恐山の境内を後にしたワタクシども。
滅多に来られない場所だから名残惜しい。
でも、次は仏ヶ浦。
そろそろ出発の準備をしなきゃなりません。
心が動きます。
総門の周辺をウロウロ。
予定では境内にある温泉にも入ろうかなと思っていたのに。
境内で自由に入れる温泉は4つ。
この日は男湯が「薬師の湯」で、参道を挟んで反対側にある「冷抜の湯」は女湯だけど、その日により男女入れ替えられるのだとか。
「冷抜」は、ひえと読むの。
その隣にある「古滝の湯」は女性専用で、宿坊の奥には混浴の「花染の湯」。
それぞれが木造の古い鄙びた雰囲気な浴場のようですが、宿坊の中にある大浴場は立派なのがあるのだとか。
今度は是非温泉巡りも兼ねてお邪魔したい。
とりあえず10年後を目指します。
食事処は蓮華庵。
蕎麦やカレー、ラーメンもあるのですが、お昼は「かわうち湖」の道の駅辺りの予定。
隣のトイレだけお借りして出発致します。
受付と食事処の間にあった売店は、おみやげの明寿屋。
お菓子や数珠などのほか、風車やぞうりなども扱っていました。
もっとじっくり隅々まで見て歩くべきだったのか、このサラッと感で良かったのか。
まあ、その答えを含めて10年後のお楽しみにしておきます。
霊場恐山。
そこへ渡る三途の川は、随分手前にありました。
既に通り越しての帰り道で立ち止まったワタクシども。
川を渡る太鼓橋は老朽化のため使用出来ない状態でした。
今度は石造りの頑丈なものに架け替えられるのだとか。
50年振りのことらしいです。
御影石の重量は約260トン…、完成は2年後。
次回は立派な橋を渡りましょうか。
さて。
この橋を渡ってしまえば、後ろを振り返ることもありません。
と言うか見てはいけないのでしょ。
またいつか。
この世で来るのか、あの世なのか。
ま、どちらにしても来ることには変わりありません。