魅惑のブルーベリー

新規就農奮闘記。非農家から、ブルーベリー観光農園設立までの様子。野菜や果樹の栽培風景、愛犬コーギーとの楽しい毎日など。

本日雨につき・・・接木実施

2008-03-31 19:49:45 | 栽培
スパルタンの穂木を使い接ぎ木しました。
台木は、接ぎ木用に【鉢植え】していた
ホームベルとティフブルーを使用。
 接ぎ木用テープは、ビニールハウスの切れ端で、
また接ぎ木用ロウは、木工ボンドで代用可能。
4時間で20本(鉢)作成しました。
つまり1本当たり12分。昨年に比べたら約半分の時間で、
出来るようになりました。
もうちょっと早く出来るとよいのですが・・・。
 後は、活着率の問題です。
昨年の技術レベルを考えると、
『かなりいい加減!』でしたが、
そこそこ活着していたので、
一般に言われる程、難しくは無いと思われます。



硫黄の散布

2007-12-23 11:13:12 | 栽培
ブルーベリー畑の土壌pHが高くなってきたので、
硫黄粉を散布しました。
 硫黄粉:細井化学 20kg:約¥3.500前後 JAで購入
 ハイブッシュ系品種は、約6.0未満、
中でもスパルタンは、5.0以下 を目安にしています。

ラビットアイ系品種は、樹勢が強いので、
クロロシス症状が出ているときに、対処しています。

 ウチでは、表面に撒いて軽くすきこんでいます。
本格的にpHを下げたい場合は、100kG/10a
が目安です。
 もうちょっと値段が安いと良いのですが、
高すぎる感がありますね!

 『誰かもっと安価に入手する方法ご存知ないですか?』

 




チップ敷きの途中です。

2007-03-17 01:52:29 | 栽培

畑全面にチップを、再投入しています。

今回、株元だけ空けてさらに30cm厚程度、行いました。

今年度の生育が、更に良好になることを期待したいますが、

全て、思考錯誤の連続です。 

作業の段取りや、生育結果は、全て自己責任になり、

これはこれで、『中々辛~い!』ものがありますねー。

 


1年後、根域の生育調査

2007-02-19 00:10:51 | 栽培

昨年2月に植えた2年生苗の、根の生育調査しました。

写真は、ラビットアイのオースチンです。

根元表面のチップ約5~10cmを取り去ると根が見えてきました。

根は、株元中心に直径60~100cmの円形に広がっています。

植付け時は、12~13cmのポット苗でしたから

1年間で、かなり根が広がったと思います。

モミガラとピートモスの投入により根域の通気性は、

確保されていましたが、

下部の粘性赤土部へは、根の生育は見られませんでした。

今後は、さらにチップの投入により根域を拡大していきます。


チップを追加投入しました。

2007-02-16 22:27:20 | 栽培

昨年ブルーベリーを植付けした畑の

チップ(雑木樹のチップ)が、少なくなったので

追加投入しました。

植付け時に入れた時は、チップの発酵熱による

苗木のダメージが心配で、

 20~30cm厚程度を限度に入れましたが、

1年後では、かなりペチャンコになってしまいました。

チップは、『チョット多すぎるんじゃない?』と思うぐらい

入れても良かったみたいです。

 チップの下層は、『かなり土っぽくなっていて良い感じ!』です。

植付け当時、元の土が【粘土っぽい赤土】のため通気性、有機物含量が

イマイチ良くないためチップ投入は、必須でした。

予想通り根は、株下の元土からチップの中~上方に伸びてきており

生育は比較的良好です。

でも、余り上層にくると、乾燥や太陽熱の影響が懸念されるので、

チップは毎年、追加しないとダメだと思っています。


ミスティーの花芽

2007-02-06 23:32:13 | 栽培
今年は、全国的にかなり暖冬傾向ですねー。
埼玉県南部地域でも、まだ積雪が
全くありません。
露地農地においてあるミスティの花芽が
かなり膨らんできました。
開花もかなり早そうですよー!
当地では果実成熟は6月中以降です。
成木のみならず幼木でも花芽の数が多すぎるので、
剪定/摘果は必須作業です。


田原さんのご指導いただきました!

2007-02-04 01:01:48 | 栽培
NPO法人”デイケアぶどうの木”さんのブルーベリー
農園(約3a)で植付けが開始されました。

”ぶどうの木”さんは、知的障害者への支援団体ですが、
当日は、関係者やボランティアの方々が沢山来ていました。
私も、微力ながらお手伝いさせて戴きました。
現地農園は、水田転換園で土を盛り上げて作った農園です。
1000本の苗木を植え付ける予定です。

 苗木の植付け指導には、柳田モデル農場の田原さんが、
わざわざ来園されました。
ブルーベリーのお話を色々伺い、ほんとに有意義な時間でした!!
自分の知識の無さ痛感し、また疑問点などだいぶ解消出来ました。

苗木の植付けで一番驚いたのは、『根鉢の崩す度合い』でした。
私の場合、根鉢全体の表面を軽く崩す程度でしたが、田原さんの方法は、
かなり大胆に切り開く(まるでグレープフルーツの中身を取り出した皮の状態)
方法でした。
『え!?そこまで切り開くの??』って感じでした。
施肥は、5月~と言っていましたが、
切られた根の状態から推察すると、
納得できました。


農地のPHチェック

2007-01-30 19:32:59 | 栽培
農業普及所主催の剪定講習会でしたが、ブルーベリー研究会会員農地の土壌PHチェックも行いました。
 4年前にピートモス40~50L/1株投入して植え付けた
株元を測定してみましたが、PHは6.8でした。PH6.8は、チョット高いですねー。現況の生育は、ラビットアイ(ティフ)系良好でしたが、ハイブッシュ(ダロー、スパルタン)系は、不良でした。品種の感受性の差が正直に出た結果だと思いました。
また、4年も経つと、ピートモスは跡形もありませんでした。
 やはり、チップとピートモスは追加投入必要、定期的な土壌のPHチェックが必要という結論でした。

植物と話してますか?

2007-01-23 00:23:26 | 栽培
いつもブルーベリー農園に入ると、
木々達に声をかけています。
『おはよう!元気だった?』 とか 『お!元気そうだねー!』
『虫に食べられて痛かった?可愛そうだったねー』とか
『みんな元気だとパパも嬉しいよー』とか・・(笑)。

 すると、【木々達の視線】?を感じるんです。ほんとに!!


 先日から、読んでいる【循環農法】41~42pに、同じような記述がありました。

【・・・稲には意識があり、心があるのです。一般農家は「肥え」をかけているとき「声」をかけるのです。「おはよう!」ただそれだけです。たったそれだけで稲は美味しい米に成長し・・・驚異的な・・・命ある米を作ってくれるのです。】

野菜にモーツアルトを聞かせて生育を促している農園もありましたねー。

植物達は、ヒトの言葉は、理解出来なくても、
【異なるチャンネル】で、
外環境(私達のこと)を、推し量っているのかも知れませんヨ。


出来たら、一本一本の木々達に名前を付けて呼んであげると良いかもしれません。
『ジェニファーおはようー!』『キャサリンも元気?』
『ハイ!スティーブ!調子どおー?』

『何で外国人の名前が出てくるのかなあー?』
『何となく・・・』
『欧米か~?!』(笑)