三ツ星温泉

温泉を星なし~三ツ星まで勝手に評価していきます!
初めての方はカテゴリー「はじめにお読みください」をご覧ください。

湯谷温泉7号泉 鳳液泉の足湯(利修仙人の足湯) ★

2022年01月03日 | 愛知県の温泉

東海道新幹線の豊橋駅は、二時間に1本「ひかり」が停車する愛知県でも有数の町である。
そこから飯田線に乗り換えて、各駅停車で約1時間15分程、日に2本ある特急「伊那路」では45分で湯谷温泉駅に到着する。
渓谷沿いの風情のある温泉街だ。
新東名高速道路が開通してからは、新城ICから30分も掛からない距離になり利便性が増している。

温泉街の入口に、無料の駐車場と足湯がある。駅からは少々歩く。

こじんまりした足湯で、3・4人同時に座ったら満員だ。
湯温は足湯に丁度良い43℃に保たれており、ずっと足を入れていられるだろう。
寸志の盗難があったようで、防犯カメラが設置されていたり、利用時間が決まっていたり、少し物々しい雰囲気があるように思ったことが残念だ。

湯谷温泉は渓谷沿いに個性的な岩があったり滝があったり、近くには鳳来寺山もありコンパクトに観光スポットが点在する。
日帰りで訪れても宿泊で訪れても良い温泉地だと思う。

また、足湯の前には温泉スタンドもあることを付記しておく。


★ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(低張性中性温泉) 自家源泉湧出量:不明
愛知県新城市豊岡字地蔵元6
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アパ名古屋丸の内温泉 玄要の湯 ★

2019年07月24日 | 愛知県の温泉

言わずと知れたホテルチェーンのAPAである。
部屋が狭いなど、居心地の悪い部分もあるだろう。

名古屋駅から地下鉄で2駅の「APA VILLA 名古屋丸の内駅前」も、一見、そのような普通のAPAホテルである。
しかし、ここのAPAは侮れない。

最上階の14階に大浴場があるのだが、なんとガチな天然温泉である。
誰が、名古屋駅から近いAPAホテルに天然温泉が湧いていると思うだろうか。





内湯と露天風呂があり、いずれも無味無臭の茶褐色の湯である。(若干の塩素臭は感じられる)
内湯の方は、少量ではあるものの絶えず源泉が注がれているように見えるが、加温循環式を併用している。

露天は完全な加温循環式だ。
目隠しのルーバーがあり、近隣のビルからは見えないようになってはいるものの、しっかりと屋外にあり開放感がある。

単純温泉だが、湯上りの保温感はしっかりとしており、少しだけ長湯しただけでも湯あたりするほどの泉質だ。
ビジネスホテルで、このレベルはなかなかのものである。
名古屋出張があり宿泊をしなければならない場合には、温泉好きならば、検討をしてほしいホテルである。

なお、基本的には宿泊者用で、温泉だけの日帰り入浴は実施していないが、部屋を12~17時の間に使えるデイユースプラン(3,500円程度)があるので付記しておく。


★ 単純温泉(低張性 中性 低温泉) 自家源泉湧出量 不明
愛知県名古屋市中区丸の内2-17-28「APA VILLA ホテル 名古屋丸の内駅前」
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石畳源泉 石畳足湯 ★★★

2019年01月05日 | 愛知県の温泉

愛知県豊田市(旧藤岡町)の山中にある足湯だ。
アクセスはかなり悪く、猿投グリーンロードの中山I.Cか東海環状道の豊田藤岡I.Cが最寄になるが、いずれもI.Cから30分弱かかるだろう。
公共交通機関で行くのもかなり大変で、豊田市駅からコミュニティバスを乗り継いでいくことになる。

この足湯は、石畳ふれあい広場の一画にあり、無料で入ることが出来るのだが、レベルが高い。
筆者は3度も行ったリピーターである。
つまり、わざわざ行く価値があるということだ。

まず、広い。
湯温も丁度良く、足湯でありながら深さもあり、芯から温まることが出来る。
そして、施設がきれいだ。足湯のためだけにあるとは思えないレベルである。

泉質は、アルカリ性単純弱放射能温泉(低張性アルカリ性低温泉)で、無色ほぼ無臭で少しとろみがある。
なんと温泉スタンドもあり、ポリタンクを持参すれば、50円で100Lまで温泉を持って帰ることも出来る。
石畳源泉には日帰り入浴施設や旅館などが無く、この足湯と温泉スタンドのみのため、肩まで浸かりたい人は、ポリタンクをたくさん持っていき、自宅の風呂で沸かしてほしい。


長閑で、少し小旅行をした気分にもなれる。
泉質や湯温も良く、ずっと居たくなる。小説や漫画を持っていくと良いだろう。
広いため、周りが気になることはない。足湯でありがちな順番待ちしている人を気にすることもないのだ。

2019年1月現在、筆者が訪れた足湯の中でトップに君臨する足湯である。
足湯でありながら堂々の三ッ星である。

★★★ アルカリ性単純弱放射能温泉(低張性アルカリ性低温泉)自家源泉湧出量80.4L/分
愛知県豊田市石畳町池ノ平318−1
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藤の香 松竹温泉 天風の湯

2018年09月18日 | 愛知県の温泉

名鉄犬山線の江南駅から2・3kmの位置にある。
アピタの大型店舗に隣接している。

施設内は和のテイストでまとめられ、くつろぐことが出来る。
無料の漫画コーナーが充実していて、ごろ寝しながら読んでいる人が多かったのが印象的だった。

料金は720円(土日820円)と、平均的な値段だ。

浴場はごくありふれたものだったが、子ども用の浅い湯船があったことが他と少し違う。
露天の1段上がった岩風呂は、源泉風呂でかけ流しだった。

源泉名は「藤の香」で、江南市で有名な藤棚からとったものだろう。

アルカリ独特のゴムのような匂いを感じることが出来た。

とはいえ、わざわざ足を運ぶほど特筆されるものはなく、近くにあったら良い温泉という程度だった。


ナトリウム-塩化物温泉(低張性・弱アルカリ性・低温泉) 72L/分

愛知県江南市前飛保町栄378-15 
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長久手温泉 ござらっせ ★★

2018年06月30日 | 愛知県の温泉

名古屋市のベッドタウンとして発展が目覚ましい長久手市。

名古屋駅から地下鉄東山線に乗り、終点の藤が丘が入口だ。
そこからリニモに乗り換えると、長久手の町に入る。

東名高速の名古屋ICからも近く、万博の会場があったと言えば分かり易いだろうか。
高速のICが近いことは、土地柄、発展に寄与したことだろう。

そんな長久手市にある温泉施設がござらっせだ。

前述の藤が丘駅からシャトルバスが出ている。

車の場合は、トヨタ博物館の少し先の交差点を左折し、瀬戸のTVタワーを目指して道なりに行くと発見できる。

駐車場が広く、建物も大きい。
中に入ると、その広さを感じることになる。
 
入浴料は700円。
和と洋の風呂が入れ替えになっており、筆者が利用した日は男性は洋風呂だった。

天井が高く、浴室も広い。
日本最大規模(?)の炭酸風呂を押し出していたが、筆者的にはしっかりと源泉風呂があったことを強調したい。

泉質は、ナトリウム―塩化物泉(低張性アルカリ性低温泉)で、臭素もある。
洋風呂では、ほかの浴室よりも1階分高く浴室全体を見渡せる位置に配置されていた。

露天風呂にも天然温泉が含まれているようだが、こちらは温泉を感じることはほぼ出来なかった。

なお、ナトリウム系なので保温効果は高く、湯上り後もしばらく汗が噴き出てきた。

施設がゆったり作られており、家族連れにはよいだろう。
また、源泉もあるため、温泉マニアにも好かれると思う。

ベッドタウンにある温泉としては、かなりレベルが高い。


★★ ナトリウム―塩化物泉(低調性アルカリ性低温泉)120L/分

愛知県長久手市前熊下田170
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スーパー銭湯 いなざわ温泉 楽だの湯

2018年06月24日 | 愛知県の温泉

愛知県西部の幹線道路である西尾張中央道沿いにあり、稲沢市役所から非常に近い。
鉄道は名鉄の国府宮が近いが、直線距離はそこそこあるため、徒歩では厳しいだろう。

以前、「ゆいの郷」としてオープンしたが、たったの3カ月で閉店。
会社自体が倒産したそうだ。

そこで、以前当ブログでも紹介した、近くのスーパー銭湯が購入し、営業しているようである。
(参考:スーパー銭湯 いちのみや温泉 楽だの湯

いちのみやと同様に、平日モーニングサービスがあり、利用料金は平日480円と格安。(土日は580円)
決して古い施設ではないのだが、安くないと利用はしようとは思わないかもしれない。

炭酸泉が広く、露天風呂もまぁまぁの広さだった。
なお、自家源泉の天然温泉ではなく、一部の湯船のみ運搬の温泉を利用しているようである。

わざわざ行く必要はないが、近くに住んでいれば、安価なので利用しても良いというところか。


愛知県稲沢市桜木1-10-16
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永和温泉 みそぎ湯 ★★

2018年04月07日 | 愛知県の温泉

東海地区指折りの珍湯として知られる温泉だ。
有名な温泉ブロガーは、まず間違いなく入っている。

実は筆者の家からはそれほど遠くない。

JR関西本線の永和駅から北西に500m程で、通りから1本入った住宅街の中にレトロな日用品店があり、その裏手にある。

とにかく見つけづらく、仮に見つけても「ここで良いのだろうか」と不安にしかならない。

みそぎ湯は信者専用の湯であり、初回入湯時は、教祖様にお経を唱えて頂いてからでないと入浴はできない。
祭壇に200円を納めて、入浴をさせていただく。
なお、決して勧誘などはないのでご安心頂きたい。
ありがたい心をもって入湯すればOKだ。

その祭壇は写真のようなところだ。
これだけでも珍湯と呼ばれる所以がわかるだろう。



祭壇の左の細い通路を行くと、掘立て小屋があり、そこが目的のみそぎ湯だ。
男女は別になっており、扉を開けると1畳ほどの脱衣所がある。

そして、いざ浴室へ。
三段になったコンクリートのお手製湯船で、ホースから源泉が常に注がれ続けている。
湯量は豊富だ。

しかも、泉質もよく、入浴後の体は軽くなり、温かさも持続する。

洗い場と呼べるものは無く、水道の蛇口が一つあるだけで、常連は湯船から直接お湯をすくって体を洗う。

男女間の壁は薄く、天井も開いているため、「今から出るよー」といった夫婦のやり取りも見られる。


さて、この温泉だが、実は教祖様が掘ったわけではない。

この一帯は、永和温泉開発という会社から温泉を引くことが出来るのだ。
一般家庭でも7,100円/月の料金で温泉が引けてしまうというのだから羨ましい。

筆者は興味本位で源泉まで行ってみたが、そこで驚いたことがある。
なんと、農業用水路に源泉が常に大量に注がれており、冬眠するはずの亀が冬場でもすいすいと泳いでいたのだ。
その捨てている源泉を他にも使えないのだろうかと、本気で思ったほどだ。

なお、住民以外でこの永和温泉に入るには、このみそぎ湯しか方法がない。
そういった点からも、貴重でありがたく、珍湯と呼ばれるもう一つの所以かもしれない。

泉質、そして特異性からも二つ星としたい。


★★ ナトリウム―塩化物・炭酸水素塩泉(低張性弱アルカリ性高温泉)

愛知県愛西市大井町浦田面686
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JAあいち知多あぐりタウン温泉 天然温泉 めぐみの湯 ★

2018年01月08日 | 愛知県の温泉
名古屋市の南にあり、名古屋から新快速で14分の市が大府(おおぶ)だ。

広大な敷地の「あいち健康の森公園」は、大府駅からバスで数分である。
車の場合は、知多半島道路の大府東海ICからが近い。

その公園の対面に、JAあぐりタウン元気の郷と呼ばれる複合施設がある。
野菜の直売場や飲食店、キッズパーク、バーベキュースペース、出来立てパン屋など、大きな施設だ。
その一番奥にあるのが、めぐみの湯である。

奥行きがある2階建ての建物で、玄関を入ると赤い正面階段があり印象的だ。

施設の外には、足湯の「ちゃぷーん」がある。
100円を払うとゲートが開く仕組みだ。
珍しい有料の足湯であり、広くてゆっくりすることができる。


さて、めぐみの湯は、一人700円を支払って入る。
筆者は今回、別料金を支払う貸切風呂を利用した。
部屋によって料金は違い、今回利用した部屋は1,600円(1.5時間)の大理石風呂だった。
その他に、岩風呂や檜風呂があるそうだ。

なお、貸切風呂は他と動線が分けられており、風呂場に行く前の最初の段階から心にゆとりが出来た。
1.5時間という長い貸切時間も魅力的で、時間に追われる心配は全くなかった。


泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉で、浴槽の淵には塩の堆積物が出来ていた。
塩っ気があり、だいぶヌメりのある湯だった。なお、塩素消毒臭はある。

加温循環式で、残念ながらかけ流しではないが、なかなかの湯だった。
施設も清潔感があり、元気の郷自体の活気もあり、雰囲気も良いと感じた。
近くにこのような施設があったら、定期的に通ってしまいそうだ。


★ ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 自家源泉湧出量 204L/分

愛知県大府市吉田町正右エ門新田1-1
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スーパー銭湯 いちのみや温泉 楽だの湯

2017年12月10日 | 愛知県の温泉

愛知県の北西端にある市が一宮市だ。
いくつかの町を合併して今の大きさになっている。

今回紹介するのは、元々の一宮市エリアにあるスーパー銭湯。
駅で言うと、名鉄名古屋本線の妙興寺駅から東の方向にある。

名古屋から車で来ると、名古屋市西区で庄内川を渡り、枇杷島を通ってひたすら北上。
リーフウォーク稲沢を左に見ながら、名神高速をくぐって直ぐの辺りだ。

施設については、浴室内は天井が高いくらいしか特徴は無く、よくあるスーパー銭湯だ。
ロビーも同様に天井が高いので、写真を貼っておく。

ここは、有名な関牛乳が飲める。
関牛乳はロビーでしか買えないので注意して欲しい。ちなみに、脱衣所の自販機は明治牛乳である。

さて、一宮と言えばモーニング発祥の地として、東海地区では有名である。

今や名古屋の文化の一つとして全国的に有名になった感はあるが、朝食を喫茶店で食べる文化のある東海地区では、コーヒー一杯の料金で、トーストやサラダといったおまけが付くのだ。
一宮では、もはやアホではないかと言うほど、喫茶店同士のし烈な争いが行われている。
和食だったり、バイキングだったり、もう何でもござれだ。

その争いは、なんと温浴施設にまで及ぶ。

残念ながら、天然温泉ではなく人工の温泉だが、この「楽だの湯」の特徴はモーニングである。

朝7時半からオープンしており、平日は450円の風呂の料金でモーニングが食べられるのだ。
なお、土日は500円に値段が上がるものの、モーニングサービスは行われていないので注意してほしい。


愛知県一宮市多加木1-28-1
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尾張温泉 足湯かにえの郷 ★

2017年10月17日 | 愛知県の温泉



名古屋市の西隣の蟹江町にある足湯施設。

名古屋からは車で30分、電車だと10分もあれば最寄りの近鉄蟹江駅に着いてしまう。
近鉄蟹江から歩くと15分くらいだろうか。
住宅地の中にある足湯施設だ。

以前、このすぐ近くの「尾張温泉東海センター」を紹介しているが、その付録みたいな施設である。

源泉かけ流しで、程良いあつ湯だ。
硫黄の香りがほのかに香る。

土日ともなると、タオル片手に車や原付・自転車などで、地元をはじめとした多くの人々が訪れ、中々入れない印象がある。

足湯は1漕だが、右手と左手で浴槽の床が異なり、写真のように足つぼの刺激も可能だ。


また、手湯があることも特筆される。これはなかなか珍しい。


泉質は単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)で、穂のかに硫黄臭がある。
足を浸けていると、程なく体がぽかぽかしてくる。

おそらく、名古屋から一番近くにありながら、愛知県の中でも有数の良い足湯だと思う。


★ 単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)

愛知県海部郡蟹江町大字西之森字長瀬下65-46
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