三ツ星温泉

温泉を星なし~三ツ星まで勝手に評価していきます!
初めての方はカテゴリー「はじめにお読みください」をご覧ください。

祖父江温泉 祖父江ふれあいの郷

2017年05月27日 | 愛知県の温泉

愛知県尾張西部、旧祖父江町(現稲沢市)の西端、木曽川の堤防手前にある施設。
福祉センターである。

公共交通機関利用の場合には、名鉄尾西線・森上駅から稲沢市コミュニティバスとなるが、本数が極端に少ないので、車でのアクセスになるだろう。
なお、善光寺東海別院が近くにあり、観光で行く場合には寄ってみると良い。


外には足湯があったが、入っている人はまず見かけなく、汚れが浮いていた。
この足湯は源泉であり茶褐色であった。
筆者はしっかりと足を入れてみたが、だいぶぬるかった。源泉温度のままであろうか。

さて、浴場に入る訳だが、玄関は、温泉施設というよりかは完全に福祉センターのそれである。
木曽川を挟んでほぼ反対側にある羽島温泉を思いだす。
(合わせて羽島温泉も読んでほしい)

料金は240円と格安。
シャンプー類は置いていないので、持参しよう。



(内湯の写真はパンフレットから拝借した)

浴室はやや小ぶりで、露天風呂も小ぶりだった。
露天風呂は、外の広さに比べだいぶ小さく作られており、少々物寂しかった。

料金の安さと、天然温泉ということからか、地元の老人たちの憩いの場になっているようだ。
筆者がこれまで行った施設の中でも、入浴者の平均年齢はトップクラスであろう。
また、芋洗いとまでは言わないが、人口密度がだいぶ高かった。

泉質は、ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(低張性弱アルカリ性低温泉)で、少し塩っ気を感じたが、消毒の量が多く、また加水・加温もしているので、天然温泉を存分に感じるとまでは言えなかった。
なお、循環式である。

外の足湯のような源泉に近い湯船があると嬉しいのだが。


ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(低張性弱アルカリ性低温泉)

稲沢市祖父江町祖父江柿ノ木104番地1
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百楽泉 ★★

2017年05月21日 | 山梨県の温泉

山梨県甲斐市にある市民温泉3つの内の一つである。
百楽泉がある場所は旧双葉町で、甲府から山の中腹を走る茅ヶ岳広域農道沿いにある。
中央高速の韮崎ICから10分弱程度だ。

なお、広域農道は中央高速とほぼ並行し、道が広く整備されており裏道として重宝されるが、あくまで農道なので、農耕車が優先である。

通常、温泉というと、○○温泉という源泉名であり、施設名が○○の里・○○センター・○○の湯などと名付けられているものだが、ここ百楽泉は、源泉名が「百楽泉」であり、施設名も「百楽泉」である。
これはあるようでなかなか無く、珍しい。

料金は一般800円、甲斐市民であれば400円である。
市民は半額とは、羨ましい。

泉質はシンプルなアルカリ性単純温泉のやわらかいお湯で、源泉かけ流し。
贅沢にオーバーフローしていた。

湯船は2つで、ジャグジー湯と通常の大浴場であるが、素晴らしいのが眺望である。
茅ヶ岳の裾野に位置することから、目の前に南アルプスの山々が丁度良い高さで見える。



筆者は、温泉にハマる前から日本全国を旅しているが、甲斐市や隣の北杜市は、日本で一番山がきれいな所と信じて疑わない。
目の前には南アルプス、左手には富士山、右手には八ヶ岳、そして後方には茅ヶ岳である。

空気の澄んだ晴れた日に、この辺をドライブしているだけで幸せな気持ちになってくる。

この百楽泉を含め、一度訪れてほしい地域だ。


★★ アルカリ性単純温泉(低張性・アルカリ性・低温泉)589L/分

山梨県甲斐市宇津谷1715-1
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上諏訪温泉(柳並源泉) JR上諏訪駅足湯 ★

2017年05月20日 | 長野県の温泉

言わずと知れた、全国でも珍しい駅ホームにある足湯である。

以前は足湯ではなく、しっかりと露天風呂があったのだが、時代の流れで足湯になったのだろう。
ちなみに、筆者は足湯時代しか知らない。

足湯は、改札から入ったすぐ手前のホームにある。
ホームに足湯の表示があり、すぐに分かる。

乗車券を持っていれば誰でも入ることが出来る。
車で行く場合には入場券を買えばOKだが、せっかくホームにある足湯なので、電車で訪れ旅情を感じてほしい。

なお、特急「あずさ」の新宿行はこのホームに停まるので、発車前に足湯に浸かる人を多く見かける。


足湯は、一度に最大10人くらいは浸かれるだろうか。

豊富な湯量を誇る上諏訪温泉だけに、もちろんかけ流しである。
温度も丁度良い。


足湯の横には、手湯と天然水の蛇口もある。
空のペットボトルを持っていきたいところである。

足湯とは言え、温泉通ならば一度は行っておきたい名湯だ。


★ 単純温泉(アルカリ性単純温泉) 約8,000L/分(上諏訪温泉全体で)

長野県諏訪市諏訪 JR上諏訪駅構内
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【番外編】 くつろぎ湯処あまの足湯

2017年05月14日 | 愛知県の温泉


今回は番外編。
足湯ではあるが、温泉ではない。



愛知県あま市某所の会社敷地内にある。

オープン時間は平日は15~17時、土曜は9~17時で無料だ。

会社役員の趣味か、地域へのサービスなのかは不明だが、住宅街に突如現れるので、不思議な印象を受ける。
しっかりと造られており、机もあるのが良い。

自宅の近くにこんな足湯があったら、ペットボトルと漫画を持ち込んで、ゆっくりしてしまいそうだ。



愛知県あま市七宝町某所会社敷地内 (東名阪道 名古屋西ICから車で数分)
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やまと温泉 やすらぎ館

2017年05月13日 | 岐阜県の温泉
前回の記事(ことといの泉の足湯)とセットで覚えておいてほしい施設である。

道の駅古今伝授の里やまとに隣接している日帰り温泉施設が、やすらぎ館だ。
入館料は700円。

泉質はことといの泉と同じで、ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉。
加水をしておらずかけ流し(循環)とのことだが、だいぶ塩素消毒をしていると思われ、温泉感はほぼ感じられなかった。


場所柄、利用者が多くゆっくりと入れる印象ではない。
温泉に滑り台があるのが珍しく、子ども連れの家族層がターゲットかもしれない。

名古屋から比較的近く、かつ郡上八幡の観光もでき、道の駅に併設されているので、ついでで訪れるには非常に良い環境と思う。


ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 自家源泉湧出量 200L/分

岐阜県郡上市大和町剣189
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やまと温泉 道の駅古今伝授の里やまと ことといの泉 ★★

2017年05月07日 | 岐阜県の温泉

東海北陸道のぎふ大和ICから10分程度の距離にある道の駅。

名古屋からそれほど遠くなく、郡上八幡観光や、高鷲付近のスキー場と合わせられるため、繁盛している道の駅だと思う。

郷土料理やお土産コーナーだけでなく、やまと温泉やすらぎ館という温泉施設も併設されており、施設が充実していて飽きない道の駅だ。

そんな道の駅の真ん中に、洞(ほこら)のような建物がある。
これが、足湯「ことといの泉」だ。


雨にぬれず風も当たらず(それでも冬場は寒いが)、それでいて十分な広さが確保されている。

故に、多くの人が利用する。
撮影した日は連休中だったこともあり、大混雑だった。

ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉の湯は、源泉かけ流しである。
じわじわと温かくなってくる。

雰囲気もよく、道の駅も長居できるので、わざわざ行くくらい価値のあるレベルの高い足湯だと思う。


★★ ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉

岐阜県郡上市大和町剣189
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美人の湯しろとり温泉 美人の湯しろとり ★★★

2017年05月04日 | 岐阜県の温泉

東海北陸道と中部縦貫道の福井方面が別れる白鳥IC、現在東海北陸道はここまでが2車線区間となっており、ここを先頭に渋滞が発生することが非常に多い。
(飛騨清見まで2車線区間を伸ばすべく工事中だが、もうしばらくかかるだろう)

そんな時は高速を降りてしまって、美人の湯に浸かってはいかがだろうか。
白鳥ICからは5分かからないくらいの距離である。

また、長良川鉄道の美濃白鳥駅からもタクシーで5分程度と思う。
観光列車「ながら」との組み合わせもありではないだろうか。

広大な駐車場に車を停め、建物に入る。

厚い絨毯や薄暗めの照明など、旅館のロビーを思わせる造りだ。
入館料は750円だが、道の駅などで100円の割引券が置いてあることが多いので、探してみると良い。

浴室は階段を降りたところにある。
この階段にも絵画があったり、壺が置いてあったりと、旅館っぽい雰囲気。

浴室の入り口にはしっかりとした飲泉処があった。
このような飲泉処は非常に珍しいと思う。
なお、この飲泉処からは硫黄臭を感じることが出来た。

さて、浴室に移る。
まず内風呂の浴槽が広くガラス張りの外に庭園が広がり、開放感がある。

露天は、その庭園を目の前にして、大きな東屋風の屋根の下に小2つの浴槽と寝ころび湯がある。
(大屋根は郡上一揆の唐笠連判状をイメージしたものだそうだ)

かなり開放的であり、湯上りに外で涼んでいると心地よい。
多種の植物が植えられており、四季折々の表情を見せてくれることだろう。

ここの泉質は有名であるが、ナトリウム-炭酸水素塩泉のトロっとした湯である。
このトロみは、日帰り施設であれば東海地区指折りのものと思う。

かけ流しではなく循環ではあるが、源泉100%の湯なので満喫してもらいたい。
なお、飲泉処で感じた硫黄臭を、湯船ではほとんど感じることが出来なかった。


施設の質や泉質など、満足度は高い。
男女別浴室の他、貸切湯もあるそうで、家族で訪れても良い。
ゆっくりと湯あみをする気持ちで訪れてほしい一湯だ。

追記:2020年に閉館したものの、2021年3月に「美人の湯しろとり温泉かみほの湯」として再出発。
   フィットネスジムを備えた施設へと生まれ変わったそうです。

★★★ ナトリウム-炭酸水素塩泉 自家源泉湧出量 278L/分
岐阜県郡上市白鳥町邦留32
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大白川温泉 道の駅飛騨白山の足湯

2017年05月03日 | 岐阜県の温泉

世界遺産で有名な岐阜県の白川郷から、国道156号で南へ10分程のところにある道の駅。
霊峰白山の登山口として知られている所らしい。

さらに南に行くと、御母衣ダムを横目にしつつ東海北陸道の荘川ICへとたどり着く。
高速道路は、高山に近づくためかだいぶ遠回りをしているので、直線距離はこの国道156号の方がずっと近い。

沿道にこれと言って観るところがないからか、この道の駅も閑散としたイメージがある。

施設の端に、こじんまりと足湯がある。

泉質は含硫黄-ナトリウム-塩化物泉で無色。
鼻を湯に近づけて、ほんの僅かに硫黄臭がする程度だ。

温度は程良い熱さで、足湯には丁度よかった。
10分程度浸かっていたが、足の疲れは十分とることが出来た。

冬が長く雪深いところなんで、ここの足湯を楽しめる時期は短いだろう。
筆者は今回5月の連休に訪れたわけだが、まだ寒く、ダウンのような上着がないと長居は出来そうになかった。


含硫黄-ナトリウム-塩化物泉(低張性アルカリ性高温泉)

岐阜県大野郡白川村平瀬247-7
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