あれから１３年・・・

　「阪神・淡路」から明日１３年・・・」　
　
　思い出したくも無い・・・１月１７日午前５時４６分５２秒
でも、決して忘れられ無い忘れてはいけない日・・・
又、今年もあの悪夢の日から丸１３年目が来ました！
　神戸の街も外見からは、すっかり元通りの素敵な町に戻りましたが・・・
しかし現在も直、その裏で震災の後遺症で悩んでる方が多くいます
体が不自由に成った方・未だに生まれ育った所に帰れない方
仕事場を無くした方・家族を亡くし未だに心身に傷ついた方とか・・・
　
　新聞の記事で、奥さんが下敷きに成ったわづかな隙間から屋外にで、救助されたが
重い梁や瓦に阻まれ、夫が家の下敷きに成り、人力では出すのは無理
火の手が迫った・・・
　夫は「もう十分だ、早く安全な場所に逃げなさい・・」と傍を離れようとしない妻に・・・
妻は他の人に、引きずられる様にその場を離される・・
「お父さん　堪忍やで・・」とどうしょうもできず、涙ながらに手を合わせるしかなかた・・・

此の記事を読んで、涙が止まりませんでした
此の奥さんも今、焼け跡の中から「お父さん」が大事にしていた
大切な遺品を、防災センターに寄贈して展示をしています！

　世の中、世知辛い昨今、命の大切さを何時までも伝えたい『あの日』・・・
　　神戸の中心街から少し離れた、HAT神戸に
　大切な人に促す備え「減災への思い」
「人と防災未来センター防災未来館」で
防災の心を伝える所が、リニュウアルしたので、
心、新たに行って来ました・・・
　中は撮影が出来ないので、紹介は出来ないのですが
悪夢の直後の写真、映像・ミニチュア模型の崩壊した家・ライフラインの復興・ボランティアの方の苦労等と色々と展示をしてくれています。

　

又、小・中高生、外国人留学生等が
家族や友人に宛てたメッセージ付きで描いた約３００点が
防災の大切さを訴えている絵手紙も展示しています。
　其れと、最近は修学旅行の行程に此の「防災未来館」の見学も
入れて頂いていて、全国の子供達にも言い伝えて貰い
「命の尊さ」「人と人との温かさ」を感じて貰いたいですね！

　　　
　　　　落下した山陽新幹線高架 　　　　　　　　　「送り火の　大文字草　いつまでも」

　
　　　煙に包まれた神戸市街地　　　　　　「ポーチュラカ　良く飲んだね　今ひとり」

　
　　　ビルの倒壊現場　　　　　　　　　「風鳥花　貴方を見ると　あの顔が・・」

　今日も朝から、飲み友達だった亡き友のお墓参りに行って来ました
良く午前様まで、三宮の繁華街を飲み歩いたものです・・・・・・・


　６４３4名の亡くなられた方に、心よりご冥福をお祈り致します。