高尾山

昨日、朝起きて「高尾山に登りたい！」と思い、おにぎり二個作って一人で高尾山に行きました。
高尾山は十代の時にちょっと行ったくらいで、ちゃんと登るのは初めて。しかも富士山の時と同じく、何も調べないまま行ったので、高尾山口駅を出たら何となく人が歩く方向に登って行きました。
その道は初心者でも歩きやすいコースで、山頂付近で下山途中の小学生低学年くらいの子供達が、ずら～りと長い列を作って歩いていました。
子供達とすれ違う時、先頭の子が私に「こんにちは！」と言ってくれて、私も「こんにちは！」と挨拶をすると、すぐ後の子がまた「こんにちは！」と言ってくれて私も「こんにちは！」と言う。それは列の最後の子まで続きました。
こんなに「こんにちは！」を連発して言った事ってあっただろうか・・・と思うほど沢山「こんにちは！」を言いました。
それがとても楽しくて可笑しくて、子供達から元気をもらったな～と胸がぽかぽか温かくなりました。
私が高尾山に登りたかった理由は二つありました。
一つは山に登りたい！二つ目は天狗さんに会いたい！
私の知り合いに高尾山で天狗さんを見た人が二人も居るので、もし会えたら会いたいな～という思いがあり、草木や花を見て、天狗さんも探しながら歩いていました。
山頂でおにぎりを食べてから下山、下山は自然と稲荷山コースを降りていましたが、これがけっこう険しい道で、登ってくる方は大変そうでした。
途中風が吹き、一枚の葉っぱが足元に落ちてきました。
天狗さんからとは言いませんが、誰かからお便りをもらったような気持ちになり、嬉しくて持って帰ってきました。
高尾山は優しさが沢山詰まった山でした。またふらっと登りに行きたいと思います。


↓稲荷山コース







↓高尾山のお土産。葉っぱのお便りといつのまにかジーパンの折り目に入り込んでいた小枝一本。