三ツ星温泉

温泉を星なし~三ツ星まで勝手に評価していきます!
初めての方はカテゴリー「はじめにお読みください」をご覧ください。

月岡温泉(5号井,6号井) 清風苑 ★★★

2023年11月04日 | 新潟県の温泉

新潟県で新潟市内から一番近い温泉街だろうか。
新潟駅から白新線に乗り豊栄駅で降りると、各温泉旅館のシャトルバスが迎えに来てくれる。
自家用車であっても、新潟市内から40分程度だろうか。

越後平野が広がる景色を進むと、山の手前に突如温泉街が現れる。
硫黄の香りが漂うお洒落な温泉街である。
筆者はその中でも清風苑に宿泊した。

清風苑の温泉は5号井と6号井の2つの源泉を引き込んでおり、また源泉風呂と沸かし湯の2種類がある。
写真は源泉風呂の入り口である。

源泉風呂は、大人が20人程度入っても足を伸ばせるような大きな浴槽に加え、露天風呂もある。
露天は3,4名程度が浸かれるくらいだ。
泉質は含硫黄-ナトリウム-塩化物泉(弱アルカリ性低張性高温泉)で、エメラルドグリーン色の硫黄の香りが強い湯である。
硫黄の含有量は日本トップクラスだそうで、湯上り後の肌のしっとり感、保温感は相当のものであった。
なお、硫黄の香りも肌に染み込み、1日経っても穂のかに香るくらいであった。

一方、沸かし湯はお湯が足されており、比較的硫黄を感じることもなく軽く温泉を堪能できる。
源泉風呂よりも広く、開放感はこちらの方が上であった。

あくまで温泉の評価であって旅館の評価はしないが、和風な館内で、ホスピタリティに満ち溢れた旅館であった。

筆者の経験の中でも、これほど硫黄を感じ、肌の仕上がりを感じた温泉はそう多くはない。
温泉好きであれば、間違いなく好きになる三ツ星温泉であろう。

★★★ 新潟県新発田市月岡温泉278-2
含硫黄―ナトリウム―塩化物泉(弱アルカリ性低張性高温泉) 源泉湧出量:581L/分(5号井,6号井合算)
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越後湯沢温泉(第1配湯所) 湯沢東映ホテル ★

2020年11月15日 | 新潟県の温泉



「国境の長いトンネルを抜けると、そこは雪國であった」の冒頭の文章があまりにも有名な川端康成の「雪國」の舞台が越後湯沢だ。

令和になった今でも、長いトンネルの存在は変わらない。
上越新幹線の大清水トンネルは陸上のトンネルとしては長らく1位の座に君臨をしていたほどで、上越国境を挟んで群馬と新潟側で天気が違うということはよくある話である。

越後湯沢は、今や雪国の舞台というよりはスキーリゾートや夏場のフェスの開催地として有名であるが、どちらにせよ、温泉街の存在は欠かせない。

湯沢東映ホテルは、越後湯沢の駅から1kmも離れていなく、湯沢高原スキー場のゲレンデに直接出られる位置にある。
湯沢高原ロープウェー乗り場の前でもあり、越後湯沢のホテルの中でも立地は良いだろう。

日帰り入浴も1500円で出来、大勢のスキー客が利用することからと思われるが、浴場は広い。
昨年リニューアルしたばかりで、脱衣所も含めて非常にきれいであった。
広い温泉を満喫するならば、冬場よりもオフシーズンの方が良いかもしれない。

泉質は単純温泉(低張性 弱アルカリ性高温泉)であり、無色透明である。アルカリ系の匂いは感じられた。
3つの源泉(東映源泉、滝の湯2号源泉、熊野3号源泉)からなる混合泉で、第1配湯所というところから引き入れている。
加水はしているが、源泉かけ流しである。

入浴中にはあまり温泉を感じないが、湯上りにはしっかりと温泉を感じられた。

★ 単純温泉(低張性 弱アルカリ性高温泉) 源泉の湧出量890L/分
新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢3459
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越後湯沢温泉(第1配湯所) 足湯かんなっくり

2020年11月14日 | 新潟県の温泉

越後湯沢の温泉街は、越後湯沢駅を中心に南北に伸びている印象だ。
駅から北に10分程歩くと、湯沢高原へと上るロープウェーがあり、山の上は四季を通じて魅力のある観光地だと思う。

ロープウェー乗り場の少し手前の街角にあるのが、かんなっくりだ。
木材をふんだんに使ったお洒落な足湯で、多くの観光客が利用している。

泉質は単純温泉。
第1配湯所から引いており、東映、滝の湯2号、熊野3号の各源泉の混合である。
筆者にはだいぶぬるく感じた。

足湯は入り終わった後に足を拭くのに難儀するが、この足湯は一度足を置く石があり
座面を濡らさなくて済むのが素晴らしいと感じた。
なかなかのアイデアである。

単純温泉(自家源泉湧出量 890L/分)
湯沢町大字湯沢354-9
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越後湯沢温泉 新幹線ホームの手湯

2020年10月31日 | 新潟県の温泉

駅にある温泉施設としては、秋田県のほっどゆだ駅が有名であったり、
足湯では中央本線の上諏訪駅が有名であったりするが、いずれも在来線の話である。
新幹線ホームに温泉に係る施設があるというのは、ここだけではなかろうか。

東京から上越新幹線「とき」に乗って降りたったそのホーム。
11,12番線の中央くらいに、実は手湯がある。

フル規格新幹線のホームにあるのだ。
筆者が思いつく唯一の新幹線ホーム温泉だと思う。

国境の長いトンネルを抜け雪国にきたという印象を、新幹線から降り立ったその瞬間に味わえるのである。
足湯ではないが、冬の寒い時期に降り立つと湯気が出ていて、温泉街に来たと言う雰囲気を演出している。

なお、在来線ホーム1番線にも同様に手湯があるが、今回未撮影なので次に訪れた時に撮影したい。

泉質不明 源泉湧出量不明
新潟県南魚沼郡湯沢町大字湯沢主水2427−1(JR越後湯沢駅11,12番線)
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