ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

この輝かしい日々。(超マイペースでいこう!)

2018-04-19 08:14:55 | 日常
快晴。22-10℃








さぁ、






100均眼鏡にあたるきーじ君www

掴みはばっちりwww

もうデジタルなしでは生きていけません、調弦ヤバイ。
音叉とかもう無理、無理。

今日も頑張ったのですが、漫画に夢中に、
ええい、もう全部読んでしまえっ!落ち着かんわ。

空は晴れ渡り、何故か漫画三昧に突入。





手首の毛玉は見なかったことにしてくださいwwww

ま、途中までですが、
クラッシックの名曲はヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテなくして音楽は語れないのだと実感しましたね。
「魔法使いの弟子」とか。ゲーテから何曲も産まれている。
私「ヴィルヘルム・マイスターの修業時代」一押し、「若きウェルテルの悩み」は好きなのだが、
もう「ファウスト」がダラダラしていてうんざり、
そのファウストが特に音楽(絵画にも)に与えた影響大でwwwwああ、再読するしかありません。
あと、印象派の絵とドビュシーとか(オルセー美術館取材してまで描きこんでいる!)

まぁ、音楽と芸術がわかりやすいマンガです。
千秋様にうっとりしていればよろしいのですがw

あと、皆さんオーケストラのバイオリンのボーイング、
コンサートで弦楽器の運弓が揃っている事を、当たり前のように思われているかもしれませんが、
あれは指揮者によって、ボーイングを変えて、
かつ譜面にアップダウンを書き込むのですが、それによって、全員が揃うのが裏話なんですが、
それを書いたり、消したりするシーンとかもちゃんと書いてあり、本当に面白いです。

私は、エルガーが戦後、カズオ・イシグロの「浮世の画家」的扱い、
戦争に協力したので、戦後に冷遇された話に今回驚きました。






さぁ、今日も聴いてみましょうwww!

Elgar - Violin Sonata in E minor Op.82 Movement 1 (Nodame Cantabile / のだめカンタービレ)


この歳でも、学生に戻った気分(1600円で)になれた幸せな一時でした…。





夕暮れの庭とドイツの白いバラ。
練習曲で、今ドイツロマン主義のシューマンとか、
忘れられた作曲家フランツ・ベールをやっているのだが、
本当に美しいの…。
思わず、口ずさんでいた。

さて、
今更私が猛特訓しても、音大生になれるわけでもありません…。
でもね、
もうどうしようもないことで悩んでいる暇があれば、
手を動かし、頭を使い、少しでも知識を増やし、自分を研鑽するしかないのだ!、と決めました。

最後に、
私がバイオリンがあって美しいと思った風景、
生活の中の風景で、をあげてみますね。

【ローラ・インガルス・ワイルダー この輝かしい日々】


ローラは15歳で小学高の教師になり、初めて家族から離れるのですが、
そのつらい下宿生活を救ってくれたのが、週末になると迎えに来てくれるアルマンゾでした。
やがてローラは静かで豊かな愛をもったアルマンゾと18歳で結婚します。
その結婚するまでの黄金色に包まれた、青春の日々を書いていますが、
結婚前日、家族と過ごす最後の晩に、

ローラはお父さんに、バイオリンを弾いてくださいとねだります。









その晩、夕ごはんがすんでから、ローラは父さんのバイオリンを父さんのところにもっていって、たのんだ、
「おねがい、父さん、なにかひいてください」
父さんはケースからバイオリンをとり、長い時間をかけて音を合わせ、丁寧に弓に松やにをぬった。
ようやく、弓をバイオリンの絃に当てると、父さんはゴホンとせきばらいした。
「何をひこうか、ローラ?」
「はじめはメアリーの歌にして」と、ローラはたのんだ。
「それから、古い歌を全部。一曲ずつ。ひけるだけひいて」
 ローラは戸口の段々に座り、大草原をみはらすドアの内側に、父さんと母さんがすわって、
父さんは「高地(ハイランド)のメアリー」をひいた。
つぎに、しずんでいく太陽を見ながら、ローラがおぼえているかぎりの古い曲を、つぎからつぎへとひいていった、
 太陽は、姿を隠し、長く尾をひいた、はなやかな吹き流しがのこった。
すべての色があせ、太陽は次第に影が伸び、最初の星がまたたきはじめていた。
キャリーとグレースがそっと来て、母さんによりかかった。
バイオリンは、夕明かりの中でうたいつづけていた。
 バイオリンのうたう歌は、ウィスコンシン州の大きな森でローラがおぼえた歌も、
カンザスの平原を旅したとき、キャンプファイヤーの横で父さんがひいた曲もあった。
バーディグリス川の岸で月光をあびてうたっていたナイチンゲールの歌をくりかえしたかと思うと、
プラム川の土手の家や、あの地に父さんが建てた新しい家での冬の夜を思い出す歌もあった。
シルバー湖のほとりでむかえたクリスマスの朝、あの「長い冬」がおわったあとの春の歌もあった。
 やがて、バイオリンは、こよなく美しい調べを奏で、父さんの低い声がうたいだした。

すぎさりし なつかしくもはるけき日
夕闇がとばりをおろすころ
夢よりわきいずる しあわせの歌
わが胸びしのびよる あまき愛の歌
たそがれにともしびはきらめき
ひそやかにわが夢を紡ぐ

いざうたわん
光うすれゆき 近く遠くゆれる影のもとで
胸うちひしがるるつらき日も
たそがれは運ぶ なつかしき愛の歌
恋人たちの 古き うるわしき歌

いまもきこゆ すぎさりし日の愛の歌
わが胸深く とこしえに絶ゆることなく
足ひきずり 思うにまかせぬ身にも
耳にのこるあの日の歌
老いの身に影さしても
愛にまさるうるわしき歌はなし

※この後、ローラは不作や火事、アルマンゾの病気によって、辛い新婚生活を送ります。
なお「この輝かしい日々」を発表したのは1953年、ローラ86歳の時でした。
執筆年齢も驚きですが、私は歳をとっても、この感性を持ち続けていたいのです。

(追記】
最初に歌ったという歌、ハイランドのメアリー見つけました!ゼィゼィw
ハイランドのメアリー





こんなブログでいいのかぁあああーーー、バカすぎて恥ずかしすぎるぅううと、悩んでいましたが、
こめちゃんママ様の励ましで、俄然頑張る気になったオイラでしたっm(_ _"m)
コメント (2)
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