つくば国際会議場にて、
第3会ブルーベリー国際セミナーが開催されました。
☆整枝・剪定のまとめ(抜粋)
@ハイブッシュ
1.NHとSHは、同様の選定方法で良い。
2.ミスティ、ミレニアム、ヂュークなど過剰花芽になり易い。剪定で除去必要。
3.過剰花芽は、温暖な気候条件下で形成され易い。
4.過剰花芽は、果粒を小粒にし、成熟遅らせ、樹勢弱くする。
5.花芽は、1シュートで4~6個にする。
6.大粒果は、旺盛なシュートの大きな花芽からできる。
@ラビットアイ
1.ハイブシュと比べ花芽過多問題は少ない。花芽の間引き剪定で果粒は大きくなる。
2.生産性を保ち樹高調整することが重要な問題となる。
a.土壌の有機物含量2%以上の土壌には植え付けない。
b.樹勢に合わせて肥料調整する。有機物含量2%以上の土壌では、ほとんど肥料は必 要でない。
c.夏季剪定が特に必要。旺盛なシュートの選定で、過樹高防止する。
夏季剪定の時期は、地域差・方法差がある。
再徒長するか花芽形成するかの時期見極めが必要。
最後に、玉田先生の言葉
『ブルーベリーの剪定はそう難しくもないが、そう簡単でもない。』
剪定の経験を積み重ねる。
以上