日御碕灯台の一番高いところに上っています。
そこには強力な光を発するレンズがありました。

頑強なものだとは思うのですが、立っている場所はどれほどの広さでしょう。
狭いと結構不安になるものです。

でもね、せっかく上まで来たのですから。
それでは意を決して外へと出てみます。

ほう。

あらー。

ここに上り始める前に歩いた遊歩道、白い部分がそれ。
その先の岩場までも進めたのでしょうか。
低いけど、そちらも絶景っぽい。

コォォォーッ。

上る前に遭遇した飛行機がまた飛んで来ます。
どこかで引き返して来たのでしょうか。
少し高いところにいるワタクシ。
何となく大きく撮ることが出来ましたわ。

ついつい何枚も撮ってしまいます。
輸送機のC-2、いやC-1かな。
国産の大型機。

形はさほど変わらないけど、新しくなったC-2の方が1.5倍、重さは3倍にもなったのだとか。
C-1は1970年初飛行、そしてC-2はその40年後の2010年が初飛行の後継機。
いずれ全てが入れ替わるのでしょう。

どちらも現役。
近いようで遠くを飛ぶの。
比較するものも無いので、どれほど大きいのかもわかりません。

調べたら新しい方が静か…、古い方の飛行音も知らないワタクシ。
まあ、そのどちらかには間違いありません。

それにしても…。

灯台の手摺りから身を乗り出して足元を覗き込むのを何度か…。

歩く人も小さく見えます。

遠くを見ているうちはいいのですが、真下を見るのはどうもいけません。
怖いんだもの。

手摺りが高いので転落することは無いのでしょうけど。
そもそも、そこを掴み続けなきゃ歩けない。

地震でも起こったらどうしよう…。
この前日も結構な揺れを体験したばかり。
そんなことばかり考えてしまいます。

複合群せん白赤互光で、毎20秒間に白2せん光と赤1せん光。
480,000カンデラは21.0海里まで届く強力なもの。
ところで1海里とはどれほどの距離なのか。

調べてみましたよ。
海里は海で用いる長さの単位。
地球表面上で緯度1分に相当する長さを1海里。
地球の360分の1が緯度1度で、1度のさらに60分の1が緯度1分。
1海里をメートルにすると1,852メートル。

ううーん、いつまで覚えていられるだろう。