魅惑のブルーベリー

新規就農奮闘記。非農家から、ブルーベリー観光農園設立までの様子。野菜や果樹の栽培風景、愛犬コーギーとの楽しい毎日など。

研修農地が決まらず・・・

2005-10-30 00:33:33 | 就農
ヒロの場合、県農林公社の”就農認定システム”にてブルーベリーで就農しようとしています。
しかし、野菜などと違って、ブルーベリーの場合は、研修終了後も、長期的な耕作農地の借用を前提に農地を探しているため、中々見付からないんです!
 
短期間での借用であれば、農地は沢山あります。しかし、多くの(地主さんは、ご高齢の方が多く、お亡くなりに場合、家人に相続が発生し、農地の売却をする場合が多いのです。その場合には、農地を買取するか、出来なければ、農地を明渡して、ブルーベリー苗を他へ移動しなければなりません。せっかくブルーベリー苗を植え付けて成木になった処で移植するのは、悲しすぎます。

また、耕作放棄した農地を借りて研修農地とする場合も、根抜や草刈残渣処理等が必要となります。農地にするための土壌改良が必要となるわけで、そのコストは、自己負担となる場合があります。
 新規就農する際に、初期投資が、大きすぎるのは、経営的にリスクが大きすぎます。数年間は、ほとんど農業収入が見込めない訳ですから・・・。

【果樹】での新規就農は、”就農地取得”の点で大きな困難が立ちはだかっています。

しかし、能天気ヒロはくじけないぞ!
  
 *日本一に成ったロッテの【バレンタイン監督の言葉】
 (ソフトバンクに逆王手を掛けられた状況で・・)
  「苦難になっても、その状況を楽しめないのなら(野球を)止めた方が良い!」
  確かこんな事を言っていました。

 *今、直面している【苦難】を楽しもうぜ!!何とか成るさ!!
 *自分の成功を決して疑うな!!
 

ブルーベリー葉上のごま粒の正体判明!!

2005-10-29 23:14:05 | 栽培
ごま粒の正体が判りました!!
チップマルチ表面の菌類:ハタケチャダイゴケの”種(子塊粒)”であることが、判明しました。コケといってもキノコの仲間です。
 当園のマルチ上に沢山発生しています。表面を耕耘して種が木や葉上に飛ばないようにしました。
しかし、地表面上のキノコから飛ばされた子塊粒は、40~50cm位の高さのブルーベリーの葉上にもみられます。どのようにしてこの高さまで飛ばすのか?不思議です!!

【チャダイゴケ科 ハタケチャダイゴケ】コップ上倒円錐形。殻皮は3層、外皮は、褐色 の粗毛を密生、内皮は、平滑で鉛色を表す。子塊粒は、外皮膜が薄い。小粒膜は2重で 粘着ひもをつける。梅雨期~秋。堆肥、古畳、もみがらの上に群生。
   ”日本のきのこ”山と渓谷社より引用

ブルーベリーの葉に【ごま粒】???

2005-10-29 01:03:07 | 栽培
6月頃から、ブルーベリーの葉や茎に、ごま粒状の細かい”種の様なもの”が、
所々くっついていました。
 何だか判らず、非常に気になっていました。
大きさは、黒いごま粒程度でより扁平型です。どれも白い糸の様な物が一緒に
ついています。気になるので、指で引っかくと簡単にとれてしまいますが、
沢山ついているので、取るのが大変面倒です。
 ”何かの病気か?もしくは、害虫のフンか?”と思っていましたが、
そうではなさそうです。
 余り多いと葉の光合成にも影響しそうです。 現在調査中です。
 




農園内の土中世界では・・・

2005-10-28 01:03:00 | 自然
当ブルーベリー園では、全面チップマルチをしています。
チップは、広葉樹/針葉樹の廃材、庭木抜根の廃材などです。
乾燥防止、雑草防止効果は、良好なのですが、デメリットとして
地温が上がりすぎること、コガネムシなどの害虫が発生することが
あります。
 今日マルチチップを掘り返してみると出て来ました!巨大なカブトムシ
の幼虫が・・。キノコ類も良く発生しており、堆肥化して幼虫の格好の棲息
環境が出来上がっているようです。
 そういえば、最近良くモグラの穴が増えたなと思っていました(笑)。
笑い事じゃないかもしれませんが、色々な生物が生息する農園は、大好きです。
今のところキノコ類の発生や、虫の発生も、モグラの穴もブルーベリーの生育に
悪い影響及ぼしていないみたいなので、まあ良いとでは・・・と思います。
 楽天的(能天気)な性格は、明るくて好きです。

ティフブルーに網を張る蜘蛛

2005-10-25 23:37:47 | 自然
ティフブルーに巣をかけている蜘蛛がいました。
種類は、全く不明です。
見事な左右対称形、クモの下の両側にある白く濃い糸の部分は何のためでしょうか?
プロジェクト”X”て感じです(笑)。
 クモの出現は約4億年前といわれているようですが、その造網方法は、進化の過程で
かなり変化してきたようです。オナガグモなどは、一本の糸からなる条網で、家の軒下
に良く見られるオニグモは、円網と呼ばれるようです。
 でも、ヒロが一番好きなクモは、動きがユニークで可愛い【ハエトリグモ】です。
網を張らず、引き糸だけの徘徊性のハンターです。素早い動きで獲物を捕らえ捕食する様は、見事です。
 自然はほんと面白いです!!

ウッタードの下のキノコ

2005-10-16 21:16:02 | 自然
最近雨が多く、草刈も出来ませんでしたが、今日は雨も上がり久々に草刈しました。
 すると、ブルーベリー畑のウッタードの株もとに食菌であるコムラサキシメジ
が、生えていました。
 数年前、隣の畑で生えたことがあり、胞子が飛んできたようです。
その時は、6月下旬でしたから、今回と比べ、かなり時期がずれています。
日本のキノコ(山と渓谷社)の説明文・写真でも茨木6月が掲載されていました。
 キノコは発生時期が、その年の天候にかなり影響されますので、今年が
かなり遅いと言う事でしょう。
 以前食した時は、ムラサキシメジより小型ですが、癖が無く食感も良く、
非常に美味しかったです。
 お試しあれ!!

写真撮りに行ったらきのこが萎びていまいた。
詳しくは、本の図鑑を参照下さい。

マツタケ採取  (その2)

2005-10-16 21:04:54 | 自然
前回 マツタケ採取が好評でしたので、他の画像もお送りします。
これは、砂地の川沿いの斜面で採取した、マツタケです。
 表面は、砂と苔で覆われていて、全く判りません。苔の上を手で押した時、
固い感覚があったので、どけて見たところ、出てきたものです。
地面の下にかなり固く入っていましたので傷つけないようにナイフで
下から取りました。
 まだ幼菌に近くカサは開いていないので、匂いは余りしませんでしたが、
茎が太く十分マツタケらしさが楽しめました。
採取ポイントは、他の場所と比べて、高低差がある場所が多いような
気がします。また、採取場所は、日射量が重要で、程よく日が差し込んでいることが
必要です。
 当地は、クロカワも比較的多く採取できますが、地元の人は、ほとんど口にしないようです。やや苦味があるところが、通好みだと思いますが、もったいない話です。他所では
高級キノコですよね・・・。
 


時期はずれの開花

2005-10-16 20:19:09 | 栽培
ブルーベリー園のコリンズに一部開花がみられました。
 最近の寒暖差の影響で、狂い咲きしたのでしょうか。
白く可憐で可愛い花が下向きに咲いていました。
他の同じハイブッシュ系株にも開花がみられます。
でも、ラビットアイ系品種には、全く見られませんでした。
 今咲いても、果実は大きくならず可愛そうな気もしますが、
摘み取ってしまいました。

マツタケついにゲット!!

2005-10-12 21:02:25 | 自然
連休中、青森に帰省してました。
 地元のキノコの会の友人が、今年はキノコが豊作だよ!て言うので、早速、時間を見つけて青森県東側の某海岸沿いの松林へキノコ狩りにいきました。
この場所は、赤松、黒松が暴風林として植えられている所で、クマも頻繁に出現している所です。数年前(11月上旬)にも来たことがある所で、シモコシが沢山取れた場所です。
 山に入ると、アミタケがそこらじゅうに生えています。アミタケの他にハツタケ、クロカワ、マツタケモドキなども多数見られます。いずれも食用キノコです。
しかし、今回の目的は、雑キノコには目もくれず、マツタケをゲットすることです。
 割と平坦な松林の中に、マウンド状になった小山があります。ここが、マツタケの採取ポイントです!マツ類の他に、雑草とツツジ等の小さ目の木が混在しています。
 ≪同行した、名人の探し方≫
体を低くし、目線を出来るだけ地面に近い位置に置きます。地面がわずかに膨らんでいたり、土がチョット盛り上がっていたりしたら、手のヒラで押してみて、もし何か固い違和感を感じたら、苔や葉っぱをどけてみます。土中のシモコシが100個くらい取れるようになったら、コツがつかめます。一番確実なのは、発生場所に何度もあしげく通って、まずは採取ポイントを隈なく探すことが、マツタケを確実に取るコツだそうです。

 マウンド頂上と、やや下がったところの奇麗な地面で、ついにマツタケ ゲット(写真)!!。写真の場合、草の下にやや隠れていましたが、かなり見つけ易い方でした。ヒダ側の匂いをかいだらすごく匂いが強いです!国産マツタケ初ゲット。
早速家で焼いて食べましたが、こんなにも甘いとは、思いませんでした。匂いと味をお伝えできないのが残念です。
 
 

第12回シンポジュウム(日本ブルーベリー協会)参加して・・

2005-10-05 23:21:45 | Weblog
10/1 日本ブルーベリー協会主催の【第12回通常総会&シンポジュウム】(於:東京)に参加しました。
 興味深い事例発表、多数でした!その中の一部概略を紹介します。
 *事例:「木材チップを活用したブルーベリー(bb)栽培のマニュアル」石川県 田原氏

  NHK-たべもの新世紀でも紹介され、大きな反響があったようです。

  ・目的 このマニュアルは、あくまで奥能登の超湿田地域におけるbb栽培の土壌
    改良及び有効な資材活用を測ったもの。
  ・チップの主原料-針葉樹、樹木、良好な建築廃材など。
  ・木材チップの規格:3×1×0.5cm。
  ・客土厚:畑地-50cm、水田(湿地)-70cm。
  ・水分含有量-定めず。高巣分含有製品は避ける。
  ・植付け方法 植付け幅-2.0~2.5m、株間-1.5~1.8 ピートモス投入、支柱する。
  ・注意:産業廃棄物品と誤認される行為は絶対しないこと。チップは、購入する。
     :良い土壌の畑地ではmチップ栽培は、しないほうが無難。

 *チップ投入農場の温度:外気温30℃-マルチ上41℃-地下5cm28度-地下15cm27℃
  根の発育温度は、25℃を超えると発育阻害すると言われているが、大丈夫。

 ≪詳細は、シンポジューム資料をご覧下さい。≫

 ヒロのチップ投入畑地でも温度は、かなり高温でマルチ上42~43℃(夏場47~48℃)、だったので、クールダウンが必要でした。しかし、高温化でも大多数は生育しています。