もう何度汲みに来たのでしょう。
最初は蔵の中の水場から始まりました。
今年の3月初め頃のこと。
まだまだ雪の残る寒い日でした。
その頃を思い出す必要はありません、またすぐそこまで来ているんだもの。
冬は我慢の季節。
そう思いがちだけど、若い頃のように外で遊びたい。
もちろんたくさん着込みます。
それなら熱したお酒も飲みましょうか。
熱燗って書けば済むのに。
燻り続けて3年目。
何もしないことが普通になってしまわぬよう自分に厳しく臨みます。
もう何度汲みに来たのでしょう。
最初は蔵の中の水場から始まりました。
今年の3月初め頃のこと。
まだまだ雪の残る寒い日でした。
その頃を思い出す必要はありません、またすぐそこまで来ているんだもの。
冬は我慢の季節。
そう思いがちだけど、若い頃のように外で遊びたい。
もちろんたくさん着込みます。
それなら熱したお酒も飲みましょうか。
熱燗って書けば済むのに。
燻り続けて3年目。
何もしないことが普通になってしまわぬよう自分に厳しく臨みます。
そう言えば、ハタハタ鍋をした日はお酒も飲みました。
おばあちゃんが定山渓温泉で買って来たお土産。
ぬくもりの宿ふる川のラベルですが、製造は姫路の壺坂酒造。
中身は、兵庫県産五百万石を使った吟醸酒、雪彦山。
日本酒を楽しむなら多少しょっぱいものもいいでしょうか。
イカ三升は大好物。
ハタハタのコッコもプチプチで美味し。
それに…。
出ました。
ちりめん山椒。
ピリリと痺れる舌の感じが病み付きになってしまいます。
これは食べるだし醤油。
何コも貰った瓶詰めの最後のひと瓶。
酔っ払っているとは言え、立て続けに食べ捲りました。血圧が高まります。
いけません。
ホント、ワタクシったら。
いい年して何も守れないんだもの。
食べたからには暫く安静。
そう書けばどこか問題でもありそうに思いますけど、単なる食べ過ぎ。
30分も横になれば普通に戻ります。
おまけ。
出掛けていたマゴ君がゲットして来た雨竜米。
もちろんクレーンゲームで勝ち取ったものらしいです。
たいそうなハシャギようでしたから。
前回空振りしたジジは、ふぅーんと興味無さそうに返事しておきます。
もう…、年寄りなんだから。
と自分のフリに凹んでおります。
5月の初めから半年しか開かれない霊場恐山。
この地域全体に立ち込める硫黄臭は、観光気分なカメラオヤジの気持ちを鎮めるには十分でした。
両親と兄があちらの世界に行ってしまい、死後の世界の何たるかを知ることが出来るのかと思ってみたり…。
それが何となくザワザワした気分にさせるのでしょうか。
ザワザワ、ザワザワ…。
山門に掲げられた山号額の青が美しい。
いつものワタクシなら山門の両脇に立つ仁王像も撮っているハズですが、今回は特に構えることも無く、通り過ぎてしまいました。
他に気になるものでもあったのか…。
確かに。
地蔵殿までの道から少し外れたところにある小さな建物が気になります。
温泉も湧き出ていますもの。
こちらは男湯。
本来であれば、ここで湯に入り参拝前に身を清めるものかも知れませんな。
入山料を払えば温泉は入り放題だから。
あまり時間の無いカメラオヤジは、足だけでもと思って戸を開けてみると先客がお2人。
失礼、眺めるだけにしておきました。
他にも2,3の温泉があるようですがね。
女湯だったり混浴だったり。
もっといろいろ知りたいことはたくさん。
でもね、ザワザワな気持ちが止まることはありません。
これだけ珍しいものがあるとカメラオヤジはついつい興奮するものですがね。
妙に穏やかな気持ち。
ザワザワだけど穏やかって…、不思議です。
それほどゆったりとした時間が流れているのかも知れません。
山道の突き当たりは地蔵殿。
お寺だから参拝の作法も心得てはいませんが、深々と頭を下げて手を合わせます。
無事ここまで辿り着いたことに感謝します。
「来たよー。」
誰に言うワケでもありませんがね。
とりあえず、こちらとあちらが繋がるところ。
さて、この次は賽の河原を歩かせていただきます。
火曜は町内の老人ホームへ。
昨年から着工し、先日完成し引き渡されたばかりの施設にお邪魔しました。
ワタクシの勤める事務所での視察。
役員さんをお連れし、園長にご案内をお願いします。
どこもピカピカ。
設備品の取り付けは終了、入居している方々が使っているベッド類はそのまま運び込まれる予定なのだとか。
それじゃ事務室の机やイスも古いままか…。
中庭もありました。
実際にベッド類が運び込まれ、ここでの暮らしが始まったらどうなるのか。
もちろん今の古い施設よりは明るいし暖かいし、断然快適になるのでしょうけど。
人生の後半。
いかに楽しく過ごせるのかも大切なこと。
用意されたさまざまな機器類を活用して…。
使わせていただくってことになるのかな、自由に出来るのはどれくらいなんだろう。
そもそも、施設入居する頃の自分って…。
いろいろと考えちゃいます。
1階は特別養護、2階は養護施設。
大きくなって外の光をたくさん取り込むようにしている窓。
どんな景色を楽しめるんだろう。
たまにクラシック。
好きなビールなんだけど、黒ラベルを選ぶ方が多いかな。
でも、好みを限定することはありません。
いくつになっても楽しみは無限だから。
一生に飲める量など知れています。
だったら常に違う何かに巡り会いたい。
毎度バタピーかポリッピーなのに。
よく言いますね。
ま、言うだけタダ。
そろそろ変わったもの探しを再開致します。
そのためにも少ない量で満足する体にならなきゃ…。
頑張ろ。