではありません
では、食事のマナーとは一体何なのでしょう
まず、第一として『相手に不快な思いをさせない』という事だと私は思うのです
食事をする際の食べ方でその人がわかると言われる位、人となりがでます
その為か人は相手の食事の仕方をよく見ているものです
ちゃんとお箸が持てているのか口を空けて音を立てて食べていないか
肘はついていないか嫌いな物をはじいてよけて食べていないか
このような事を目にすると、一緒に食事している相手は不快に思う事でしょう・・・・
食事のマナーは人と食事をして初めて身につけていくものですが、
多くは食卓で学びます
御家族の方が教えてあげることで子ども達はきちんと社会性を身につけて自立した生活を
食事以外のところでも発揮していけると言われています
子ども達に教えてあげられるためにもまずは、大人がきちんとお手本として
出来るようになりたいものです
*お箸の握り方はどうですか
*いただきます・ごちそう様は言っていますか
*食器の置き方はどうですか
*ケータイを触りながら、〇〇〇ながら、食べていませんか
食事は黙って出てくるものではありませんよね
食材を育ててくれた製造者の方、美味しく頂けるように調理してくれた方、ごはんの準備をしてくれたり運んできてくれた方等
口に入るまでに関わってくれた全ての人たちへの感謝の気持ち・配慮の気持ちを忘れなければ
おのずと楽しい食事の時間を持つことが出来、素敵なマナーが付いてくるものだと思います
一度意識してお食事なさってみてはいかがでしょうか
そしてお子様に『相手と美味しく食事をする方法』
『当たり前のことを当たり前に出来ることはかっこいいんだ』
ということをご家庭で教えてあげてもらえたらと思います