魅惑のブルーベリー

新規就農奮闘記。非農家から、ブルーベリー観光農園設立までの様子。野菜や果樹の栽培風景、愛犬コーギーとの楽しい毎日など。

ブルーベリーは、LOHAS的か?

2005-08-14 01:11:54 | Weblog
ロハスとは、1998年ポール・レイとシェリー・アンダーソン(米国)が提唱した概念。LOHAS(Lifestyle of Helth and Sustinability):健康と環境に配慮したライフスタイルの総称です。

 米国のセレブを中心にヨガ、ハーブ、エコツーリズム、健康的食生活 等の志向/実践から始まり、ヨーロッパやアジアにも普及し始めています。
 
 最近、日本でも健康食ブームから、地元産有機栽培野菜や雑穀(アワ、キビ、ダイズ等)などの伝統的な食生活が再評価されてきています。この流れは、日本人の体内DNAが、外来のファーストフード的食生活から、日本古来の食文化の再生を促している様に思えます(大袈裟?)。つまり体が、欲しているのです。

 ロハス的生活を実践している人々(LOHAS層)は、比較的高収入の人達が多いです。野菜や穀物などの栽培履歴が安心で美味しく、健康的生活維持に欠かせなければ、多少高くても、購入意欲は高いようです。
 ブルーベリーは、健康/機能性食品として広く認知されており、無農薬/有機栽培可能です。有機JAS認証取得や、トレサビリティ明記も比較的容易だと思います。里山の自然景観を保全した植栽も行われています。こられの点から、ブルーベリーは、LOHAS的な果樹ではないでしょうか?
 (ただし、ブルーベリー栽培に欠かせないピートモスの大量採取は、採取地域の環境保全の点で問題があるようです。栽培技術改良の余地があるものと思われます。)
 
これから、益々多くの人々が、健康や環境を大切にしたライフスタイルを重視すれようになれば、【農業】の時代がやってくる!!と確信します。