三ツ星温泉

温泉を星なし~三ツ星まで勝手に評価していきます!
初めての方はカテゴリー「はじめにお読みください」をご覧ください。

強羅温泉(大涌谷混合泉) 四季の彩手湯

2020年08月30日 | 神奈川県の温泉

2019年の台風で大きな被害を受けしばらく運休が続いていた箱根登山鉄道だが、7月に予定よりも早く全線復旧した。
関係者の努力には頭が下がる。
箱根は登山電車が無いと周遊は非常に難しいからだ。

新宿から小田急ロマンスカーに乗り終点の箱根湯本で乗り換え、さらに40分。
500m以上もの高低差を登り切った所に強羅駅はある。

強羅の温泉街に泊まる人はもちろん、この先ケーブルカーを乗り継いで行く人も利用する箱根の要所となっている駅だ。

駅前の土産物店の前には、手湯があり温泉街だということを感じることが出来る。
ここの温泉は、当blogの過去記事でも触れている大涌谷の混合泉を引いている。

硫黄の香りがするれっきとしたかけ流し温泉。
旅の途中に寄っても損は無い。


神奈川県足柄下郡箱根町強羅(強羅駅前)
単純硫黄泉 源泉湧出量/不明
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有松温泉(1号源泉) れもん湯 ★

2020年08月20日 | 石川県の温泉

金沢駅から金沢工業大学行のバスに乗り20分程度の、寺地バス停前にある銭湯だ。

銭湯なので料金は460円。
シャンプー等は置いていない。

甘い香りのする茶色の柔らかいモール泉が湧いている。
泉質はナトリウム‐塩化物・炭素水素塩泉(弱アルカリ性低張性温泉)だ。
湯船は3つあり、源泉が惜しみなく注がれている様は、銭湯としては珍しいのではないかと思う。

施設は古いが、いつまでも地元に愛される銭湯であってほしいと切に思った。


★ ナトリウム‐塩化物・炭素水素塩泉(弱アルカリ性低張性温泉) 自家源泉湧出量 337L/分
石川県金沢市有松3-11-6
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和倉温泉 総湯 ★★

2020年08月17日 | 石川県の温泉

能登半島の真ん中くらいにあるのが和倉温泉だ。
日本一の高級旅館とも言われる加賀屋を要する日本屈指の温泉地である。

東京から北陸新幹線で2時間半程で能登半島の入り口である金沢へ到着する。
金沢からは七尾線の特急に乗り1時間で和倉温泉駅へ到着する。

大阪からは1日1本だけ直通の特急サンダーバードがあり、乗り換えなしで行くことが出来る。
3時間半ほどの道のりだ。

和倉温泉駅から旅館街へはバスかタクシーを利用することになる。
1~2kmくらいだろうか。歩いていけない距離でもない。

基本的には高級旅館が立ち並ぶ温泉街で、共同湯はこの総湯しかない。
弁天崎源泉槽 第5,8,10,13号源泉から引き入れている。
和倉温泉バスターミナルから直ぐの場所にある。

料金は460円。
源泉かけ流しであり、広場には無料の足湯や飲泉処もある。



泉質はナトリウム・カルシウム‐塩化物泉(高張性弱アルカリ性高温泉)で、無色透明。
飲泉可能なため舐めると、かなりの塩分、エグみを感じるだろう。

塩化物系の温泉でありがちだが、入浴後の肌のツルスベ感はかなりのものであった。

建物がきれいで手ごろな料金、知名度が高い温泉地であり泉質も良い。
その唯一の共同浴場であり、旅館に泊まらずとも入ることが出来る満足度は高い。
二ツ星認定である。

★★ ナトリウム・カルシウム‐塩化物泉(高張性弱アルカリ性高温泉)自家源泉湧出量63L/分
石川県七尾市和倉町ワ6-2
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道志の湯(1号源泉) ★

2020年08月02日 | 山梨県の温泉

山梨県の東端にある村で神奈川県と接しているのが道志村である。
東西に細長く、国道413号が幹線道路だ。

道志の湯は、村のほぼ中央に位置する温泉施設で、国道から1本外れたところにあり、その交差点は気づきにくいほど小さい。
中央道の相模湖IC、都留ICが最寄だろうか。いずれにせよ一山超えなければならない。

渓谷沿いにあり、バーベキューが出来そうな雰囲気だが、近隣にはキャンプ場も多いのでそちらを利用する方が良いだろう。
キャンプ中の入浴はこの道志の湯で良いと思う。一人700円だが、横浜市民は割引が利くそうだ。(横浜市の補助対象施設らしい)

泉質はカルシム・ナトリウム‐硫酸塩冷鉱泉(低張性弱アルカリ性冷鉱泉)で、無色無臭透明だ。泉質に個性は特にない。
源泉温度が低いため加温循環をしているが、その加温方法が面白い。
近隣は林業が盛んらしく、その薪をくべたボイラーによるものなのだ。

温度管理がしやすいのか、露天風呂、内湯2槽の温度は全て違い、42℃のあつ湯もあった。
熱いのが好きな筆者にとっては、ポイントが高い。

都区内や横浜市内から2時間もかからず着くことが出来、なかなかの田舎感を味わえるので、週末のドライブには丁度良いと思う。

(公式パンフレットより拝借)

★ カルシム・ナトリウム‐硫酸塩冷鉱泉(低張性弱アルカリ性冷鉱泉) 自家源泉湧出量77.6L/分
山梨県南都留郡道志村室久保7501
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草塩温泉

2020年08月01日 | 山梨県の温泉
山梨から静岡に抜ける高速道路の中部縦貫道。
北と南からそれぞれ造っており、北からの終点は下部温泉・早川ICだ。
山梨の秘境早川町は、ここから岩だらけの川沿いを西へひたすら進む。
南アルプスの麓だ。



いくつか温泉があるが、最初に看板が現れるのが草塩温泉だ。
本当はもっと奥に行きたかったが、あまりにも遠いので断念をした。

県道から川を渡り細い道を辿って着くことが出来る。
こじんまりしたレトロな建物だ。

温泉のみの利用は550円。町民だと220円と格安だ。

泉質は、ナトリウム‐塩化物・炭酸水素冷塩鉱泉(低張性弱アルカリ性冷鉱泉)で、若干の茶褐色であるもののほぼ無色透明。
源泉かけ流しではなく加温循環式である。
入った後は肌がしっとりとしていた。

ちなみに、草塩温泉には「竹寿司」という江戸前寿司屋さんが併設されている。
早川にほれ込んで東京の店を閉めて開店したそうだ。

ナトリウム‐塩化物・炭酸水素冷塩鉱泉(低張性弱アルカリ性冷鉱泉) 自家源泉湧出量70L/分
山梨県南巨摩郡早川町草塩321-1
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